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帯…♪

2019-03-15 10:31:56 | Weblog
母の着物を譲り受けましたが、帯締めや帯揚げは遠慮しました。
なぜなら、母が着るならコレとコレというふうに彼女のイメージで選ばれた小物だから、私に合うとは限らない。
だから小物は自分でと、存じよりの古着屋さんに相談に行きました。
台の上に置いた着物に帯をそれらしく半幅に折って合わせて…。
「で、どんな感じにしたい?」
と女将さん。
「ん~、二つ考えてて…。一つは極々当たり前の誰でも普通そんな取り合わせにするわよねって感じの、もう一つは私らしいというか、よくそんな取り合わせを選べたねって感じ、そんなところかな」
「そう…、一つ目の当たり前ってのは無しだわね。アナタがそれをやってもつまらない」
試しにと、極当たり前の取り合わせを選ばせてもらって、帯の上に置く。
「ほら、当たり前なんだけど面白くないでしょ」
あ、ほんとだねぇ…。
あれこれと引き出しから出してもらって帯の上に置き、個性的な一本に決定。
つぎに帯揚げを選ぶ。
「どっちに合わせるかよね、帯か帯締めか」
う~ん…、帯に合わせると普通な感じだねぇ…。
帯締めが三色だから、そのグレーがかった緑に合わせたほうがいいかも…。
また引き出しから何枚も出してもらって帯の下からのぞかせる。
「お、コレがいい
「どれどれ…、うん、いいわね
老竹色(おいたけいろ)というのかな、渋~くて浅いモスグリーン。
帰宅して、ちょいと帯を締めてみようかなという気になった。
帯締めと帯揚げも揃ったことだしさ
私はお太鼓と二重太鼓に締めることは出来る。
今回譲り受けた帯は袋帯だから締めるとしたら二重太鼓だけど、着物自体はお洒落着だからな。
せっかく粋な小物を揃えたんだから、帯も粋な感じにしたい。
となると角出しだよねぇ…、それか引き抜き結びか…。
ウェブで検索してみよう。
おぉ、あったあったありました…
なるほど、分かった、では早速…。
手先を左肩にかけて胴帯を巻いていく、というより自分が回って帯に巻き付いていく感じ
手先を下して、たれを……、完成
おぉ、初めてにしては上出来です。
だいいいち着物じゃなくてTシャツの上に締めたからね、下地が安定すればもっときちんと収まる。
桜が咲くころに着物を着て出かけよう
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