アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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バレエそしてアンチエイジング…♪

2015-11-16 09:27:03 | Weblog
両手バーで1番ポジシオン。
音楽のテンポの4分の1のスピードで、ゆ~~っくりデガージェ・ア・ラ・スゴンド。
足の裏でしっかり床を押して脚を擦りだす。
カカトが浮き始めたら足指の関節をひとつずつ床から離していくイメージで足首を伸ばす。
爪先をさらに遠くに指し伸ばすイメージでデガージェ。
足指の先端から、関節一つずつを床に付けていくイメージで足を1番ポジシオンに引きつける。
デガージェ(=ジュテ)をするのに、必ずポワン・タンジュを通過するというのはこういうことです。
この中でとくに のプロセスを無視して安直に足首の力を抜くと、
べったん べったん
と足で床を叩くようなデガージェ・ア・ラ・スゴンドになる
もう一つ、足の練習しましょう。
同じく両手バーで1番ポジシオン。まず右足。
高くカカトを上げてドゥミ・ポワント
足指を中に弾くように指先をのばす。(これでポワントの状態)
足指を床に付けてドゥミ・ポワント。
カカトを下ろしてア・テール。
この のところで足首の力を抜かないことが大事です。
足指をポワントしたその先に跳躍があるわけですから、安定した跳躍のためにもしっかり足指を使うことが必要です。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュやエシャッペを練習したあとアッサンブレのシンプルなアンシェヌマン。
右脚後ろ5番から→右アッサンブレ→タン・ルヴェ→左アッサンブレ→タン・ルヴェ→右アッサンブレ→右シソンヌ・フェルメ・アン・ナヴァン→シャンジュマン→シャンジュマン⇒左アッサンブレ→…………
音楽に合わせて軽くマーキングして、はい、ふたり一緒にどうぞ
……
ちょぉっっと待てっ
「ふたりとも、なぜ跳ばないの?なぜ足首を伸ばさないの?」
マーキングはもう済んだでしょ
アッサンブレは空中で両脚を集めるの。
はい、はじめからどうぞ

ふたりともぉぉぉ…
着地後のプリエは次の跳躍までの間しっかり床をおして“バネ”を貯めるの。
安直に伸び縮みしちゃダメよ。
はい、ひとりずつ。

あ、あのねぇぇぇ…
「爪先が1mmでも床を離れたら、足首は最大限伸ばすのよぉ」
「あ゛… バーでやった足の練習が全部ここに繋がってくるわけだ…」
そうだよ
特殊な指定がない限り、足首がフランフランでいいなんてことは、クラシック・バレエには無い。
さて、アンチエイジング・レッスン
仰向けに寝てストレッチやボールを使った軽い筋トレをしたり。
「わお、マユミさん、面白いソックス履いてるね」
「ぬふっ…ヒヨコちゃん…
赤いヒヨコだ。
ん?ずいぶん気合の入った顔してるヒヨコだね
バーを使ったエクササイズ。
プリエの終盤では両手をバーに置いて肩を入れ、背中や腰を伸ばしていく。
ん、ハルさん、随分背中が伸びてきたじゃない
じゃ、ちょこっとコツを教えましょう。
両腕を大きく後ろから前に回してから両手をバーに置く。
まず少しお尻を引いてお尻から後ろ腿にかけてをストレッチしていく。
背骨を1個ずつ下げるつもりで上体を倒していく。このとき顔はまだ上げたまま。
最後にすぅっと力を抜いて顔を下げる。
おぉぉ、ほら、背中が平らになったじゃない
以前は肩甲骨の間のところが丸くなって固まってたのに、キレイに伸びてきたわ。
「ん~、そぉねぇ…」
あ、なんだ?その上から目線は…。
以前との違いを比べられるように写真とろう
立位体前屈でも以前とは上体を倒す角度が違ってきてるからね、いい感じに進化してるよぉ
それにしてもハルさん、男性にしては珍しく、ピシッと足首を伸ばせるのよね。
もったいないなぁぁ、バレエやらないかなぁぁ、背も高いし、スレンダーだし、見込がありそうなんだけどなぁぁ
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