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木挽町芝居茶屋事件帖 ― シリーズ3作目…♪

2023-01-13 10:55:16 | Weblog
シリーズ3作目が発売となりまして、さっそく読みました

          

『菖蒲ちまき 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
芝居茶屋かささぎを取り仕切る華やかなイケメンの喜八、喜八の幼馴染で相棒でもある渋いイケメンの弥助、かささぎの料理人松次郎、弥助の父親で頼りになる百助、狂言作者の東儀左衛門、鬼勘こと中山勘解由、そのほかちょいと顔を出すレギュラーメンバーみんな元気ですね。
今回は、以前から喜八たちに面妖に絡んでくる大茶屋巴屋の主仁右衛門の正体を探らねばというところから人探しに繋がるという1本の線と、元旗本奴で今は中間となっている男の主がなんと吉良上野介で、殉死について云々するという2本目の線で物語が進んでいきますが、上野介が殉死をどう捉えているかということが、後年の松の廊下事件から赤穂浪士討ち入り事件までを連想させます、シリーズ2作目で中山安兵衛こと後の堀部安兵衛も登場してますからね、こぉれは案外数年後には……と想像しちゃいます。
シリーズ3作目でもやはり事件解決に一役買うのが山村座での偽芝居で、喜八と弥助は否応なしに役者の真似事をさせられてます
シリーズ1作目『初午いなり』は2月、2作目『雛あられ』は3月、本作は『菖蒲ちまき』ですから5月、と季節の行事に絡めてますから次は七夕でしょうかね、楽しみだな
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