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水曜日のアンシャンテ ― 難しいことよね…♪

2024-08-01 10:10:49 | Weblog
バーレッスンのあとセンターレッスン、それからポワントに履き替えて足馴らし。
まずはソロ・ヴァリエーションを一人ずつどうぞ
ヒメさんのプレリュード。
ポワント・ワークがかなり安定してきてるしアームスの動きもかなりしなやかに揺蕩うような曲線を描けるようになってきた…、もちろんまだまだキレイになっていくと思うけどね
1か所だけ(実際には2か所だけど…)もっと改善して欲しいところがあって…。
それは第1フレーズと第4フレーズの終盤に舞台奥で半円を描いて座っているコール・ドに向かってアームスを煽っていくところ…、今回はコンサート作品としてのソロ・ヴァリエーションだから当然コール・ドはいないんだけど、振り付けでそのように想定されていることは理解しておかないと。
あなたが奥に向かってプリエして腰を屈めたとき、そこには半円を描いて座っているシルフィード役のコール・ドが10人(8人だったっけ?)いてね、彼女たちに向かって“さぁ立ち上がりなさい”“舞い上がりなさい”って誘ったり、あるいは地面に落ちている葉っぱを煽って宙に舞わせたり…そんなイメージなのよと説明してある。
それを理解してくれてるとしても、その画=景色が見えていなければ表現には繋がらない……、なにもDVDでその場面を確認してみろという意味ではない…自分のアタマの中に画を描いてそれをちゃんと見なさいってこと。
それが出来ればアームスの曲線がもっと変わると思うけどね
マリさんのペザントの女性ヴァリエーション。
どんな場面で踊られるヴァリエーションなのか分かってるか訊くと、“ブドウの収穫を祝ってる場面”と答えるから確かにそうなんだけどさ…。
こちらもコンサート作品としてのソロだから舞台装置も背景もそのほかの登場人物たちもいないんだけど、本来その場面でみんなはどんなふうに盛り上がってるんだろう、浮かれて踊ったりしてるんじゃないかな、自分が収獲したブドウを自慢してるんじゃないかなとか、その画を見て欲しい……、こちらもやはり『ジゼル』のDVD観て確認してみろということではなく、収穫祭に限らずお祭りの気分やお祝いの気分とか場の雰囲気をアタマの中でイメージしてご覧なさいってこと。
それが分かればもっと音に乗って落ち着いた踊りが出来ると思うけどね
なぁんてことを振り移しして以来数か月ず~~~っと言い続けてきて、もぉの凄く難しいことを言ってるってこともしっかりきっちりはっきり自覚してるんだけどね……
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