アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

今のはっ…良かった…っ…ですよね…っ…♪

2012-03-14 10:12:05 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイク エクササイズの日でした。
集まってきたメンバーと一緒にレッスン開始
まずはじめに仰向けに寝たところでゆっくり呼吸することから。
「はい、お腹を緩めて息を吸って……、8カウントでゆっくり吐いて………、吐ききって…、お腹を思い切り凹ませて……」
これをいつも4回繰り返すようにしていますが、最近はそれにちょっとしたイメージを付け加えています。
「はぁい、吐ききったら、お臍に向かってお腹が“すり鉢”状に窪んでいくように…」
です。
つまり仰向けに寝た状態で、みぞおちを囲む肋骨と左右の骨盤の骨(=寛骨)及び恥骨に囲まれたお腹の部分を、お臍を中心として絞り込むように凹ませるわけです。
こうすると、ま、お腹の部分は少なくとも浅いスープ皿のように窪みます。…窪むはずです……。…窪まねばならんのです…
で、こうやってお腹を窪ませた場合の胴囲と、窪ませない場合の胴囲の差が2センチ未満の場合には『内臓脂肪』が堆積している、という話を以前聞いたことがあります。
それに、最近では姿勢を正しく保つという躾を受けていなかったり、運動不足その他いくつかの理由から腹筋を使って動く、ということが極めて少なくなっている人もいるんですって。で、そういう人たちは、
お腹を窪ませる
という単純な動きそのものが出来なくなっているんだそうです。
腹筋を使う、という感覚自体が完全に熟睡しているワケね。
でも、この腹筋をしっかり働かせるということにはかなりの意義や効果があってさ。
体温を上げるというのはもう周知の事実だし、代謝を上げる、運動量を上げる(=エネルギー消費を大きくする)、脚腰に負担をかけない、…etc.etc.…。
とくにバレエやスタイル・メイク エクササイズで大切にしている
お腹を背中の方に引きつけてトルソーを支える
という姿勢がもたらす効果は大きい。
うちのメンバーのメグちゃんがこの2週間ほど、“お腹を窪ませる呼吸”を毎晩、腹筋運動の代わりにやってるけど、確かに効果がある。
以前と比べるとウエスト周りが幾分締まってきているもの
と、まぁお腹はとっても大事なんですよ。
で、昨日もいつもと同じようにエクササイズを進めていき、いよいよ腹筋の筋トレです。
メグちゃんはまだちょっと苦戦しているな…。
2セット目が終わったところで
「ほれ、思いっきりお腹を窪ませてからお膝を上げてごらん」
「う゛ぅ…ソレがなかなか……ん゛~…」
はい、3セット目、いきますよぉ…
「メグちゃん、その真ん中のとこ…その“むも”って丸くなってるとこ、そこを引き込むの…」
「え゛…っ…、でぁぁ…、これは“お゛に゛く゛”ですぅ…
「あ゛…あら… ま、どっちみちそこを平らに…」
それ、ラスト、4セット目…
その4セット目が終わった瞬間
「い゛っ、い゛ま゛の゛はよ゛かったですよ゛ね゛っ」
メグちゃんが決死の表情で言った
「お、おぉ…。そう正面切って言われると…良かったというしかないが…。でも、今までのなかでは一番よかったよ、とくに最後の2回はね…」
こうやって少しずつ自分のお腹=腹筋を意識出来るようになっていく。
昨日の最後のエクササイズは…。
前後への重心の移動、両腕の引き上げ、ウエストを軽く捩じる、という運動を一度に行う動き。
右脚を前に1歩踏み込んだら左腕を前に、左脚を1歩踏み込んだときには右腕を前に。
これを繰り返すの。
さぁ、いきますよぉ
「ほれっ、右脚と左手…っ…」
「あ゛ぁ~ぅ…」
ユウキさん
そう、手脚が揃っちゃったんですね…
みんなが一度は必ず通る道です。俗にいう“ナンバ”になるの。
これも何度も繰り返して練習していくうちにスムーズに出来るようになります。
そしてこの動きは、二の腕を引き上げ、体側を引き上げて動かし、ウエストを捩じることでシェイプし、前後の重心移動で腹筋も使い、と“一つでいろいろ美味しい”動きなのです
だって、もうスグ、薄着の季節ですもんねぇ、ちゃんと準備しとかないと。
冬過ぎて愛づることだに出来ぬまに哀れ今年の春も去ぬめり
なぁんてことにはなりたくないじゃないの。
≪お詫びのことば≫ 本歌取どころかパクリにすらなっていない狂歌擬きでごめんなさい
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