アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

日曜日の美女とナイス・ミドル…♪

2014-03-03 09:56:34 | Weblog
バー・レッスンの終盤に先週と同じアンシェヌマンでストゥーニュを半回転する練習。
メグちゃんは重心の位置が安定してきて、半回転が終わってもグラグラしなくなったわね
ヤエさんはまずアンシェヌマンを覚えないとね。他人が動くのを見てから慌てて動くのではカウントも外すし、コントロールも出来ないでしょう
ところでね、アン・ドゥオール=外回り(外旋)アン・ドゥダーン=内回り(内旋)の違いを明確に理解したほうがいいわよぉ。
と、先週の木曜日にカルチャーセンターのクラスでしたのと同じ、糸巻を例にとった説明を。
自分の身体を糸巻の軸と考えて、動作脚を糸と考えてイメージするの。
バー・レッスンのときには、バーの方に回転していくのがアン・ドゥダーン、バーに背を向ける方向で回転するのがアン・ドゥオールだけど
「それだけを判断の基準にしていると…、バーがないセンターではどうする?」
「あ゛…
いまはまだアン・ファスで練習してるけど、いずれクロワゼやエファセの方向で練習するようになったとき、どうする?
「……う~ん……
そのためにはねぇ、どちらの脚が軸脚でどちらが動作脚なのか、瞬間瞬間に判断出来るようになるといいのよ。どちらの脚が軸脚なのかが分かれば、回転の方向を判断しやすくなるでしょ
「なぁるほどぉ…そぉかぁ…」
それともう一つ。左脚を軸脚、右脚を動作脚とします。
「軸脚の“前”に動作脚をおいた5番シュル・レ・ポワントだと、アン・ドゥダーンの方向にしか回れないの。アン・ドゥオールの方向に回ろうとすると、途中でロックが掛かる。同じように“後ろ”においたらアン・ドゥオールの方向にしか回れない。逆に回ろうとするとロックが掛かる」
と、一緒にゆっくり動きながら説明。
「…あ、ホントだ…回れない…」
それでも無理に回ろうとするなら、暴力的に身体を振り回すか、脚を踏みかえるしかないのよ。
「なぁるほどぉ…そぉかぁ…」
センター・レッスンではグリッサード・シュル・レ・ポワントの練習。
これはグリッサード・アン・トゥールナンの基本の《基》なの。
右脚前5番クロワゼから右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエ→左脚前5番シュル・レ・ポワント・アン・ファス→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-ドゥミ・プリエ→右脚前5番シュル・レ・ポワント・アン・ファス→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァンクロワゼ-ドゥミ・プリエ→…………
まずはカウントを指定しながら見本を見せる。
カウントのアタマで5番シュル・レ・ポワントが出来上がっていなければなりません。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ-ドゥミ・プリエのプリエをしっかり。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あぁりゃぁぁぁぁ~~~
よいしょ こらしょ あらよ そらよ ……といちいちシュル・レ・ポワントする脚の動きが見える。
「あのねぇ…、カウント“ワン”のときにはシュル・レ・ポワントが出来上がってるの…。“ワ;右脚”→“ン;左脚”って動きじゃないんだよぉぉん」
ものスゴク大げさに言うならば、;シュル・レ・ポワント”→“:ポゼ”ってくらいに素早く
「…う~~~ん…
「違いは分かる…、センセイの動きと自分の動きが全然違うことはよぉぉっく分かるんです。でも何がどう違うのかが分からない~
ま、動作脚を引き付けるスピードとドゥミ・プリエの一番深い位置に下りきるスピードの差ですな
さて、最後にシンプルなアンシェヌマンでグラン・アレグロを
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ⇒シソンヌ・フェルメ⇒シソンヌ・フェルメ⇒シソンヌ・フェルメ⇒ルティレ-ルルヴェ⇒5番ドゥミ・プリエ
はい、まずメグちゃん
続いてヤエさん
こらこらこらこらこら…っ。なぁんでそう地べたに長くいたがるかな…。アッサンブレで空中にいる時間の方が長いんだよぉぉぉ。
ほぉれ、こんな風に…と見本を見せる。
「はぁぁぁぁ…」
ほれ、もう一度、一人ずつ。上手に出来たらレッスン終わり。
ほらほらほらぁ…ふたりともちゃんと跳べるじゃないのぉ
跳ぶというのは飛び降りるのではなく浮き上がるのです
はい、それでは≪アンチエイジング・レッスン≫
昨日の腹斜筋強化のメニューは両膝を揃えて左右にゆっくり倒す運動。
「この両脚揃えてのパターンと、先週やった肘と膝を引き寄せるパターンとどっちがキツく感じますか?」
「肘と膝」
「うん、肘と膝のほうがキツいな」
「あ~、でもこの両膝揃えて倒すのも、手のひらを床に張り付けて身体を支えてる感じもする…
なるほどね。
肩周りのストレッチをしたあと、お尻を上げたまま胸を床に付けて腕を伸ばすポーズ。
ちょいと見本を見せる。こうやってね、喉も伸ばしてアゴが床についてね…と。
「んなぁぁ… アゴぉぉぉ いやぁぁ、おでこしかつきませんけど…」
ミスターМ
それで十分ですよ、背中も両腕もちゃんと伸びてますから
肩甲骨が持ち上がったまま固くなってしまうと猫背になりますからね。
肩甲骨をきちんと下せるように、そして脊柱のS字曲線を正しく修正するためにも効果のあるポーズですよ。
「う~ん、確かに肩が楽だ」
バーを使ってのエクササイズの途中で脱力の練習。
頭の天辺を壁に付けて、身体が軽く斜めになるようなスタンスをとる。
そのまま肩や腰をゆらゆらとしばらく揺らす。膝の力も抜いていいですよ。
「自分の身体が柔らかく溶けていくようなイメージで…」
はい、それでは足を肩幅に開いて、ゆっくり前屈をしていきましょう。
「お…っ、ついた…」
ミスターМは指先が床に付きました。
カヨさん
「わぁぁ、いつもよりラクだぁぁ
ストレッチのためには力を抜くことも大事ですよ
コメント
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