今年も「展」と「祭」の季節がやってまいりました。
日本橋丸善の世界の万年筆「展」と、日本橋三越の世界の万年筆「祭」です。
ちらりとのぞいてきた「展」は10日まで。「祭」はその翌日の11日から16日までの開催です。
「展」と「祭」では、イベント限定の万年筆がひとつの楽しみです。
「展」で気になったのは、不思議なことにチラシには載っていませんが、パイロットカスタム845の緑漆。
昨年も別の色漆が販売されてましたね。
一方「祭」では、三越のシンボル、ライオンをニブに刻んだ、セーラー・プロフィット、パイロット・カスタム742、ライオンを軸にプリントしたプラチナ・#3776センチュリーのブルゴーニュが目につきます。
値段もそれぞれ3万円台、2万円台、1万円台と、なかなかうまい商品構成です。
こと限定品に関しては、「祭」の圧勝、というか個人的な好みです。
ちなみに、ライオンをモチーフにした万年筆には10万円を超えるものもラインアップされています。
「祭」の限定品の実物を見てきましたが、どれもなかなかいいですね。
パイロットのカスタムは、軸色もオリジナルです。これが742ではなく、743なら迷わず買い、なんですが。
「展」では限定品以外の新製品もいろいろ見てきましたが、気になったのはペリカンのスーベレーンM800のブラックストライプです。
シックでありながら地味すぎない、という絶妙なカラーです。
お値段52,000円プラス税、というのもアウロラの大陸シリーズの新作オセアニアの半分ですしね。