ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

幸福なるイタリア

2013年08月21日 | 大聖年イタリア巡礼

 00年のことだから、足掛け14年にもなる。
 大聖年に夙川教会のY神父様のお導きで、イタリア巡礼に参加する僥倖に巡り合えた。

 今、その “ 大聖年イタリア巡礼 ”、前の年(99)の “ ふたりだけのイタリア旅行 ” を織り交ぜながら、通り過ぎた小さな町のことを書いてきた。

 ローマ、ヴァチカンに始まり、これまで、スピーアコ、オルビエート、アッシジ、サン・ジミニャーノ、シエナ、フィレンツェ、ボローニャ、ラヴェンナ、フェラーラ、パドヴァ、ヴェローナ、マントヴァと巡礼や旅は続いた。

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 どの町も素晴しいけれど、やはり、ローマとヴァチカンをおいてこの国は語れません
 
この台詞、どこかで聞いたような? 映画「ローマの休日」だったっけ?
  ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院(左/99)、同クーポラ(中/00)、スペイン階段バルコニー(右/05)です

 以前、<ドイツの町>の稿でも書いたが、ここイタリアのどの町も、歴史や文化を捨ててまでも大きくなろうとせず、個性豊かで美しい町を守っている。

 ルネッサンスの栄光を今に伝えるフィレンツェ、そのフィレンツェと覇を競ったピサ、よくも悪くもイタリアとイタリア人が凝縮したナポリ、そしてアドリア海の女王と謳われる水の都ヴェネツィア、そのヴェネツィアはまたの機会に。も美しい町だった。
 なお、フィレンツェ、ピサ、ナポリなどのことは、カテゴリー “ イタリア ” からお入り下さい。 

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 花の都フィレンツェ(左/99)、文句なしの天井のない美術館でした
 
ピサの奇跡の広場(中/05)、素晴しい景色を見せてくれました
 
そして、ナポリ(右/07)、少し猥雑ですが活気溢れる町でした
 
晴れた日、サンタ・ルチアから望むヴェスーヴィオ火山は優しい稜線を見せていました

 旅の案内書にこんな言葉が。
 それは、“ 幸福なるイタリアよ!そこでしか
愛がなんであるかわからない ” (スタンダール「ロッシーニの生涯」より)。

 大聖年イタリア巡礼、99年の旅ともども、カタリナ の古い銀鉛写真をデジタル化したくて長々とお付き合い頂いた。多謝である。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.691

 ※ 大聖年イタリア巡礼、前号「サンタンブロージョ教会」へは、<コチラ>から入れます。

コメント (2)
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