ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

夏祭り ‐ カタリナ便り

2013年08月13日 | カタリナ便り

 カタリナ、連日の猛暑にめげず、がんばって投稿しました。
 “ カタリナ 茶の手帳 ” へは、<コチラ>からお入り下さい。

 ところで、一昨々日(8/10)、一昨日(8/11)の土・日、JRの線路の向こう側の学校で盆踊り大会があった。
 毎年かなり遅くの時間まで、炭坑節に始まり小節をきかした河内音頭や江州音頭が否が応でも窓越しに届く。

 Kingyoh_2かくも早く優勝マジックをプレゼントした在阪某球団、まともなのは米国人とルーキーだけのしけた野球中継を、ビール片手に眺めながら、「あゝ、今、お盆なンだ」と、しばし感慨に浸らせて下さった。

 盆踊りといえばカタリナ、先週末、病院なのかホスピス病棟が企画して下さったのか知らないが、恒例らしき夏祭りが開かれ、屋台に、盆踊りに、小さな小さな花火大会と、夏の宵のひと時を楽しんだ様子。

 カタリナや一緒に楽しんだ家人が、おしゃまな可愛いちびっこちゃんなどのスナップを携帯に収めてきたが、残念ながら了解を得ていないのでアップできない。

 代わりといっては失礼だが、見舞いに頂いた可愛い “金魚” を投稿するので、しばし涼を感じて貰えれば幸い。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.(685)

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躙(にじ)って席中に

2013年08月13日 | カタリナ ‐ 茶の手帳

 扇子を敷居の前際に進め、置きます。
 両の手の指五本を丸くして、その手を肩幅分くらい広げて膝前につきます。
 そのまま一膝にじって扇子に近づくのですが、丸くしている五本の指は団子状にしないで体と指を同時に使うと綺麗に無理なくにじれますよ。

 ここまでが一膝目です。
 23、4cm敷居前に座っていますので、まだ少し敷居を越すには無理があります。
 二膝目も同じように扇子を進めますが、このときは、“敷居向こうにぐっと手いっぱい伸ばして” と表現するのが相応しい置き方をします。

 畳の中心に扇子は進めて置いていますよね。
 そして、一膝目と同じように身体と丸くした指を同時ににじらせますが、ここで敷居に両膝がほとんど付くくらい近づきます。

 敷居向こう、手いっぱい向こうに置いた扇子をとり、もう一度手いっぱい向こうに置きます。
 三膝目でにじって敷居を越しますが、扇子は二度手いっぱい前に進んでいますので、にじって席中に入っても、大事な結界の扇子が膝に当たることはありませんよ。

 もうひとつ大事なことは、三膝目で席中ににじり入りますが、必ずしっかり畳ににじりこむことなのです。

 昔は、敷居の上に突っ立ったり踏んだりすると、「親の頭を踏んでいる」と厳しく叱られたものです。
 その厳しさ、幼い頃には訳が判らなかったものですが、躾として身についています。
 長じて、建具と建具の間の敷居や鴨居は、構造上横に渡されただけで下支えが少なく、一番弱いと場所だから踏んではいけない、重さをかけないようにするための教えと判りました。

 三膝目が敷居にかかってはいけないということをお解り頂けたと思います。

 この稿を書いていて、遠い昔、父親が敷居のすべりが悪いと蝋をすり込んだりガタビシする障子や襖に苦戦したりしていたことがあり、懐かしく想い出されました。
 席中に入ったその後は次回に。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.685 - 10

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