ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

風立ちぬ ‐ カタリナ便り

2013年08月05日 | カタリナ便り

 週半ば(8/7)には立秋、風立ちぬ秋になります。
 この日から季節の挨拶は “残暑” になるのだそうです。
 で、少し早いですが、“旅を重ねて” “茶の手帳” を、お読み頂いている皆様へご挨拶、

  残暑 お見舞い申し上げます

 1383sun_2ところで、昨日(8/4)は可愛い見舞い客があったようです。
 R 君と I ちゃんが主菓子を持って訪れ、“嬉しくも、R 君がお茶を点ててくれたの” とのメールが届きました。
 明るい笑顔に囲まれて幸せ! そんな彼女の表情が目に浮かびました。

 この週は、カタリナ の投稿からスタートです。
  “カタリナ 茶の手帳” へは、<コチラ>からお入り下さい。

 【ペトロの独り言】
 ここしばらく暗い表情をしていたらしく、何人かの方に、「どうかされましたか?大丈夫ですか?」とお声を掛けて頂きました。

 ご心配をお掛けしましたが、土曜、日曜と二日間の安息日、特に日曜日は久し振りにご聖体を与り、体力、気力をチャージ、この週、元気に乗り切りたい、そのように思っています。

 この日(8/4)、ミサ(年間第18主日)の第二朗読、聖パウロの、“上にあるものに心を留め、地上のものに心を引かれないようにしなさい” (コロサイの信徒への手紙/3・2)のことばが心に響きました。
 恒に格ありたい、精進あるのみです。(
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.(679)

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茶道扇子は結界

2013年08月05日 | カタリナ ‐ 茶の手帳

 敷居に近づきました。
 茶道をされている方はこの辺で、「扇子を忘れていますよ」とはらはらされていることでしょう。

 一般的所作としての動作と茶道の所作の違いは、茶道をする方は右手を丸くして、親指、人差し指、中指の三本で、軽く茶道用扇子を持っています。

 女性用は男性用より少し短く、扇の要は右側に向け膝前に右一手で置きます。
 扇の竹の部分が上下となり、紙の面が間、相手に向けられています。
 前回の八の字型で書きましたが、座った後指先を畳みに付けますので、指先の向こう敷居より手前です。

 では、茶道扇子って、夏場に使う扇子とどう違うのかですよね。
 この扇子は、暑いから開いて涼風を送る役目は全くなく、“今からこの場所で茶道の修行をします” ということを表しています。

 各自が持つ扇子の役目は重要で、結界(けっかい)の役目を持っています。
 ですから、いつも自分の目の前か、部屋に入ると自分の修行する場所、位置がきまれば体の後ろに置きます。
 この場所に誰彼が座れない、扇子の持ち主の修行場所となるのです。

 結界は、寺などでもみられます。
 踏み石などの真ん中に蕨縄や棕櫚縄で十文字に結んだ丸い石、止め石(とめいし)や関守石などと言います。が、置いてあるのを見かけますが、これも結界と言えます。
 ここからお寺の方の修行場所ですと、石が無言で伝えています。

 この石、茶庭や露地の飛び石などに置かれ、主が客を導く役目にも使われますよ。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.679 - 8

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