アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

韓国の防空識別圏変更要求 中国が拒否 (聯合ニュース)

2013年11月28日 | 東アジアニュース
韓国の防空識別圏変更要求 中国が拒否
聯合ニュース 2013/11/28 15:44

【ソウル聯合ニュース】中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定した問題で、韓国が範囲変更を求めたが、中国は拒否した。今後、両国関係の悪化が懸念される。
 韓国と中国は28日、ソウルで第3回国防戦略対話を開き、中国が一方的に設定した防空識別圏問題を公式協議したが、両国の立場の違いを確認するだけという結果になった。
 韓国側の首席代表を務める白承周(ペク・スンジュ)国防部次官は同対話を通じ、防空識別圏問題に遺憾の意を表明し、範囲変更を求めた。特に、防空識別圏の範囲が韓国のものと一部重複していることや離於島が含まれていることを指摘し、変更を強く要求した。
 これに対し、中国側は韓国の要求を受け入れないとの立場を示した。
 中国の防空圏は済州島の南西沖の上空で韓国の防空圏と重複しているほか、韓国の総合科学基地がある離於島上空も含まれている。

自衛隊、中国防空圏で飛行 警戒活動「変更せず」 ( 時事通信 )

2013年11月28日 | 東アジアニュース
自衛隊、中国防空圏で飛行 警戒活動「変更せず」菅官房長官
時事通信 2013/11/28-17:50)

 菅義偉官房長官は28日午後の記者会見で、中国が防空識別圏に設定した東シナ海上空を自衛隊機が飛行し、通常の警戒監視活動を行ったことを明らかにした。中国側への事前通報はしていない。菅長官は「特異な現象は全く見られなかった」と述べ、中国軍機による緊急発進(スクランブル)などの反応はなかったと説明した。
  菅長官は「防衛省・自衛隊は平素より東シナ海を含むわが国周辺海域で必要に応じてP3C哨戒機や護衛艦を柔軟に運用し、警戒活動を行っている」と指摘。こうした活動について「今後も中国への配慮のために変更するつもりは一切ない」と強調した。自衛隊機の飛行日時などの詳細には言及しなかった。 
 中国が設定した防空識別圏では、米軍爆撃機も中国側に事前通報せずに訓練飛行している。



米国が日本への支持再表明、中国防空圏設定で尖閣の防衛義務確認 (ロイター)

2013年11月28日 | 米中紛争と東アジア
中国は終わりだ!清の様に大陸に葬れ!


米国が日本への支持再表明、中国防空圏設定で尖閣の防衛義務確認 (抜粋記事)
ロイター2013年 11月 28日 07:24 JST

 [ワシントン 27日 ロイター] -中国が沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む東シナ海上空に防空識別圏(ADIZ)を設定し緊張が高まっていることを受けて、米国は27日、同盟国である日本への支持をあらためて表明した。

 ヘーゲル米国防長官はこの日、小野寺五典防衛相と電話協議を行い、中国が設定した防空識別圏の範囲に含まれる尖閣諸島が、日本防衛義務を定めた日米安全保障条約の適用対象であると再確認した。

 国防総省の報道官によると、ヘーゲル長官は中国の識別圏設定を受けた「日本政府の冷静な対応を評価」。尖閣諸島近辺で不測の事態が発生するのを防ぐため、日本政府と緊密に連携していく考えを示した。

 前日には米軍のB52戦略爆撃機2機が、中国への事前通報なしに尖閣諸島上空を飛行。オバマ大統領が掲げるアジア重視の戦略に対しては懐疑的な見方も出ているものの、米軍が依然として同地域で大規模なプレゼンスを維持していることをあらためて中国側に示す格好となった。

 一方、米政府高官は、バイデン副大統領が来週中国を訪問する際、この問題を取り上げると明らかにした。
 同高官は記者団に対し、中国による防空識別圏設定は近隣諸国に不安を与えているとの認識を表明。1週間の予定で日中韓3カ国を訪問するバイデン副大統領が、東アジア地域で高まっている緊張の緩和を図ると説明した。

 米国は尖閣諸島について、領土問題について特定の立場を取らないが、日本政府による管轄権を認めており、そのため日本防衛義務を定めた日米安保理条約の対象となるとしている。

 中国国防省は同日、米軍のB52戦略爆撃機2機による防空識別圏の飛行について、全過程を監視していたと表明した。米国防総省の報道官は、中国機による監視、連絡は受けなかったとしている。


 以下省略

外相、中国防空圏撤回アピールへ 独の会議での演説検討 (共同通信)

2013年11月28日 | 東アジアニュース
外相、中国防空圏撤回アピールへ 独の会議での演説検討
共同通信 47news 2013/11/28 02:00 】

 岸田外相は来年1月末からドイツで開かれる「ミュンヘン安全保障会議」で演説するため同国を訪問する方向で検討に入った。政府筋が27日明らかにした。岸田氏は、中国が沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定したことに強い懸念を表明し、国際社会へ撤回要求をアピール。安倍政権が掲げる「積極的平和主義」への支持も求める考えだ。

 会議には、北大西洋条約機構(NATO)加盟国の閣僚も多数参加する。政府筋は、中国の軍備増強を踏まえ「激変したアジアの安保環境を欧州に理解してもらう絶好の機会」としている。


南シナ海へ防空圏拡大へ 準備完了後に発表 ( 時事通信 )

2013年11月28日 | ASEAN諸国ニュース
南シナ海へ防空圏拡大へ 準備完了後に発表 中国
時事通信 2013/11/27-19:39)

 【北京時事】中国外務省の秦剛報道局長は27日の定例会見で、南シナ海への防空識別圏の拡大を進めていることを事実上認め、「準備作業が終われば、適切な時期に発表する」と発言した。また今回の東シナ海での防空圏設定に当たり関係国に事前通知を行ったと主張し、「関係国と共同で努力し、地域の平和と安定を維持したい」と語った。事前通知した国については言及を避けた。
 このほか日本が防空圏の小笠原諸島への拡大を検討しているとの報道に関連して、秦局長は「中国の防空圏設定は特定の国家を狙ったものではなく、大げさに騒いだり、うろたえたりする必要はない」と述べ、日本などの動きをけん制した。