桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

助詞を制するものは、日本語を制する②

2009年04月20日 | ミニEnglish Lesson
今年も、母鳥が私の部屋の窓付近に巣を作り始めています。

もしかしてもう、卵を産んだのかなあ・・・



藁のようなもの、いっぱい落ちていて、今年はバルサン?たかなくてもいいように

窓閉めてるんだ。

うん。学習効果!



さてさて、7歳児のお母様に、カテキョを頼まれて、憮然としているPinkですが、

そんな憮然さを表現するべく、助詞を語っています。

もしかして、最初と着地地点が変わるかもですが、

気になさらないでね。



先日、あるブロガーさんちで、このようなarticleを拝見しました。

「私」が、ブロガーさんで、「相方」はそのご主人様です。

ブロガーさんは、ひじきの煮物を作りすぎ(意図せずかな)てしまわれたようで、

たくさんのひじきをどう消費するかと思っての、お二人の会話です。







私 「明日はお弁当にひじき入れようね^^」



相方「ごめん、あんま食欲ないからおにぎりとかでいいよ」



私 「じゃ、おにぎりとひじき^^」・・・A



相方「いや、おにぎりだけでいいよ」・・・B



私 「じゃ、おにぎりにひじき^^」・・・C



相方「んー、こないだのうめとおかかがいい」・・・D



私 「じゃ、おにぎりのひじき^^」・・・E



相方「辛いから辛いから」・・・F







ブロガーさんは、Aでおにぎりとひじきと提案していますね。

「おにぎりとひじき」の「と」は、並立を表す格助詞「と」になります。

つまりここでは、おにぎりとひじきの立場は、どちらが上とか下ではない、

同等なわけです。

分量も、おにぎりと同じくらいのひじきの量が予想されます(笑)



それに対して、相方さんは、おにぎりだけでいいと、ひじきの存在をやんわりと

断っておられます。



そこで、Cの「おにぎりにひじき」です。

この「に」は、やはり並立を表す格助詞「に」です。

並立なのに、ニュアンス(語感)ですが、

ひじきが、付けたしと言った感じがします。

おにぎりがメイン(量的にも)、ひじきは少しね!という感じを受けます。



おっしゃったブロガーさんも、そういう思いでしょうし、

受け取った相方さんも、それを理解して受け取っていらっしゃる様子が

Dの要求発言にあわられています(笑)



そして、最後のEです。

「おにぎりのひじき」の「の」。これはいったいなんだろうと・・・

「わたしのペン」というように、「わたしの」は、ペンを修飾している。

つまり連体修飾語を示す、格助詞の「の」になると思います(ここで、ちょっと弱気)



ここの微妙さは、ブロガーさんに聞いてみないといけないところですが、

「おにぎりに所属しているひじき」といった感じをうけます。

イメージ的には、おにぎりにするごはんに、ひじきを混ぜているような・・・

やはりここでも、あくまでもひじきは、少量といった印象を受けます。



それを受けての、相方さんのF発言ですね。



たった一文字の助詞なのですが、

そこを見逃さないお二人。

すばらしい!っておもいました。



ご夫婦ならでは?の呼吸?





さ・・・どうやって着地していいかわからなくなってきましたが、

無理やり明日は、その③に続かせます。



                             その③に続く 




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