桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

がんばれ!応援団長!

2006年09月30日 | keep smiling
Sくんにとって、今年は小学校最後の運動会がもうすぐやってくるそうです。
今起きたら、久しぶりにSくんからメールが来てました。
Sくんは、私が日本にいた2年前、家庭教師をしていたその当時不登校の、それでも前向きな男の子でした。

今は元気に学校に行っているものの、まさかSくんが応援団長になるなんて、それも立候補して、演説までして選ばれたなんて、信じられない・・・・

賢い子で、不登校であっても、ただ行きたくないではなく、学校に行く意味を幼いながら考えているようなお子さんでした。
きっかけがこれだってこと、一つに絞れないのは、今後のcase studyのためにはよくないのですが、いろんな要因が絡み合い、学校に行けるようになりました。

そのSくんが・・・応援団長・・・
応援団長って応援のときリーダーになって大きな声出さないといけませんよね?
1年から6年までまとめあげるリーダーシップも当然のことながら必要で・・・
ましてや、自分からやりたいって立候補するなんて・・・・・

彼からのメール読みながら涙が出ました。
子どもってどこまでもどこまでも進化できるんだなって。
自分のことで精一杯だったSくんが、みんなのことを考えて、まとめあげようってするなんて・・・

私もその演説聞きたかったよ。
そして、グランドいっぱいに走り、声を響き渡らせるSくんの姿をみたいよ。
一生懸命やりな。
絶対この経験があなたをもう一回り大きくするから。
しっかりやりなよ!青組応援団長!

Hello Daniel!

2006年09月29日 | keep smiling
campusを友だちと話しながら歩いていたら、木の枝からするするとリスが降りてきました。
なんだかリスを見るの久しぶりだなって思いながら、しゃがんで
「Hello Daniel!Are you the squirrel which I named Daniel?」
と聞きました。
リスは「Yes.Long time no see,Pink.」
と言いました。

Danielも友達と一緒でした。

二人仲良く去っていきましたが、きっと彼らは
「あれ、誰だよ。」
「あのこかい?仲良しなんだ。時々こことおるんだけど、久しぶりに会ったよ。 
 Pinkって、僕が名前をつけたんだけどね・・・。よくころんだりして、どんくさ いよ。」
って言う会話をしていたに違いありません。

豊かということ

2006年09月28日 | omoi
日本のballetの友だち(Nちゃん)と、久しぶりにvoice メッセンジャーをしました。
彼女の愚痴をいろいろ聞いている中で、以前にあったこんなことを思いだしました。

日本にいた頃、balletのレッスンの帰りに、私とNちゃん、Aちゃんで新宿の某デパートに行きました。
Aちゃんのお買い物につきあい、あるBOUTIQUEにはいりました。
とても気に入ったお洋服があったのですが、高くて買う決断が出来なかったようでした。
いろんなことが頭をめぐったようです。
「無理してこれを買ったら、今月どうやって暮らそう・・・」とかいろいろ。
もともとそのお洋服の値段は、私たち学生が簡単に買えるような値段ではありませんでした。

するとそこに、いかにもrichそうなお母様とお嬢さんが(多分私たちと同い年くらい)そのBOUTIQUEにはいってきました。
そして、そのお母様はこれとこれとこれ・・・っていうように5~6点お洋服を取り出しました。
Aちゃんが買おうかどうか迷っていた服もその中にありました。

ここの服のサイズはちゃんと知ってるとばかりに、試着もせずさ~~っと買っていかれました。

Aちゃんはそれを見て、決心したそうです。
「絶対、値札を見ずにお洋服を買えるようなお金持ちになろう!」って。

その親子のように、何の迷いもなくお洋服が買えたら、うれしいですよね。
そして、その様子に憧れ、お金持ちになろうって思う気持ちもまた、それはそれでいいのだと思います。

でも、私とNちゃんは、本当の豊かさってなんだろうねと、ずっとずっと話をしていました。

bilingualの苦悩

2006年09月26日 | keep smiling
英会話サークルのおば様がたと会話していると、必ず1回は、
「Pinkちゃんは、いいわねえ~~。何の苦労もなしに日本語も英語も身について。」
と、言われます。
最初は、えへへ・・・なんてにこにこしていた私ですが、最近そういわれるとちょっと顔がこわばってしまいます。
理由は二つあって、ひとつは私はbilingualっていうのかなあ?と疑問に思うのと、もう一つはbilingualだとしても、何の苦労もなしにって言うのとは違う!と思うからです。

今日もやっぱりあるおば様に、同じように言われました。
「私もMIXだったら、こんなに英語に苦労することないのに・・・Pinkちゃんは幸せね。」

MIXでもbilingualでない人は大勢います。
逆に私は日本人だけど、どこの国にも旅行くらいしか行ったことなかったり、3ヶ月のホームステイだけで、bilingualになっている先輩を知っています。

私のようなMIXが、bilingualになるのは当たり前と思ってもらったら、大間違い。
これでもかなり努力したつもり。
ここに住んでいく限りは、別に日本語なんて覚えなくたっていいでしょ?
でも、日本に行ったとき、自分の両親ときちんと会話のできる子どもになってほしいという、母のあっつ~~~~~い思いにこたえるべく、努力しましたよ。

使わないからどんどん忘れていく漢字。
私の同級生は土・日は学校は休みで楽しいこといっぱいしていても、私はLAの日本人学校に通いました。月~金は、現地校、土日は日本人学校というのはかなりハードでした。
漢字testを受けたり、作文を書いたり、国語の教科書をつかって勉強したり、日本の学校のような授業をそこではうけます。
宿題もた~~くさん。

母と話すときは日本語でしたが、日常生活の大半は英語だし、父とはイタリア語でしたから、毎日が日本語の忘却との戦いでした。
使い方の違いのわからない、「公園へ」「公園に」あるいは「私が」「私は」「私の」・・・・話せばキリがありません。

だから、環境がよかったと今なら思えますが、あるいは、恥ずかしいですがbilingualといわれるのも今ならうれしいですが、かなりの努力の結果だということ知って欲しいなあ・・・

タイミングが悪かっただけ・・・それだけ

2006年09月24日 | omoi
何をやってもうまく行かないときありますね。
計算して、こうして、こうなって、だとすると、相手のこういう笑顔が見られる!!
そんな風に期待して、結構考えて、でも結果はそれほどでもなくって。
何がいけなかったわけじゃない。
自分がいけなかったわけでも、ましてや相手がいけなかったわけでも・・・

ただ、タイミングが悪かっただけ。
ただそれだけのこと。

努力しても叶わないとかそんなレベルのことではなく、ただ運がわるかっただけ。
それだけのことなのに、辛いよ。
涙が出てくるよ・・・・

tap dance初舞台

2006年09月20日 | ballet
先週のtapdanceのレッスンの終わりに先生から、
「今度、○○通りでdanceのいろんなグループが集まって、dance festivalをやる の。Pink、でてね。Mr.Kと一緒に踊って欲しいの。」

「へ?私?冗談でしょ?無理です。無理無理。いやだいやだ~~」
私の口から出てきた言葉は、negativeなお返事ばかり。
あのおじいさまと?迷惑だよ。私なんか、まだいい音も出ないのに。。。

なのに、「Pink、服装はどうする?」てもちかけられて、
「そうですね・・・。下は黒いパンツ、上は白いブラウスなんてどうでしょう?」
って提案している私がいました。(ほんとばか!)

ステップを覚えるのは、振り付けを覚えるようなものなので、大して時間はかからないのです。
ただ・・・・・・ださいの。かっこ悪いの。かっこいいおじさまと踊るのが、申し訳ないのです。


とかなんとかいいながら、今もステップを刻んでるんですが・・・
どうしようかなあ・・・・

占いの結果

2006年09月18日 | keep smiling
ひょんなことから占いをしてもらうことに・・・
ほとんど無理やり、拉致状態で・・

どきどきしてfortuneーtellerの前に座ると私の目をじっとご覧になり、なおかつ少しももらさないぞというお顔をなさっていました。
私は、全体的なことと、仕事運を見ていただきたいと伝えました。
生年月日と名前を聞いて、なにやらご自分のノートを見たあと、こうおっしゃいました。
「あなたは、慎重な人ね。慎重すぎるくらいよ。だから間違いはほとんどないわ。
 でもね、慎重すぎてbig chanceをつかみそこなうときがあるの。今まで、そん なことなかった?big chanceはつかまなきゃ!
 それからね、そうね~~能力の高い人ね。だから、自分の就いた仕事ではなかな か満足することが出来ないの。いつもまだできるはず、もっとできたはずって、 思っちゃうのよね。そういう意味では仕事にはなかなか恵まれないわ。あなたを 満足させる仕事がなかなかないの。
 それから、慎重で内面のしっかりしたかたね。人望もある。みんなあなたに、い ろんな相談をしてこない?あなたはこの出会いがあるから、あなたの人生が潤っ
 ていること忘れないで。ただ、あなたはまじめだから全部抱えてしまう。そし 
 て、なかなか吐き出せず、我慢してしまう。精神にそのストレスがでないと、体 にでるときもあるから、気をつけないとね。
 21~31歳の間は、あなたなりに苦労するときね。お金もたくさん使うし、仕 事でも苦労するわね。41~61歳はあなたの最盛期よ。それまで我慢なさい。
 lucky colorは黒、ピンク、それと赤かな。(その日は黒を着てました)そのお
 洋服、とてもあなたに似合ってる。素敵よ。」

あたると思うとあたってるようで、いや、違うとおもうと違ってもいるような。

あ!あなた肩こりひどいでしょ?とも言われました。
それはあたってるのです。
レポート書いたときなど、肩がパンパンに張ります。
そのこと指摘されたとき、さすがに、ぎょっとしましたね。

あと来年はちょっと気をつけるように。精神的に参らなかったら、体に出ることもあるからとのご指摘でした。

やっぱりこの占い。horoscopeとちがい、自分だけの物って気がして、怖いなあ。
でも、知っておいて、気をつけるように心がけることにしましょう。

明日は黒に、ピンク色をさしいろにしたお洋服を着ることにします。

Back to school

2006年09月15日 | keep smiling
こちらの学校は9月に新学年が始まります。
8月の終わりくらいから、「back to school sale」なんてのもあって、新学年への準備のsaleがあるのですよ。

back to schoolは、新学年が始まるよ~~くらいの意味かな?

今日は私も新学年に備えて、部屋の大掃除と、草むしり、プチ衣替えをしました。
大掃除は、いらないworksheetといるものを区別したり、テキストをそろえたり、その間に思い出に浸ったりしちゃうので、すっごく時間がかかります。

草むしりは、作業に行き詰ったとき、何も考えないで、ただひたすらきれいにすればいいので、気分転換には最適です。
その間、犬と遊んだりしてるので、これもすごく時間かかるのですが・・

そのあとプチ衣替え。
こっちの天気は温かく、分厚いコート着たりということがほとんどないのですが、
それでもキャミソールだけってわけにはいかない気温になるので、キャミソールをアンダーに着ることを前提で、重ね着できるものを加え、あくまでもプチですが衣替えをしました。

私のback to schoolの用意は完了です

憧れはSammy・Davis・J

2006年09月13日 | keep smiling
本格的にタップダンスを習い始めてから、1ヶ月がたちました。
初めは、今秋のballetの発表会で、私が演じる魔法使いの振り付けに、タップの要素をいれたら、きっとお茶目でかわいい魔法使いになるぞ・・くらいの気持ちで習い始めました。

balletとは姿勢も拍のとり方も違うタップダンスに、今でも体が慣れません。
先生はNY仕込みの、素敵なダンスをなさいます。
私がballetをやっていると話すと、
「頭で踊っているうちはだめ。全身の力をすべて抜いて。体が勝手に動くようにな るから・・」

いつも私がレッスンしていると、80歳代のすっごくかっこいいおじい様が一緒にレッスンしておられます。
私なんか、うまく音がでないのに、このおじいさま、カツコツ・カッツ~~ン・スタスタト~~ンって感じでとっても華麗なタップを踊ってくださいます。
タップはもともといくつになっても楽しめるダンスなのですが、それでも若い私がこのおじい様に負けるなんて・・・・
悔しさもおきないほど、うまいのです・・・

今日もファイブステップというステップを教えていただいたのですが、おじい様は、本当に体の力が抜けていて、かっこいい!!
サミー・デイビスみたいなのです。。

憧れるなあ~~サミー・デイビスのタップ・・

う~~~ん。これでよかった??

2006年09月11日 | omoi
まず最初に、私は幼いころから両親に、
「お友達にたたかれても、決してたたき返してはいけません」
と言われて、育ちました。
少し大きくなってから理由を問うと、「3歳や4歳のあなたに、やられたときはやりかえしてもいい。でも自分からやっちゃうのはだめ!っていっても分からないと思ったの。だからすべてだめだと・・・。それがよかったのかどうか今でもわからないけどねえ・・・」といわれたことがあります。

balletのスタジオに入るときのことです。
私の行っているスタジオは、親は送迎だけで、練習の様子を見ることはできません。
ロッカールームでの親子のやり取りを聞いただけです。。

Aちゃんが泣きながら、突然Bちゃんをがつんと殴りました。
Bちゃんは、「痛い」とも「何よ!」ともいうわけでなく、ロッカールームから消えました。
あまりに突然の出来事で、私もびっくり。
Aちゃんのママがいるにもかかわらずです。
するとAちゃんのママが「これですっきりした?(日本語訳すると)」
と言いました。
その瞬間、私はAちゃんがBちゃんを殴ったのはママの指示か・・・・とわかりました。
多分、先に手か口を出していじめたのはBちゃんのほうだったのでしょうね。
それで、ないたAちゃんがママに言い、ママがBちゃんをたたいておいでっていったんだろうなあ~~と瞬時に思いました。

「もう一人いる!」
Aちゃんは、そういってロッカールームに再び入り、もう一人の友達を殴ってきたようです。
そして、出てくるとAちゃんママは「これですっきりした?ママはあなたに我慢しろとは言わないよ。」
そうおっしゃっていました。

私が来るまでに起こっていたことを見ていないので、なんともいえないのですが、
ここには私とは全く逆の教育法がありました。
「やられたら、やり返す」

やられた場合にだけやりかえしてもいいのかなあ。。
よくパパの中ではこのように言う方も多いですが、たたかれたら、たたき返していいのかなあ。。。。

私は自分の目の前で起こったこの出来事を、レッスン中もずっと考えていました。