桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

私へのご褒美(へえ、こんな字かくんだ)

2006年02月27日 | keep smiling
昨日日本からダンボールで荷物が届きました。(親戚から)
ほとんどはお酒(日本酒)なのですが、お菓子とかお茶、干ししいたけ、乾麺。。
母が大喜びするようなものがほとんどです。

でも、今回その中に、私へのプレゼントもいくつか入ってました。

Christmas presentのお返しや、年末の公演のご褒美。
手紙などなど。
いとこが私の友達のプレゼントをまとめ、お酒のダンボールの箱に一緒に入れてくれたのです。

中にシルバーのキーホルダーがありました。
バレリーナがついています。
いかにも、Japaneseっていうcardもついていました。
心のこもった内容に、思わず涙が出ました。
とってもsimpleで、でも本当に私のことを思い出してくださったんだなっていうキーホルダー。。
手に取ると、その人のお顔が目に浮かびました。
一生懸命踊ったことも、思い出しました。

presentのお返しだったのでしょうが、私にはとってもうれしいご褒美になりました。

これが現実。。。

2006年02月26日 | omoi
小さい頃は大人になりたいって思ってた。
早くお姉さんたちのように足首が強くなって、バレエシューズではなく、ポアント(トウシューズ)が履けるようになりたいって思ってた。

Pinkのレッスン着でなく、黒や白のオペラ(レオタード)を着て、体を温めるウォームアップのためのレッグウォーマーを付けたいって思ってた。

今日(もう昨日だけど)しばらくぶりに会った後輩たち。
すごくうまくなってる。
「Pink、教えて。このフェッテどう?」
「Pink、ピルエットがどうしてもきれいに見えないけど、どこが悪い?」
とんでもない。
私が教えることなんて、もう何もないよ。
私の方こそ教えて欲しい。

きれいに回れてる?
軸はぶれてない?
ボディーは引き上げられてる?

下に追われるって言うのは、こういうこと。
追いつかれて、いつか追い越される。。
大人になるって、こういうことなんだな。。。

フィギュアの荒川さんも浅田さんが出てきたとき、おそらく恐怖を感じたに違いない。
後輩たちは先輩を超えていくのが使命。
先輩は後輩の土台になっていくもの。
それが現実。
まだ負けられない、負けられない。

水玉のスカート

2006年02月25日 | keep smiling
気分を変えて散歩にでも行こうと、髪を巻いた。
温かい風を感じようと、水玉のスカートをはこうってきめた。

うん?ない!
クローゼットの中も。。
衣替え用の衣裳部屋のほうもくまなく探した。
ない!ない!!な~~~~~い。

クリーニング出したまま?
そんなはずはない。
しっかり覚えている。もってかえって来てるはず。。

「にんにく!!」「にんにくう~~~!!」
(物が見つからないときのおまじない)
「ガーり~~~~~~~~ック!!」

97回叫んだとき、デニムスカートとデニムのジャケットの中から
お目当ての物がでてきましたとさ。。。ばか!

宿命

2006年02月23日 | omoi
最近ベッドの中に入って読書をしている時間が長くなりました。
こちらに戻ってきて約1年。
日本語は母、電話やメッセンジャーの音声で日本の友だちと話すときになってしまい、話し言葉がさび付いているように思います。

で、せめて日本語の文章に触れる機会。。ということで小説を読んでいます。
昨日は「宿命」を読み終わりました。
前に東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」で、こんな愛の形もあるのかってぞくっとしましたが、今回のこの「宿命」もすばらしい作品でした。

人が生まれ出でたときから決まっているといわれる運命。。。宿命
縦糸横糸の織物のようにきちんとつむがれた宿命ではなく、斜めに容赦なく亀裂が入っている布地のような宿命。。

少し怖いくらいでしたが、今回もさくさく読めました。
作者の構成能力のすばらしさに、ため息でした。

強い動詞!弱い動詞。。。

2006年02月22日 | ミニEnglish Lesson
Hi,mate!
How are you?
me? same old same old.
(この言い方は、覚えておくとかっこいいですよ。
 nothing specialつまりいつもと同じで、別に変わったところはありません、っ てことです。)

おば様方の英会話サークルでよくこんなことがあります。
「I thinked~~~~~」
「I singed~~~~」

思わず、流してしまいそうになるのですが(気持ちわかるから)でも、やっぱりこれはきちんと直さないとね。

動詞には、strong verb(強変化動詞つまり不規則変化動詞)とweak verb(弱変化動詞つまり規則変化動詞)があります。

 think thought thought
sing sang sung
などがそうです。これらの動詞は強いのだ!!
だから変化はちゃんと覚えないとだめです。
私たちも時々thinkedなんていっちゃいますが(ありがちでしょ?)日本人が漢字を覚えるように、しっかりinputしましょう。

どんな動詞の変化もedだけつけちゃえばいいのにね。

習い事談義⑤(結果)

2006年02月20日 | omoi
習字をさぼっていたSくん。
先週も土曜日は11時頃までオケの練習だったそうです。
さ~~~日曜日の7:30からの習字にいけるか????

結果は。。。。
8時くらいになったそうですが、行ったそうです。(ご心配かけました)

7時過ぎに少しなみだ目で起きてきて、それでも「行かない」とは言わず、
体の不調を訴えることもなく、行ったそうです。
習字がとりあえず、今の自分に無駄な物ではないって思ったからだろうなあ。

お母様からほっとしたようなmailをいただきました。
でも、安心するのはまだ早い。
きっとまた仮病ありますよ。でもでんとしていたほうがいいです。
仮病だもん。お母様が本当に行かせたいなら、知らん顔していかせたほうがいいですよ。いってくれてありがとうなんて態度だったら、Sくん調子に乗りますからね。。ってお返事しました。

でもね、そろそろ的を絞ったほうがいいかもね。。
人間体を2つに切りさくわけにはいかないもの。
何がしたいか、何が大事か。。。。

今回のことで、親って言うのは本当にありがたいって実感しました。
習い事のことで、こんなに真剣になってくれる。。。
やっぱり無償の愛なんだよね。。

習い事談義④

2006年02月17日 | keep smiling
今まで私はSくんに対して、お説教するとかあるいは、命令?するとかという態度をとったことがありません。
わりと同等というか彼を一人の人間として接してきたつもりです。
でも、今回はやっぱり小5なんだなあって思いました。
やはり、子供なのです。

で、今回はちょっと説教してしまいました。
私  「ね、チェロとサッカーって似てると思わない?」

Sくん「え?チェロとサッカーが?サッカーとスイミングでなくって?」

私  「うん。似てるじゃん。
    チェロは、個人の練習を重ねながら、(skill upのため)オケでは、み 
    んなに合わせるってことを学ぶ。
サッカーも同じよね。個人の練習でskill upをしながら、試合をして  
    teamworkを学ぶ。個人とteamwork。。似てない?」

Sくん「ああ。。なるほど。」

私  「じゃあ、スイミングと習字も似てるって思うんだけど、どうしてだかわか    る?考えて。」

Sくん「スイミングも習字も自分がうまくなること。teamworkは関係ない。」

私  「私もそう思う。だったら、あとは自分が何をしたいか、何に向いているか    じゃない?それと、結局は何が好きかかな。。好きじゃないと続かない 
    よ。
私も習いごといっぱいしてたけど、結局人と比べるだけの習い事は続かな    かった。みんなでやるのが、向いているみたいだ。
    Sくんは、どうかなあ?
    仮病なんかしてる間に、自分にとって一番大事なことは、何かって考え
てみなよ。パパたちも同じことおっしゃってたはずだよ。」

Sくん「スイミングは、十分泳げるようになったし、6年になったら、やめようと思   ってるんだ。でも、習字はまだ、うまくなってないんだよね。好きじゃない
   けど、このままやめるのはなんだか悔しい。。」

私 「パパたちって、そういうこと聞きたかったんだと思うよ。
   答えでてるじゃん。もう少しうまくなるまで、続けるって。」

Sくん「う~~~ん。。。。(おいおい!!いいかげんにしろよ~~~)」

私 「あとは、自分で考えな。何を大事にしたいかってね。大事なものはいくつも
   はないよ。(これじゃあ、習字やめろって命令してるようなもんだ)」

いい?仮病なんか使うんじゃないよ。気持ちわかるけど、それ最低だから。
と、いって話を終えました。

さ、そろそろ次の習字の日がやってきます。
Sくんは、どういう結論を出すのでしょうか??

習い事談義③

2006年02月16日 | keep smiling
S君の本音を聞くということで、Sくんとメッセンジャー(音声)をしました。

私  「習字いってないんだって?」
Sくん「うん。。。」
私  「具合悪くなるんだって?」
Sくん「えへへ。。。」
私  「あのね~~ママたち分かってるよ。仮病だって。」
Sくん「うん。僕もわかってる。ママたち分かってるだろうなって。」
私  「そういう卑怯なことしないの!辞めたいなら辞めたいっていいな。」
Sくん「う~~ん。辞めたいわけじゃない。。眠くて起きれない。あと、前の日オケの練習で遅くなるのに、            7時半にはいけない。」
私  「ふ~~ん。そっかあ。じゃあお昼からの習字だったらいいわけだ?」
Sくん「うん。。。。」
私  「いやなんでしょ?ちゃんとママたちに話しなよ。」
Sくん「でも、習字、自分から行きたいっていったんだよね。。」
私  「なら、行きなさい。」
Sくん「。。。。。。」
私  「今のままならね、誰の得にもならないよ。
    ママもパパもストレスになる。Sくんだって、ストレス。。でしょ?」

おまえ~~~!!いらつくなあ~~。。全く。。

習い事談義②

2006年02月15日 | keep smiling
チェロ、スイミング、サッカー、英語、習字を習っているSくん。
これが多いか少ないかは、ちょっと横におきましょう。

さて、今回お話があったのは、Sくんのママからでした。
話をまとめるとこうです。

Sが習字に行きたがらない。
土曜の朝早く(7時半から)ということもあると思うが、その日は朝から吐きそうだとか、頭が痛いとか言い出す。
パパは、行かせろというが、具合が悪いという本人を無理には行かせられず、休ませてしまう。
たとえ、着替えていても、泣いたり不機嫌になったりで、土曜の朝が憂鬱になる。
父親は、仕事で土曜日いないときが多いから、この現状を知らないので、行かせろと簡単に言うが、現状を見ている私の気持ちにもなってほしい。
じゃあ、辞めさせればいいのだが、不登校だったこともあり、彼のわがままを聞いたら、仮病使えば、嫌いなものをやめていいと思わせてしまう。
それは、きっと彼の成長段階において、よい経験ではないと思う。
何とか続けさせたい。
気持ちよく行ってもらいたい。
Sは、自分から辞めたいとは一度も言ってない。
という内容でした。

まとめると
・Sくんは習字をさぼっている。原因はわからないが、土曜日になると体調を崩 
 す。
・土曜の朝になると、ママもSくんも憂鬱になる。
・親も子も習字をやめさせたくないし、やめたくない。(表面上は)

さて、どうする?
ご両親は、Sくんと何回も話して、機嫌よく習字に行くようにということにはなっているらしいのですが、どうもうまくいってないようです。
私になら、Sは、本音を言うのじゃないかと思い、今回連絡してくださいました。

こりゃ、手ごわいぞ。。。。
みなさんなら、どうする?

習い事談義①

2006年02月14日 | omoi
まず、これからの話の前に、なぜ、習い事をするのか、なぜ、親は子に習い事をさせるのかを、少し考えたいと思います。

私は、ほぼ4歳の頃からピアノ、バレエ、チェロを習い、それ以前に(生後3ヶ月から)七田式の教育を受け、小学校に入る前に母から習字を習い、スイミングに行きました。
いろいろ習いましたが、今なお続いているのは、バレエとチェロ(音楽という意味ではピアノも)だけです。

私が望んで習ったのは、バレエとピアノです。あとは、親が必要と感じて、あるいは私の行動様式から適性を考えて、選んだようです。

こちらの子も日本の子も、放課後習い事をするのは同じです。
スポーツ系、芸術系。。。
なぜ、習い事をさせるか。。一言で言って「学校教育では、ある一定レベル以上の成果は、望めないから」ではないでしょうか?
そして、学校は「子供の多様性に応じられないから」とも考えられます。

学校の音楽だけで音楽家になった人はいないと思うし、勝手に泳いでいるだけで、swimmerになった人もおそらくいないでしょう。
優秀な先生について、専門の教育や訓練を受けていると考えられます。

日本には「一芸に秀でる」という言葉がありますよね。
あるいは、「二兎を追う物は一兎も得ず」ともいいますよね。
いろいろやっても身につかない、一つのことに集中し、それがほかより勝っていることが大事という一点豪華主義かしら?

こちらは、何でも出来たほうがいいという考え方です。
広く浅くではなく、広く深く。

さてさて、今回のお話のきっかけは、Sくん(ここには何回も登場していますが、簡単に言うなら、私が日本で家庭教師をしていた男の子です。家庭教師のきっかけは、彼が不登校というところから始まりました)です。
彼は、英語、チェロ、習字、スイミングそしてサッカーを習っています。

さてさて、Sくん、Sくんパパ、ママ、私を交えたこの談義。。。どうなることやら。。(Sくんたちには、了解をとってあります)