桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

やっぱり、踊りたい

2007年02月26日 | ballet
balletのジュニアの子達のコンクールが近いため、スタジオを今日は私たちsenior生が使うことができなかった。
足がちょっと痛い私には、少しうれしい休息日。
自分で休むのではなく、休んでねって言われて休むのは、罪悪感がなくてほっとする。こんなことでほっとするのは、かなりの小心者だ。

シニア生みんなで、自主トレをすることになった。(こういうのも自主トレっていうのかな)それも海岸で・・
私の提案で自転車でSanta Monica bayに向かうことになった。
うちにある3台の自転車もつかって、海に向かう。

道路で競争なんて迷惑だけど、いつの間にかみんな競争し始めた。
普段は、けがに気を遣って、自転車にのることをあまりしない私たち。
でも、今日はまるで子どもみたいにはしゃいで、途中で足を広げたりする仲間もいたりして、すごく楽しい。
前髪がぜ~~んぶうしろにいっちゃったり、ほっぺがどんどん紅潮してくるのもわかって、爆笑しながら海に着いた。

誰が約束するわけでもないのに、裸足になって「白鳥の湖」を踊りだす。
4羽の白鳥の男性版をやって、みんなで爆笑!
トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団 には申し訳ないが、こっちの4羽の白鳥のほうが美しい!
身長が揃ってないのが残念だけど、しなやかさに力強さが加わり、さすが!

ポアントなんてなくてもシューズなんてなくても、踊ることってこんなに楽しい。

ばかなことをやってたら、観光客が集まってきていた。
大道芸とでも思われたかな?

空は真っ青。
私はやっぱり踊ることが大好きだ♪

基本は教科書

2007年02月18日 | omoi
日本で私が家庭教師をしていた女の子がいます。
現在中3で、春から高校生です。

彼女(Tさん)の通う中学校は、中学校なのに『卒業研究』というのがあるそうです。
一人、一人がテーマを決め、一年かかって研究を行うそうです。
身長の小さい子が、一年間自分の身長の伸びを計測して考察したものや、ラップ(音楽)を調べていくうちに黒人の差別の歴史を知り、自分もラップを作ってまとめたものや、角の三等分の作図のしかたなど、5教科に限らず興味のあるものを独自の視点でまとめていくそうです。

Tさんは、私から教わっていた英語と、学校英語が違うことに気がつき、「通じる」ということは、どういうことなのだろうか?ということを研究したそうです。
先週末に選ばれた者だけの校内卒業研究発表会があったそうで、その研究内容を添付で送ってくれました。(A4用紙で30枚くらいです)

「英語の時間になると先生は『How are you,everyone?』とお聞きになり、私たちは必ず『fine thank you,and you?』と返します。でも私が習っていたnativeの先生は(私のことらしいです)『fineじゃないときは、fineっていわなくてもいいの。眠いときはI'm sleepy.っていったらいいよ。まあまあねってときは、I'm OK.でもso soでもいいよ。私たちはI'm fine.とはあまり使わないな』と言っていました」

こういう前書きの後、学校英語(教科書の英語)と私が教えた英語との彼女なりの違いの分析があり、最後こういう風に結んでありました。

「nativeの先生が教えてくれた英語は、通じる英語でした。でもその通じる英語を理解するためには、まず『学校の英語、教科書の英語』が大切だと気がつきました。基本があってこその通じる英語なのです。そして、通じるためには、言葉だけでなく表情や身振りも大切だとわかりました。最後にP先生が『英語は度胸。文法どおりでなくても、単語だけでも十分伝わる。伝えたいって強く思うことがコミュニケーションにはとても大事』といっていたことを思い出しています。」

感激でした。
なんでもよくできる子だったので、私を悩ませることもなくこの場にTちゃんのことを書くのは初めてになるのですが、本当に聡明な子だなと感心しました。

学校英語と私たちが使う日常的な英語を比較することで、言葉によるコミュニケーションの本質をきちんと捉えることができています。
まず、基礎・基本が大事、それから応用。でも付け加えて大事なのは気持ち。そう彼女は学んだのです。



ぜ~~んぶ親指???

2007年02月15日 | ミニEnglish Lesson
今日はおば様方との英会話サークルの日でした。
Valentine’s Dayの話でかなり盛り上がったところで、私が先日Valentine’sDayのために作った、プリザーブドフラワーのデコレーションをお見せしました。
(写真アップしました)

一人のおば様が、
「Pinkちゃんって器用よね。あら、器用ってなんていうのかしら?」

器用というのはいろんな言い方があります。
何に対して器用かってことが問題なのですが、よく使うのはhandy。日本でもお掃除の道具にhandy mop(ハンディ モップ)ってありましたよね?あれは、きっと手のhandと器用なっていうのをかけてあるのじゃないかなって思います。
She is handy around the house.(彼女って家のこと器用になんでもできるのよ)
というように言います。

今日のメインは、この反対語、つまり「不器用」という言い方をお教えしますね。
手に関することで不器用なときは、こういいます。

I'm all thumbs.とかMy fingers are all thumbs. といいます。
thumbは、親指のことです。自分の指が親指ばかりだったら、きっと能率的に仕事がはかどらないですよね。ですから全部親指の人は「不器用」なわけです。
それで、こういう言い方をします。
I'm all thumbs.・・・私、不器用なのよ・・

次は、足関係が不器用なときの言い方です。例えば、danceのステップが覚えられなかったり、テニスや野球のフォームがぎこちなかったり・・

He has two left feet.といいます。
二本の足が二つとも左足だったら・・・・思うように動きませんよね。danceなどで、一人だけ足が違ってたり、女性(男性)の足を踏んづけちゃうような男性(女性)のことをこういいます。
He(She) has two left feet.・・あの人ぎこちないよね(不器用ね)

でも、He has two right feet.とはいいません。右利きが多数だからかなあ。

Best friend

2007年02月13日 | keep smiling
寝ている枕元で携帯の着信音(マナーモードにしているもののぶーぶーいいます)・・・夜中の3時・・・
誰よ!と思って目をこすりながら電話に出ると(受信者をよく確認しませんでした)
「まだ~~まだまだやれるよ~~
 だって、いつでもかがやいてる~~う♪」
と、少し調子が外れた何人かの歌声でした。

曲名は『Best friend』
女性二人のグループで、私はこの歌の詞が特に好きだと、日本の友達に話したことがあります。

日本にいたとき通っていたバレエ団の友達が、練習の合間に私に電話をしてくれたのです。
前回のブログの記事を読んで、Pinkが心配になったと。
離れているけど、いつもPinkを応援しているからね。
そっちがいやになったらね、Pink日本人になっちゃえば~~!
そうとっかえひっかえ、みんなが交替で電話に出てくれて、そしてまた調子が外れた歌。

そうだよね、まだ、まだまだやれるよね。
また、心の中を優しさでいっぱいにしてやり直し。

ここのブログは日本の友達も、従兄弟や祖父も読むことがあるから、心配させるようなこと書かないようにしてたのに、みんなに心配させちゃったね。

練習の合間に、私に電話なんかして、先生に叱られただろうなあ。
もう!全く・・・・・ありがとうね。

努力してもだめなこと

2007年02月09日 | omoi
私の幼馴染に言わせると、私は何でもよくできる子供だったらしい。
スポーツも勉強も絵や音楽などの芸術的なことも、まんべんなくどれも人よりよくできる子供だったといわれる。
それも、頑張ってできるようになっているとは思えなかった、だから私から見たら、Pinkが羨ましかったと彼女はそう言う。

私はといえば、努力してできるようになった、できるようになるまでは人より努力しようと考えて、今までやってきた。
もっというなら、努力してできないことなどないとさえ思ってた。

今日1回のフェッテができたら、明日はもう一回、さらにあさってはもう一回。
今日この曲が弾けなくても、明日はこの1小節、あさっては更にもう一小節・・そう思ってやってきた。

母はこんな私を人より特別秀でているところがない『器用貧乏』だと言う。

できなくてへこむことはあっても、失敗感を感じたことはなかった。
つまずいたって思ったこともなかった。

父が私にこんなことをよく言ってくれた。
「夢に向かって進んでいって、つまずいたとする。つまずいたとしても、もう一度立ち上がる人は強いね。すばらしいよね。でも、パパはPinkにはつまずかないでほしいよ。つまずかない強さを目指してほしいよ。つまずきそうになっても、つまずかないように踏ん張る人は、倒れそうになっても持ちこたえる人は、もっと強いんだ。」
こう言われたことに共感して生きてきたように思う。
どんなときも踏ん張ろうと・・

でも今は倒れそうだ。
踏ん張れそうもないよ。