桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

命のバトンタッチ

2006年07月31日 | omoi
こちらは、7月31日になりました。
日本は、明日から8月ですね。
私はこの月の最後の日ってあまり好きじゃないの。
なんだか、次の月に行くのに、もったいぶってるみたいで。。。

8月というのは、私にはちょっとうれしい月でもありちょっとつらい月でもあります。
8月に私は命をいただきました。
毎年、毎年8月を迎えるたびに、特に最近はお祝いしていただくたびに、生まれてきてよかった・・・・と思いを強くしていました。

ところが、2年前。
私の誕生日の翌日、私の大好きな祖母が交通事故に遭い、その翌日亡くなりました。
私の誕生日の2日後です。
今までは8月が大好きだった私ですが、2年前から8月になるのが少し怖いような気持ちになっていました。

ありえないことかもしれませんが、自分の誕生日近くになると、また大事な人を失うのではないかという心配が、金属のように固まって私の心にずしんと落ちてきます。


これからは、こう考えたいです。
祖母はどう生きるかを教えてくれようとしたんだと。
自分の誕生日と祖母の死と、二つが近寄ることで、生と死を考える機会をあたえてもらっているんだと。
祖母は、私に命のバトンを渡してくれてる気がしています。


誰かを元気にする

2006年07月28日 | keep smiling
昨日から母が熱を出しています。
かなりよく熱を出す私と違って、母が最近熱を出したのは、何年前でしょう?
やはり母になると、気合が違うのでしょうか??

ちょうどというか昨日から父がいないこともあって、私が母の看病(そんなおおげさではありませんが)しながら、家のこともしています。
母ってすごいというしかないですね。
掃除・洗濯・食事の用意だけでなく、こまごましたこといっぱいありますもの。

そんななかで気がついたことがあります。

看病していると、その成果を期待してしまします。
わかりやすく言えば、冷たい枕を取り替えるときは、「これで熱下がるかなあ」
と思うし、雑炊や彼女が食べたいものを作って出すときは、「栄養つけて。薬きかないからね」と思うし、部屋を涼しくするときは(涼しいですが)「気持ちよく眠れるといいなあ」と思います。
つまり自分が行った行為で相手を今より良い状態にできるとうれしいわけです。
報われたと思うのです。

でも、その成果が出ない場合。。
疲れるのですよね。
長期にわたる看護や介護がストレスになったり、重荷になるのはこのせいですね。
目に見えて成果が出るから、頑張れる。
でも、状態が変わらなかったり、逆に悪くなると、見守る自分まで辛くなる。
これは、体だけでなく、気持ちに元気がない人の場合もそうではないでしょうか?

いろんな言葉をかけても元気が出ない。
時間が経っても、涙をいっぱい流しても、なかなか元のようにならない。
時間がかかることはわかっているけど、見てる周りの人間は、結構あせりますよね。


見返りを求めず、相手がどうあれひたすら看病するとか、介護するとか、相談にのるというのは、なかなかできることではないこと、この2日で学んだ気がします。

私の子分はバイリンガル

2006年07月26日 | keep smiling
バイリンガル・・・というのが何をもってバイリンガルなのか定義がわかりませんが、母国語以外にもう一つの言語をその言語を使う人と同程度に読み・書き・話し・聞くことができるとあえてここで定義するならば、私は英語と日本語のバイリンガルかもしれません。

時々、覚えたての四字熟語を変なときに使って相手を笑わせたり(これ、本人は結構まじめなんですが)覚えたての言葉を使ってみたくて、いろんな状況で使ってみたりはしますが、まあそれなり(どれなり?)ということでバイリンガルです。

そういえば・・・・今日私の子分に話しかけていて気がついたのですが、彼もバイリンガルです。
「お手!」といっても手を出しますし(足か?)
「shake hands」といってもちゃんと手を出します。
「おすわり」といえば、ちゃんとすわりますし、
「sit!」といっても同じことをします。

散歩が大好きな私の子分は、
「散歩行くよ~~~」といっても尻尾を振って私についてきますし、
「Let's walk around!」といってもうはうはしながらかけてきます。
おまけにちょっとしたしゃれ?とんちまでわかるようになりました。
「ぽ・ぽ・ぽしようか?」(ぽが三つで散歩のつもり)というとリードのおいてある小屋を目指してかけていきます。

子分・・・・犬なんですが、彼はトライリンガルかもしれません。

ごめんね。。。。Robert。。。

2006年07月24日 | keep smiling
2週間くらい前です。

庭で犬とじゃれあっていたら、芝生の中から1匹のアマガエル?
え!うちにもいるんだと思いました。

実はSくんと一度カエルの研究としようとアマガエルといっぱい捕まえたことがありました。
そのことを思いだして、カエルをしばらく飼ってみたくなりました。

小さい水槽の中に土と石を置いて、水場も作りました。
ぴょんぴょん元気にとびはねるRobert(カエルの名前)は、かわいらしかったのです。
環境の色を変えると、体表の色が変化することをSくんから聞いていましたので、
実際やってみたりしました。
なるほど~~黒いときは、カエルの体表も黒~~~くなりました。

それが、私が熱を出している間のこと。
私も様子を見るのを忘れていました。
今日、Robertどうしているかな~と思って水槽をのぞくと、いません。
あれ?ふたを開けてみましたが、やっぱりいません。
逃げたのかな~って思いながら、水槽を目線まであげると。。。。

からからになったRobertが、私が見ているほうと反対の水槽の面にはりついていました。
水分が抜けてからからになってもまだ、上を目指しているようにはりついていました。
どうして?どうしてこんな姿に?
お水は下にあったのに。。
しんどかったら、おりればよかったのに。。
こんなからからになっちゃって。。ごめんね、Robert。
気がついてあげられなくて、ごめん。。

手でそっとはがしました。
形はカエルのままです。
ここから出たかったんだね。
私の手の上のRobertは、紙のようにぺらぺらな姿でした。

みるみるうちにRobertの姿が、涙で見えなくなりました。
ぽたぽた手のひらに落ちる涙が、Robertを潤していきました。

でもRobertは元には戻りません。
私のエゴで、命を落とさせてしまってごめんね。ごめんね。

ものの美しさをを見る

2006年07月22日 | keep smiling
昨日電話での会話で出てきた話題です。

その人は、こんなことをおしえてくださいました。
「『小林秀雄の本に、花を1分間見なさい。
  すると、その1分がどんなに長いかわかる』ってあったよ。
 急いで表に出て、草を見てみたよ。
 そしたら、本当に1分が長いんだ。
 1分草を見ているってことが、なかなかできないんだよ」

それを聞いて、へ~なるほどって思いました。
多分、小林秀雄さんは、「ものの見方」だとか「見るということ」がどんなことであるかを言いたかったのだと思うのです。(違うかなあ)

今日、私も庭に出て、花を見つめてみました。
確かに1分は長い。
きれいだな~なんて思いながら見ていても、45秒後には目をそらしていました。

それから、スプリンクラーから出る水を受ける芝生が目にとまりました。
水の玉がはじけて、そこに光があたってきらきらして、本当にきれいでした。
芝生の周りの透明感、葉一枚一枚にこぼれる雫、水の玉をうけて輝く躍動感のようなものを感じながら、私はずっと芝生を見つめていました。

何分たったころでしょうか?
人をひざまづかせるような、絶対的な美の前では、時間は止まるのではないかと思ったのです。
だって、私はいつまでもいつまでもずっとずっと、そこで芝生のみずみずしさを見ていたかったのですから

ふ~~~きつかった。。

2006年07月21日 | keep smiling
学校の課題にグループワーク。。小学校での実験。。。
なんていうんだっけかな??次々にやってくること。。
矢継ぎ早?畳み掛けるような出来事に、ちょっと疲れたかなあ。。

昨日の下校時から熱があります。
今ようやく楽になりました。

小さい頃から熱を出すととても心細くなっていた私。。
この年になっても、変わらないです。(恥ずかしいですが)

ベッドの中でmailを送ってみたり、電話をしてみたり。。
うえ~~ん寂しいよ~~って独り言いってみたり。。

体調が悪いと、精神も弱くなってだめですね。
早く治すことにします!

ボールとヒール

2006年07月19日 | keep smiling
おはようございます。
ようやく、レポート終わりました。

最近タップダンスを習っています。
きっかけはやはりバレエなのですが、この秋に発表会があります。
私はオーロラ姫のパ・ド・ドゥともうひとつ、魔女の役をやらせてもらいます。

魔女のある場面だけは、私が自由に振付けてもいいことになっているので、
ちょっとおちゃめな魔女を演じてみたくなりました。
怖い魔女ではなく、どことなく憎めない、愛らしい魔女。

考えた結果、タップの要素を入れたらどうか?って考えたのです。

タップにも種類があるらしいのですが、あえてバレエとは反対のリズムを刻むタップを選んでみました。

1拍目から拍子を刻むバレエとは逆に、このタップはアフタービート(裏打ち)です。
またボール(いわゆるつまさき)の部分をあげることがないバレエに対して、ボール、ヒール、ボール、ヒールの繰り返しでリズムを刻むタップ。
重心を上に引き上げる、ボディーを上に意識するバレエとは違って、脱力する、重心に逆らわないことを基本とするタップ。

体が自然に動きません。
いつも使わない脳の部分をフル回転している意識があります。

先生は「慣れると心地よくなるよ」とおっしゃいますが、かなりの時間がかかるようです。
今も頭の中をわんわんアフタービートのリズムが鳴っています。

私の修行の時間

2006年07月15日 | keep smiling
金曜日の17時から19時。。。。私にとっては修行の時間です。

今日も宿題をしてこないRちゃん。
これで3週連続。
それまでもしてこなかったときはあるし、そのたびに今度はしてこようね。。なんて優しい言葉で許してきました。
今までもいろんな言い訳聞きましたが、今回はプリントをなくしたのと、まとめのノートが見つからないということでした。
でも、さすがに3週連続となると私も叱ってしまいました。
「先生昨日電話で、宿題できてるか確かめたよね?Rちゃん、してあるよってい  ったよね。
 どうして?そのときプリントなくしたとか、ノートが見当たらないって言ってく れたら、先生アドバイスのしようもあったんだけどなあ。
 Rちゃんが してあるっていったから、今日は大丈夫なんだろうなって思った  の。
 ママも時間 をかけて先生んちにあなたを連れてきてくださるんだし、お金もか かってる。
 そのこと無駄にしないでよ。
 宿題、ちゃんとやろうよ。
 先生もきちんとわかるまでつきあうからさ。」

途中からは涙声だったように思います。
Rちゃんも泣いてました。
でも、きっと心に響いていない。
私にはわかるのです。
でも、やらないといけない、わかってるけどでも、できない。
子供っていうのはそういう弱い、幼い存在だってこと分かってあげたいって思う。

「その子は何がわかってないのか分からないんだよ。Pinkもその子の何が分かって ないのか分かってないんだ。追求の詰めが甘い!」そうわたしのことを叱ってくれる人がいます。

本当につらい時間だけど、でもギブアップはいや。
力をつけてあげたいって、心から思います。

おたまじゃくしと温泉卵

2006年07月11日 | keep smiling
3年連続してSくんの夏の自由研究を紹介してきました。
1年目は、私と一緒にやった「朝顔の色をかけてみよう」という実験。
種の中からDNAを取り出し、別の色の種にそのDNAを注入すると、朝顔はどんな色の花を咲かせるかという、夏休み中毎日観察した、大作でした。

2年目は、かえるの色を変えるという研究です。
アマガエルは、周りの色に自分の体の色を合わせて変えるといわれていますが、果たして、どんな色に対してもそうなのか?
そうなら、カエルはどこで色を感じて、体表の色を変化させているのかという研究でした。

そして今回は、おたまじゃくしのときから環境をいろんな色に設定したとき、かえるになったときの体表の色は、どうなるか?(タイトルはまだ未定)だそうです。
なんだかかなり田舎のほうまで行って、おたまじゃくしを取ってきたそうです。
水槽を6個くらい用意して、ペンキで黒、青、黄色・・・色分けし、その中でおたまじゃくしを飼っていたそうです。

ところが、研究の途中に大どんでん返しが。。。。
大発見のよ・か・ん。。。。。
これ以上は企業秘密なのでいえませんが、Sくんの研究すごいですよ。

私も負けていられません。
毎日、温泉卵の研究をすることにしました。
私は温泉卵が大好き。なんとか家で作れる方法を、日々模索しています。
あるブロガーさんから、マイクロ ウエイブを使った、方法を教えていただきましたが、もっとクラッシーな方法でやりたいのです。

温泉卵を作るには、70度くらいにお湯の温度を一定に保つということが必要です。その保ち方なのですが、中国4千年の歴史の知恵を使ったらどうかというところにたどり着いています。
中華スープは、温度が下がりにくくなっています。
それは、とろみがついているからです。
ここに中国人の知恵があるのですよね。
それを利用して、とろみのあるお湯に卵をいれたらどうでしょう?

あるいは、先日coffeeを立てながら気がついたのですが、coffeeメーカーって何度くらいのcoffeeをつくっているのだろう。
この保温機能を使ったら、温泉卵ができるのでは?

やるからには、卵が出来る過程もみてみたいなあ~~
父から、胃カメラ借りれないかなあ。。
それを卵に取り付けて、時間によってたんぱく質の固まる様子を写真に撮れたらな~~~などと、考えております。
こういうこと考えているときが本と楽しいのですが、計画を話す私に(多分生き生きしてると思う)母は、
「おお!いい考えね~~~でもPinkがすべきことは、ほかにないの????」
とあきれられました。
こういう親が、子供のやる気を削ぐのです。