桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

「空気をよむ」を英語にすると・・・・

2007年01月24日 | ミニEnglish Lesson
日本の中学生からのご質問です。

「Pink先生!『空気をよむって』、英語でなんていうの?」
こういうご質問をいただいています。

空気をよむ=その場の雰囲気を察する=場を作り出している人の気持ちを慮る(この慮るという言葉、最近教えていただきました。なんだか音の響きが好きで、気に入っています)
って図式を私なりに考えてみました。

直接的に訳す言葉は見つからないので、「時間ちょうだいね。」って答えてあるのですが、この質問にとても興味を持ちました。

仲良しのお友達が『「空気」の研究』山本七平著 と『「いき」の構造』 九鬼周造著 をそれぞれ紹介してくださいました。
でも、これが私にはなかなか難しい・・・読んでる途中で眠くなります。

ただ、感じたことは「空気をよむ」というのは、「その場の雰囲気を察する」でとどめておけばよい行動ではないかと思ったのです。
「雰囲気を作り出している人の気持ちを慮る」ことができて初めて空気をよめる。人の気持ちを慮れることは当たり前、基本なのではないかと思いました。

take a hint・・・人の気持ちを察するという英語がありますが、それはあまりに直接的で粋じゃない気がします。
think of others・・・これも違う。

ぴったりする言い方が見つかりません。

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6 Comments

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Unknown (ぶらっちぇ)
2007-01-24 14:24:18
あはは、「おもんばかる」って日本語を覚えたねw
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Unknown (pink)
2007-01-24 14:53:45
はい。とても気に入っています。omonbakaruという音も清音に濁音が入っていることで華やかさもでるし、人のことを思いやるという意味合いもとても素敵です。
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Unknown (オムラー)
2007-01-24 16:13:02
雰囲気=atmosphere って学校で習うけど
用法が違うのかな...

もっと物理的な空気の事を指すのかなぁ。
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(´π`) ((´π`))
2007-01-25 01:49:18
・read the atmosphere of a place
なんて言い方もあるけど、

・read between the lines
という表現もあるっぽいねー。
行間を読む…というのが直訳なのだけれど、
行間を読むってのは、文章の文字をスラスラ読むのではなくて、文字として明瞭に示されていない人の気持ちを読み取るという意味だ…というのはOKねー。
この行間を、場の雰囲気として読み替えるというのも粋なもんです。
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Unknown (pink)
2007-01-25 13:22:24
オムラーさん:atmosphereであってます。物理的な空気もさすけど、その場のムード、雰囲気って言う意味を強く持ちます。これにどんな動詞をつけるかなのです。
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Unknown (pink)
2007-01-25 13:24:50
((´π`))さん:read the atmosphere of a placeは、全くの直訳で、粋ではないですね。
read between the lines
が確かに一番近いかもしれません。辞書によっては、『空気をよむ』なんて訳されてると思います。
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