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ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

文化

2016年09月04日 | 雑談
楽天の海外展開が行き詰っているようで、2月のアジア圏からの徹底に続き、ヨーロッパからの撤退を発表しています。これで楽天の海外拠点は、台湾、フランスなど5か国になったということですが、今のところこの台湾やフランスでの事業は好調との事です。

ビジネス…と言うのは難しいのだと思います。近隣の店舗でも、ずっと変わらず維持できているところがあるかと思えば、すぐにテナントが交代してしまうところもあります。それぞれに、ソロバンをはじいていないわけではないはずですから、ビジネスセンスの違い…ということになるのでしょうか。楽天は、三木谷社長のもと、時流に乗って大きくビジネスを広げてきた会社です。2004年には、オリックスと近鉄の合併に伴い、プロ野球新規参入球団に名乗りを上げ、優勢だったライブドアを押さえて、東北楽天ゴールデンイーグルスが認められた事など、記憶に新しいところです。

良いときもあれば、悪いときもある。その勢いに合わせて、世論は押しも引きもしますが、ビジネスの難しいことなど良くわからぬ素人が、だからあれこれ…言うのは、甚だ僭越だと思います。が、勢いを失うと、すぐに非難の声が上がるのは、残念ながら品の無い社会の常の姿のようで、楽天の経営にも色々な声が上がっています。

楽天と言えば、プロ野球以外にも、英語の公用語化を打ち出して話題になった会社です。役職に応じてTOEICスコアが定められ、スコアが満たない社員は給料削減といった方針が打ち出され、人材流出などが問題になりました。当時海外進出を図っていた楽天は、ともかく国際化を進めることに力点が置かれ、国際化の何よりの手段が英語化だと判断したようです。が、今回の海外事業撤退が、その英語化に意味がなかったような印象を強くさせ、これは、会社としては、かなり痛手なのではないかと想像します。

これまでの「話せなった英語力」を何とかしようと、小学校に英語が導入され、改革が打ち出されています。これも、もしかすると、楽天の英語化とその発想の根本が似ているのかも知れないと思います。英語力も大切です。話せないより話せた方が良い。英語もフランス語もドイツ語も中国語も、話せないより話せた方が良いと思います。でも、英語を話すより前に、相手が何を言わんとしているのかを理解する力、自分の伝えたいことをきちんと相手に伝わるように伝える力、相手の心情をくみ取り、相手の気持ちに上手に添うことのできるコミュニケーション力、相手の国の文化にキチンと敬意が払えること等々…。語学力以前に必要な力が山ほどあると、思うのです。言語は、自分の中にあるものを表現する手段です。自分の中に何があるか?がきっと大切なのだと思っているのですが。。。

相手の国の文化的には、決して他国が批判的に口を出すべきものだと思いません。食べ物、着るもの、脈々と受け継がれてきた文化をまずは尊重することを学ぶことが、国際化なのではないでしょうか。個人的には、そのうちヘッドホンを装着しさえすれば、勝手に翻訳されて聞こえて来る時代が来るのではないか?と、思ったりしています。

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トーク画面の「鍵」マークは何?

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撤退する勇気

2016年09月03日 | 雑談
乳がん闘病中と発表されていた小林麻央さんがブログをスタートしたということで、大きなニュースになっています。読者は既に27万人を突破したと言われています。病気の陰に隠れていないで、力強く人生を歩んだ女性でありたいというのが、彼女のブログ開設の理由。賛同の声しきりです。

彼女のブログをネタにした(←何かガツガツした印象の言葉で申し訳ありませんが、麻央さん人気にあやかった発言が多いのも事実です。)発信も大変多く、その影響力の大きさは近頃類を見ません。研ぎ澄まされた言葉が印象的なブログでした。発信を続けていくということですから、病克服宣言が聞けることを心の底から願って、応援していようと思います。

彼女にとって、ブログでの発信は、生きているという証なのでしょうか。じっとしていられない「何か」を感じるのは確かです。ブログに限らず、facebookやtwitterなども含めてSNSは大人気で、言い方は悪いかも知れませんが「猫も杓子も」状態です。何のために発信をしたいのか、これと言った理由もなく、運営されているサイトは数多くあります。それって、言い換えると、多くのサイト・ページは不要だということになります。

「皆がしているから」といった動機で、始めた人も多いでしょう。ともかく体験してみる事は、悪い事では無いと思います。世の中、実際に体験してみないと分からない事と言うのは、多いですから。但し、自分が世の中に発信することの意味を見つける事が出来なかった場合は、撤退する勇気も必要かも知れません。

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縦に作ったエクセル表を横にしたい

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資格

2016年09月02日 | 雑談
精神科医の中でも、強制入院などの判断をすることができるのは「精神保健指定医」の資格を取得している医師なのだそうです。先日の相模原市の障害者施設の殺傷事件を起こした容疑者も以前、自傷他害の恐れがあるとして措置入院となったことがありました。その「精神保健指定医」の資格ですが、およそ100人もの医師が不正取得していた疑いがある…と報じられています。

指定医に認定されるには、精神科3年以上を含む、5年以上の臨床経験を有する精神科医が講習を受け、指定された8例の症例報告を出すことが必要だそうです。今回の不正取得は、主にこの症例報告がキチンと基準を満たしていませんでした。複数の医師が、同じ患者のレポートを出していたり、治療に十分関わってもいないケースを報告したなど、厚生労働省の基準を満たしていなかったことが判明したもので、これから各医師の弁明を聞く聴聞の手続きが進められています。

あくまで個別に提出された書類上で資格審査が行われているでしょうから、判明してしまってから「なんとずさんな」と批判するのは簡単ですが、手口を予想していない状況で、1件ずつの書類に目を通しただけで気づくことには無理があるかも知れません。1件ずつ、すべての症例を1から当たって、資格にふさわしいか否かの判断をするには、おそらく信じられないほどの手間暇と時間が必要かと思われます。

医者の世界だけでも、専門医・認定医などの資格はたくさんありますし、それ以外の資格も含めると実にたくさんの資格認定が行われています。どうでもよい(失礼)資格から、人の命や人生を担うような資格まで。それらの運営が正しく公平に行われているのかというと、そうは思えません。端から資格とはその程度のもの…と思うしかないのかも知れません。実際は「資格を取得」することよりも、「取得後の精進」がその資格を育てるものなのだろうと思います。実際に他人の人生を左右するような内容の資格を自己申告で定める事に無理があるのかも知れないと思いました。

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勝手に今日の日付が入る

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2016年09月01日 | 雑談
「とにかく倒産した会社は書類が多い」そうです。倒産整理の仕事に携わる人たちが言っておられたりするので、多分本当でしょう。倒産整理…ですから、既に必要な書類は然るべき場所に移されていると考えると、残されたたくさんの書類は「不必要な」書類ということになります。社内のありとあらゆる処理に、膨大な「紙」が伴っていて、その大半は処分すべき紙なのだと言えるのかもしれません。そんなこんなで「ペーパーレス」が叫ばれ、パソコン処理が導入されていますが、「念のため」?、保管されている書類は相変わらず、減る気配はないようです。

昨秋くらいから、親の介護問題にぶつかっています。当たり前ですが、関わってきた色々な局面全てに「書類」がつきまといます。正直に言うと、残しておくべき書類…というのはそんなに多くないような気がします。但し母もそうなのですが、「取り敢えず、大切そうだから」残しておく。残したはいいものの、キチンと重要度を測ることをしない(制度の全容がつかめない限り、測ることができないという方が正確かも)ために、山ほどの書類がたまって、結局大切な書類がどれだかわからない状態です。

更に、母に代わってあちこちの手続きをしていると、随所でぶつかるのが「本人確認」の壁。高齢で、本人が出向いてさっさと手続きを済ませられない…という場合、委任状とか本人確認書類とか直筆とか。。。。いい加減にして欲しいと思ってしまうほどに、様々な手続きが面倒です。おそらく役所や銀行の言うがままに、たくさんの書類を埋めておられるお年寄りは多いだろうと想像します。

確かに、書面もなしに「なんでもあり」にしてしまう事は危険です。悲しいかな、世の中は「悪意」があるという前提で動いておかねばならないのでしょう。セキュリティは二重にも三重にもしておくことに、意味があるはずなのです。では「山ほどの紙」が全幅の信頼とセキュリティを保証できるのかというと、結局そうではなくて、私たちはたくさんの書類と格闘する割に、あちこちが「ざる」状態のシステムの中に暮らしているようにも思います。

「紙」不要論を改めて、吟味するのも良いかもしれません。単純に、紙を廃止して、すべてをパソコンの中に入れれば良いという問題ではありません。現場で、書類をどうしたら減らせるのかに知恵を絞っていただきたいものです。

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スキャンはどのようにしたら良いのですか?

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