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大阪都構想に対する賛否を問う住民投票が実施され、反対意見が賛成意見を上回る事となり、都構想は廃案となる事が判明しました。投票率は66.83%。このところ、国・市政選挙などで聞かれる投票率は50%そこそこにまで下がっていたりもしましたから、市民の関心の高さが伺われます。残念ながら、大阪市民でなければ投票することのできない住民投票ですが、できるなら他の地域からも投票させて欲しいと思ったくらい、論点がハッキリしていて意思表示のし易いものでした。平生の選挙でも、このくらい明確な投票の仕方ができれば良いのに…と、フト思った次第。

橋下大阪市長は、かねてより、大阪都構想が廃案になれば政治家を引退すると明言しておられました。この後、記者会見の予定だそうですが、何を語られるのでしょうか。いずれにしても、この方も非常に分かりやすい方で、敵も多い方なのでしょうけれど、政治を分かりやすく見せてくれた功労者でもあります。

言葉ばかりが重厚で、内容に明快さが欠けるのが、これまでのいわゆる「政治的な発言」。事態がどんな風に転んでも、保身はシッカリとされているプロの先生方に比べれば、橋下氏のやり方は「稚拙」なのでしょうけれど、政治が彼のように分かり易ければ良いのにと思わなくもありません。お疲れ様でした。