
高山植物の女王と呼ばれるコマクサも、あちこちの山域で見られるようになりました。その多くは人の手で播種されたもので、白山では2011年に除去が決定されました。逆に草津白根山には自生してましたが、盗掘により減少し今あるのは植栽種がほとんどです。山野草展というのもある意味ネックですね。岩木山においても、もともとあった固有種ではないので、コマクサは全て除去されたという過去があります。根がかなり深く長いので除去には苦労されたそうです。今はDNA解析で後から移植、植栽されたものかどうかを調べられますが、故意的なものの他に他の山域から登山者の靴底についた種が原因の場合もあります。植物にとっては人間はもはや鳥のような存在でしょうか。登山人口の増加とともに、防ぎきれない原因のひとつかもしれません。