DVDレビューは久々ですね。そこそこ観てはいたんですが、くだらないのばっかりで書く気になれませんでした。
テイカーズ・・・takers は強奪者と訳されますが、世の中には“ピンクパンサー”なる世界を股にかけた強盗団が実在するわけで、あながちウソではないストーリーだと思います。テレビ局のヘリを呼びよせ、それを奪うという奇想天外な脱出劇の序盤に比べ、後半はややぐだぐだ感が拭えません。いつも思うんですが、しゃべってないでズドンとやったらそれでお仕舞いなわけですよ。それだと映画になりませんけど。あとの銀行強盗計画は、5人組のボス的存在のゴースト(ティップ“T.I.”ハリス)が煮え湯を飲まされた仕返しのために仕掛けた罠でした。走りでの逃走劇やロシアギャンググループとの銃撃戦は見応えありましたね。その強盗団をLA市警刑事ジャック(マット・ディロン)が追うんですが、娘と過ごすオフが台無しになったり、相棒が着服をビデオに撮られたことで自ら撃たれにいったりと寄り道ぎみのサブストーリーはいらなくないですか? あとのキャストは、ワイルド・スピードのポール・ウォーカーぐらいしか知りませんでした。女性関係はパッとしないんですが、アバターのゾーイ・サルダナが出ていましたな。最後に刑事が手柄を取らず、犯人は逮捕されずに逃げのびるというのは、なんかすっきりしませんね。
ジョンQ~最後の決断~・・・心臓病を患った息子は、心臓移植以外に選択肢がなく、金策に駆けずり回るものの万策つき拳銃を持って病棟を占拠することに。デンゼル・ワシントンは相変わらず白人女優とは絡みませんね。冒頭に出てきた追越を繰返した挙句事故死した女性の臓器が、移植されるということは早い段階で分かってしまいました。アメリカの医療・保険制度の問題点を顕にしたといえますが、周りを顧ない身勝手さには引きます。キャストでは、Dr役のジェームズ・ウッズが知的な雰囲気たっぷりで冷静な演技が光りました。さすがMIT出身、IQ180です。一方ロバート・デュヴァルみたいな往年の名俳優が足蹴にされるのは、心が痛みますな。
FREE WILLY・・・1993年の古い映画ですが、世界中が涙した感動作をぜひ見ていただきたいものです。シャチのウィリーが賢すぎる点が少々ひっかかりますけど。孤児院を逃げ出して、悪い仲間とつるんで悪事を繰返してたのが、1匹のシャチとの出会いにより変わっていく様が見事に描かれてます。家族から引き離されたシャチに、自分の境遇を重ね合わせたんでしょう。最後は、シャチ殺害で保険金詐取を目論む水族館オーナーとのバトルに勝利します。
PS:「風立ちぬ」の喫煙シーンが問題になってますが、映画とはそういうものですよ。タバコは吸いませんので、双方の言い分も分かりますけど。殺人シーンを描写してる方がよっぽど問題だと思います。 花巻東のカット打法も賛否ありますが、カットとバントは明らかに違います。それより大会途中で問題視した方が問題なわけで。。
テイカーズ・・・takers は強奪者と訳されますが、世の中には“ピンクパンサー”なる世界を股にかけた強盗団が実在するわけで、あながちウソではないストーリーだと思います。テレビ局のヘリを呼びよせ、それを奪うという奇想天外な脱出劇の序盤に比べ、後半はややぐだぐだ感が拭えません。いつも思うんですが、しゃべってないでズドンとやったらそれでお仕舞いなわけですよ。それだと映画になりませんけど。あとの銀行強盗計画は、5人組のボス的存在のゴースト(ティップ“T.I.”ハリス)が煮え湯を飲まされた仕返しのために仕掛けた罠でした。走りでの逃走劇やロシアギャンググループとの銃撃戦は見応えありましたね。その強盗団をLA市警刑事ジャック(マット・ディロン)が追うんですが、娘と過ごすオフが台無しになったり、相棒が着服をビデオに撮られたことで自ら撃たれにいったりと寄り道ぎみのサブストーリーはいらなくないですか? あとのキャストは、ワイルド・スピードのポール・ウォーカーぐらいしか知りませんでした。女性関係はパッとしないんですが、アバターのゾーイ・サルダナが出ていましたな。最後に刑事が手柄を取らず、犯人は逮捕されずに逃げのびるというのは、なんかすっきりしませんね。
ジョンQ~最後の決断~・・・心臓病を患った息子は、心臓移植以外に選択肢がなく、金策に駆けずり回るものの万策つき拳銃を持って病棟を占拠することに。デンゼル・ワシントンは相変わらず白人女優とは絡みませんね。冒頭に出てきた追越を繰返した挙句事故死した女性の臓器が、移植されるということは早い段階で分かってしまいました。アメリカの医療・保険制度の問題点を顕にしたといえますが、周りを顧ない身勝手さには引きます。キャストでは、Dr役のジェームズ・ウッズが知的な雰囲気たっぷりで冷静な演技が光りました。さすがMIT出身、IQ180です。一方ロバート・デュヴァルみたいな往年の名俳優が足蹴にされるのは、心が痛みますな。
FREE WILLY・・・1993年の古い映画ですが、世界中が涙した感動作をぜひ見ていただきたいものです。シャチのウィリーが賢すぎる点が少々ひっかかりますけど。孤児院を逃げ出して、悪い仲間とつるんで悪事を繰返してたのが、1匹のシャチとの出会いにより変わっていく様が見事に描かれてます。家族から引き離されたシャチに、自分の境遇を重ね合わせたんでしょう。最後は、シャチ殺害で保険金詐取を目論む水族館オーナーとのバトルに勝利します。
PS:「風立ちぬ」の喫煙シーンが問題になってますが、映画とはそういうものですよ。タバコは吸いませんので、双方の言い分も分かりますけど。殺人シーンを描写してる方がよっぽど問題だと思います。 花巻東のカット打法も賛否ありますが、カットとバントは明らかに違います。それより大会途中で問題視した方が問題なわけで。。