その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

お椀出せ(笑)

2015年04月26日 | 
Oh, when the saints go marchin’ in
Oh, when the saints go marchin’ in
Lord how I want to be in that number
When the saints go marchin’ in

賑やかな曲ですが、ジャズのスタンダードナンバーにして、

黒人霊歌。葬列に使われます。

邦題は「聖者の行進」あるいは「聖者が街にやってくる」。

そんなお題なもんだから、marchin’ in が「街に」

はたまた

Oh, when the saints が「お椀出せ」

go marchin’ in 「お待ちに」

と聞こえてる人も少なからずいて、

「お椀出せ、茶碗出せ」なんてふざけたのも。

繋げると「お椀出(せ)節子(お)待ちに」な~んて、さすがに

それはないですけどねww
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分からないものは、知ってるものに置き換えるのが、

人間の思考回路だからなんでしょう。

例えばよく見たこともないのが、人間の顔に見えてしまう、

という事象が紹介されることがあります。
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相俟って、日本人が英語ができないのはカタカナの弊害。

(以前にも書いたような記憶がありますが)

私が初めてアメリカに行った時のこと。

案内所のおばちゃんにバス停を聞いたら、

「霊園ワン(0円ワン)」と返ってきて、咄嗟には分から

なかったですね。

それは Lane を「レーン」で認識してしまってるからです。
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同じように、話す方でもカタカナ発音は全く通じません。

UCLAで Beverly Hills の方角を確認しようと数人の

学生に聞いても、全く知らないとの返答でした。

UCLAと Beverly Hills はかなり近いのにも関わらずですよ。

「ビバリーヒルズ」では通じませんが、「ベヴァリーイルズ」なら

いけるかもしれません。試してください。

同様に McDonald's は“マクターノー”に聞こえます。

日本語は「子音」+「母音」で構成されてるので、無駄に母音を

はさんでしまうと通じなくなります。

ヒアリングでは、音に出ない子音が聞き取れて初めてスタートライン

に立つことができる、といっても過言ではありません。
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