その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

御所湖温泉大勲の湯

2013年02月11日 | 県外温泉

 いわて雪まつりの後、温泉に立ち寄りました。昔、御所湖でウィンドサーフィンをしてましたので分かるんですが、とにかくしょっぱいんですよ。岩塩だと思うんですが、もしかしたら海水より塩分濃度が濃いかもしれません。そのため当然のことながら、一面氷に覆われてました。山岳用語でシュカブラ(風紋)というのがありますが、そんな感じにも見えました。この日は風が強かったので、氷の上の雪が生き物のように動いてまして凄い光景でしたよ。いいものを見せてもらいました。



 フロント辺りはキレイで期待が持てたのですが、脱衣場に着くとトイレが壊れていて「下のトイレを使って下さい」との貼り紙が。下に行ってみると、暖房便座になっていませんでした。ホテルでしょ、信じられませんね。さらにサウナも壊れてます、との貼り紙。直さんかい! 露天は、凍って危ないとかで使用禁止の貼り紙。とにかく貼り紙だらけ。それでいて、入浴料は800円と高め。内湯の写真を撮るタイミングを計ってたのですが、次から次へと客がやってくるので、とうとう撮れずじまい。内湯は、屋根が1/3ほどガラス張りになっているので、太陽光が浴槽まで降り注ぎとても明るく気持ちいい。節電にもなりますしね。お湯は「美人づくりの湯」と謳うだけのことがあって、とろっとろでまるでトロミをつけたかのよう。泉質は、PH9.1のアルカリ性単純温泉。泉温45.5度。微かに硫黄臭が感じられました。ナトリウムと塩素の他に炭酸水素イオンを多く含んでいるので、よく見ると体に小さい気泡がついてました。湯量も豊富なようで、浴槽から流れ出る様は掛け流しを地でいってるかのごとし。

【御所湖温泉 ホテル花の湯(大勲の湯)】
岩手県岩手郡雫石町西安庭第27地割4-1
019-692-1050
コメント (4)
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