2013.5 ニワゼキショウ(庭石菖 Sisyrinchium rosulatum)はアヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。
芝生や草地などに群生する。花期は5月から6月で、直径5mmから6mm程度の小さな花を咲かせる。花弁は6枚に分かれる。花色は
白のものと赤紫のものがあり、中央部はどちらも黄色である。花は、受精すると、一日でしぼんでしまう。by wiki
6/16の日曜日、お墓参りではなくて「お墓回り」(笑)に行ってきました。私の両親はすでに他界しており、二人で仲良く(たぶん・笑)
近くの浄土真宗のお寺の墓地に入っています。
私の母の友人(母の8つ下・77歳)の小母さんには、小さい頃、随分と可愛がってもらい、母が病気のとき、葬儀のときにもお世話に
なりました。その小母さんがお墓を探している、という相談に半年位前から乗っていました。小母さんは、数年前に脳梗塞を小父さん
(88歳)と介護付老人ホームに入っています。子どもさんはおりません。
いろいろと事情があって、東京で二人で入るお墓を探しているのですが、お墓を建てるのもかなりお金がかかるし、二人とも他界した
後の事を考えると、あまりお参りに来られる人もないだろうし、最終的には無縁仏になってしまいます。かといって、最初から合同墓に
入るのも抵抗がある・・・。そこで、ロッカー式墓(後に永代供養墓へ)をあちこち探しているわけです。
そんなお墓探しに付き合っていたのですが、いや~、今どきのお墓事情は、同じことを思われる需要がかなりあるらしく、実に商売っぽい
お墓がたくさんあるんですよ。ロッカー式(骨壷が一つ、二つ、あるいは四つ入るような耐震構造までほどこされているようなもの)のお墓
の売り方も様々・・・。小母さんは樹木葬や散骨ではお嫌のようで(小父さんは問題ないようですが)、はやり「お墓」にこだわられています。
(お墓探しは、夫婦二人だと感情が優先してしまうケースがあるので、第三者がいる方がいいのかもしれませんねー・笑)
私の両親の眠る浄土真宗のお寺に、一時預かりの納骨堂があるのを思い出して、訪ねてみたところ、このまま納骨堂をお墓にして
もらいたいとの要望が今年になって多くなってきたので、詳細は未だ決まっていないが、ロッカー式のお墓への変更承認届けを出して
いるとのこと。そこそこ古いお寺なので、永代供養墓(ここで無縁となられた方も移るお墓)もあります。
そこで、お二人をクルマに乗せて、このお寺まで行って来たわけですが、細かな決め事も柔軟に対応してもらえそうで、とりあえず喜んで
もらえました。私に迷惑をかけるから抵抗があると言いますが、ここのお寺なら、私の両親も眠っていますし、私の子どもたちの代まで、
多少でも面倒見てもらえるから安心でしょう。
その後、四谷にある某真言宗のお寺も見てきたのですが、こちらは、33回忌法要までお寺で管理し、その後は永代供養墓に入るという、
プログラムまでキッチリ組まれており(価格帯も段階設定)、某有名人の方のロッカー式お墓もありました。先に寄った質素な納骨堂とは
違い、きらびやかで、大日如来像が各々置かれていたり、手彫りだと一体ずつ表情が違って〇〇万円だとか・・・。
ん、宗派が違う?そうその通りなんです。そもそも、お墓のために宗旨替えというのも、本末転倒というか、おかしな話なわけですが、
でも、そもそも大半のこの国の人たちには、宗教心はあまりありませんから^^; このような事になるのでしょうね。。。
どのように選ばれるかはお二人にお任せすることにして、私的感情も差し控えて、一日御供致しました。わたし個人的には、体は霊の
乗り物で、「霊魂不滅存続」と捉えていますので、お墓など持たなくても散骨でも何でも構わないと思っていますが、残された者にとって
お墓で手を合わせる時間、空間、空気、行為はとても良いものだと思いますね。
という日曜日の過ごし方でございました^^