~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

鉄ちゃん

2010-06-02 14:06:42 | ・旅・山
私は、鉄ちゃんではありません。

でも、一番最初に写真を撮ったのは高校一年の時に旅行した北海道のSLかな^^
国鉄の周遊券を使った旅で、宿には一度も泊まらずに夜行電車で寝ながら一週間
以上移動するという、なかなかタフな旅行でした。

楽しかったですねー。それで翌年九州にも同じようなパターンで行きました^^
このあたりの体験から、写真と旅行が好きになったのでしょう。

その後、大学に入ってから自動車免許を取る前に、またまた北海道に周遊券を使い、
旅行しました。
その時は、アクシデントが重なり大変だったんですよ^^;;

着いたその日、函館山へ行ったのですが、そこで置き引きに遭い相棒の荷物が
全部盗まれてしまったんです。そのカバンには相棒の全財産が・・・・・^^;
市内に戻り交番へ。現場検証の為、パトカーに乗って再び函館山へ。結局、カバン
は出てきませんでした。

未だ私の金があったので、ギリギリまでそのまま旅行を楽しもうという事で、
函館から札幌行きの夜行に乗りました。ところが、午前3時頃、相棒が腹が痛い
と泣きながら、のた打ち回りはじめ、運転手へ連絡。次の「東室蘭」という駅で
下車。すでに救急車を用意してくれていて、母恋の病院へ。
(12時間以内にパトカーと救急車に乗るという体験は二度とないでしょう・笑)

腸捻転ではないかと心配したのですが、盗まれたカバンに入れた常用している胃薬
が無くなった為の不安神経的な胃痛だったようです。相棒は、飛んできたお母さん
と一緒に翌日精密検査の為、東京へ帰っていきました。

それから4-5日、一人であちこち北海道を回り、さあ帰ろうと相棒に電話したら、
周遊券がもったいないから、明日また北海道へ行くと・・・^^;(今思うと、よく
親が出したなあと思いますわ)

翌日、私たちは、函館の青函連絡船乗り場で奇蹟の再会を果たしました(笑)
いや~、涙がちょちょぎれましたね。
おっしまい^^

ps:一人で北海道を旅していたとき、ボックスシートの前に座ったお兄さんと
いろいろ話しました。その中で、今でも記憶に残っている話があります。
そのお兄さんの家は、白鳥の渡りのルート下にあるようで、夜、白鳥が渡って
くると、その膨大な数の羽ばたきの音で目が覚めるほどなのだそうです。
すごいですね~、そんな体験をしていみたいものです^^