~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

整体 「活元運動」♪

2009-07-26 22:15:16 | ・スピリチュアリズムからの風景





’スピリチュアリズムからの風景’カテゴリーです。
(スピリチュアリズムを掲げる宗教法人もありますが、当ブログとは一切関係あり
ません)

身体は一種の機械です。したがってそれなりの手入れがいります。手入れを怠れば
故障するにきまっています。すると休息と修理によって機能を回復させるほかあり
ません。法則はごまかせないのです。
あなたはその身体を通して自我を表現しているのです。その身体のすることにも限
界があり、それを超えてしまえばバッテリーを補充しなければなりません。それは
あなたの責任です。あなたの身体だからです。
行為の一つひとつ、言葉の一つひとつ、思念の一つひとつについて、あなた自身が
責任を取るのです。身体はその責任ある自己表現の媒体なのですから、その遂行に
おいて支障がないように十分に手入れをしておく必要があります。
(シルバーバーチの霊訓9 P49-50)

上記のとおり、スピリチュアリズムでも、身体はこの世で自分を表現するための乗
り物なのだから、大切に、大事に手入れをしなさいと説いています。これはまあ、
当たり前のことですよね^^

30くらいの頃、メンタル面の不調で断食を行いました。(ダイエットが目的では
ありません・笑)その後、お袋がALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病にか
かり今の医学では治すすべがないとお医者さんにサジを投げられました。なんと
か治すことはできないかと、エドガーケイシー療法、鉱泉水、気功、筋肉触手療法
などを試しました。
多少は進行を遅らせることはできたように思いますが、結局治すことはできません
でした。

そんな模索の中で、野口整体の活元運動の事を知りました。野口整体については、
創始者である野口晴哉をご覧ください。体癖についてはこちら

最近では、カイロやマッサージ、鍼灸など何でも「整体」という言葉を付けてい
ますが、この「整体」という言葉は野口晴哉氏が作り出したと言われています。今
では、一般の整体と区別すべく「野口整体」と呼んでいます。当初は治療を行って
いましたが、自らが自分で体を育てる活元運動などの整体操法を教えるようになり
ました。

いろいろと縁があり(これがまた不思議なんですが)、今日、某整体塾の活元運動
を学ぶ会へ参加してきました。以前に、見よう見まねでやっていた時期があったの
ですが、ちゃんと教わったことがなかったので良い機会となりました。

さて、この活元運動(自働運動)とは、からだの奥から出てくる、意識しない動き
で、からだを鍛える運動ではありません。人間は、無意識のうちにいろいろな運動
をしています。座りなおしたり、足を組みなおしたり、アクビをしたり、寝返りを
したり・・。活元運動は、そのような無意識の運動を引き出して自分自身のからだ
を整えていこうとするものです。
ですから、出てくる運動は人によって様々です。自分自身で自分を調整する運動な
わけですね。
活元運動を引き出すために邪気の吐出、脊髄刺激、延髄刺激などを行い自発的に運
動が出るように誘導していきます。そして後は、からだが勝手に動く状態に身を任
せます。誘導方法はこちらのページが参考になります。

その後さらに、動きを誘導するために、意識的にからだを左右に揺すったり、回し
たりします。今回は、二人でペアになって頭に手を置いて刺激を与えながら揺すっ
たり、背中合わせに座って相手の背中と軽く合わせ動きを与えていって誘導したり
しました。(単に頭に手を置く、いわゆる手当て法のようなものではなく、頭のあ
る箇所に手を置き揺する事によって背骨にまで動きが伝わるようです。背中合わせ
の場合も、相手の背骨に自分の呼吸を通すようにと、常に背骨を意識する自律神経
訓練法の延長線上にあるようにも思いました。)

初めのうちは動きが出難かったですが、最後にはいろいろと動きが出てきました。
自分のからだの動きを客観的にポカンと見る・・・それは自律神経訓練法と同じ
ようで、良好な瞑想状態に近い感覚を引き出すことができるように感じました^^