惣万さんが『このゆびとーまれ』を創設したのは平成5年。20年の看護経験の
中で、「畳の上で死にたい」と望む高齢者が多いこと、そのための家族の負担を
少しでも軽くしたいという思いから、富山赤十字病院を退職し、仲間と退職金を
資金にデイケアハウス『このゆびとーまれ』を創設しました。
一昨日、ラジオで知りました。惣万(そうまん)さんの話す富山弁は、
いいですね~。けして、綺麗な、流れるような方言ではありませんが、
心に引っかかるような言葉が散りばめられていました。
流れるような言葉だと、そのまま流れていってしまうような気がする
のですが、何だか、魂の琴線に引っかかるんですよ、言葉が。
心に残るんですね。
’このゆびとーまれ’の使命は赤十字の理念である
「明日の百人を救うより、今日の一人を救え」。
まさにこの理念に則った’富山方式’なるデイケアを実践されています。
一人一人のかけがえの無い命
ひとりひとりのかけがえの無い魂。
大それた事を考えるのではなく、まずは身の回りから、
大事に丁寧に生きていきたいものです。
富山といえば、薬売り。
赤い薬箱を各家庭に配置しておき,富山の商人が1年に1回,
各家庭を訪れて,消費された薬の代金だけを回収するというもの。
家庭にコスト負担をかけない優れた商いですね。
うちの会社も置いていたんじゃないかな?
先日、某勉強会後の懇親会で隣に座られた薬剤師さんとお話しましたが、
以前は、薬剤師=カウンセラー的な役割がされていたようですが、
効率化の追求に伴い、殺伐とした受け答えになっているようです。
商いでもなんでもそうですが、電子化、効率化を追いかけるあまり、
人と人との繋がりを気薄にし、コミュニケーションが減り、人が孤立化
しているように思いますね。
老人の犯罪が増加しいるのは、そんな社会の仕組みが引き起こしている
ともいわれています。
潤滑剤の無い世の中・・・これでは摩擦係数も高くなるのでは
ないでしょうか?
な~んちゃって、長々と取り留めの無い事を・・・^^;
ちょっと、堪っているのかなあ(爆)
失礼しやした。