パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

デマに踊らされるな

2011年05月04日 | 子供ネタ
5月4日(水)晴れ

月曜の夕食時、娘が、まるでとっておきの話でもするようにしゃべりだす。
「R子のお母さんの友達が保育士をやってるんだって。
そこの幼稚園の園児(女児)が、妊娠中の保育士さんに向かって
『女の子だねっ!4月に生まれるね。』
適当に、というか、希望でも言ったんだろうと気にもしなかったらしいんだけど
その、同じ女児が『3月に人がいっぱい死ぬよ』って言ったらしいの。
気持ち悪いこと言うなあと思ってたら、ホントに震災が起きて・・・
その保育士さんの出産予定日は5月だったんだけど、4月に女の子が生まれたんだって。
で、また、その女の子が言うんだって。
『次は9月に人がたくさん死ぬよ。』
怖くない?いよいよ関東大震災かなあ。」
夫が静かに、テーブルの上の新聞を指差す。
そうそう!ちょうどその日の朝刊に、ネットのデマについての記事が大きく書かれていたのだった。
この記事の中のものは、支援物資に関するもので、書き込んだ人に悪意などなく
「役立つ情報を出したい」一心からだったらしいが、
それでも各所に大迷惑をかけた。
娘の仕入れてきた話には、悪意を感じる。
高校生あたりが作った話にしては良く練られた話だとは思うが、
それでもやはり不快感はぬぐい去れず、「そんなデマに惑わされたり、広めたりしちゃダメっっ!!!」と、娘は怒られる羽目になる。
娘「でも・・・R子のママの・・・」
母「だからぁ~そういうのが一番怪しいっていつも言ってるでしょ。
張さんからのメールだって『知人の厚生労働省の友人から~』
東電の話だって『あたしの友人の友人のご主人が東電にお勤めで・・・』とか、
まるで近い話を装うのがデマの常套手段なのよっっ(怒)」

新聞記事によると、『デマ対策がまるで検閲のようだ』
確かに、ブログやツィッターに書いたことで、突然警察が自宅にやって来たらビビるよなあ~
つい最近、夫が怒りまくっていたのが、スーちゃんのことについて書かれたブログ。
「乳がんは転移しやすいらしい」と書いてあったらしく、
日頃温厚な夫が「こいつ、何を根拠にこういうこと書くのかなあ。
出典を明らかにしろって言うんだ!」
確かに、話題が話題だけに、ワタクシも「ったく、軽はずみなこと書くんじゃないよっ!
『~らしい』って、書けば責任逃れできると思っとんのか!?」とは思うが、
でも、夫ほどの怒りはない。
そもそも『ブログ』は個人の日記、『ツイッター』は個人のつぶやきだもの、
いちいち出典なんか載せてらんない。
それこそ、犯罪はもとより、デマや、人を傷つけたりするようなことでなければ
書くのは自由だと思ってる。
そして、書く側の理性と読む側の判断に委ねられてると思うのだ。
コメント (3)
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