パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

体育祭

2011年05月31日 | 子供ネタ
5月31日(火)晴れ

今日は体育祭。
いや、ワタクシじゃないですよ、娘の高校の、です。
いよいよ三回目、ファイナルです。
去年も、その前の年も、同じようなこと書いてると思いますが、今年で最後なのでやっぱり書いておこう。
我が家の体育会系な娘(とはいえ、この高校ってば体育会系生徒だらけで、
小中学校時代は、娘唯一の『見せ場イベント』だったのに、今は見る影もありません・・・)
いつもは朝、どれほどガミガミ怒鳴っても起きないくせに、今朝の目覚めの良いことったら!
小学生か、お前は!
ウキウキと出掛けていった娘の後を追うように、母も満員電車で高校へ向かう。
いつもならぬかるみ仲間のT代さんと行くのだが、今年はご主人が有給を取られたとのことで、
現地集合にする。
ワタクシもシャイなら、彼女のご主人もシャイなのである。
現地で会ったT代さんが言う。
「うちのYったら、体育祭が嫌で嫌でしょうがないものだから、体調がどうのこうのって、
今朝までぐだぐだ言ってたわ。
何処かで途中下車してしまったかもって、来るまで不安だったけど、さっき見かけてホッとしたわ。」
小学生か、T代君!
つい先日まで、今日が体育祭だということを忘れてたほど、いきなりな感じの体育祭。
高校ってこんなものだっけ?
ほとんどぶっつけ本番。
競技内容は、毎年全て同じものなので、2、3年生はわかってるが、1年生はオロオロしてるようにみえる。
障害物競走の男子が、二人三脚用の紐で女子と足首を結んだ後、先生に
「これって、ゴールまで結んだまんまなんですか?」
また、別の子が
「これって、リレーでしたっけ?」
ちなみに、障害物競争は、プログラム2番だったのに、7番に入れ替わってた。
隣のママ情報によると、競技に使うパンがまだ届かなかったらしい・・・
微笑ましいのは、障害物競争の男女ペアが、何の照れもなく、さっと肩を組んでスタートの準備をしてるところ。
右足からな!と男子が言ってる声とか聞こえて、おばちゃんはキュンとなる。
うちの「自意識過剰娘」は「障害物競争に出るなんて、考えられん!!」と言っていた・・・
男子と二人三脚して、飴の入った箱に顔を突っ込み、ネットをくぐり、バスケのボールを二人のほっぺたにはさんでカゴに入れ、つり下がってるパンを食いちぎる・・・
確かに、過酷だ。
そんな娘は「デカパンリレー」に出場。
大きなデカパンを二人で穿いて走る。
足さえ突っ込んでいれば、一人が担ごうがおんぶしようがかまわない。
女子全員による騎馬戦では、白熱し過ぎて怖いくらい。
ここの高校は、普通クラスの子も体育会系の子が多いが、さらに「保健体育科」というクラスもあるので
おっそろしく白熱するのである。
娘の白組なんて、あっというまに隣の保体科に叩きのめされる。
ちょうどその時一人で観戦してた母は、娘の騎馬にしのびよる保体科の騎馬に気づき、
思わず「うしろっ!」と小さく叫んでしまい、恥ずかしかった・・・
お昼になり、またT代さんと合流。
いつも、学校から少し離れた中華レストランに行くのだが、さて今日はどうする?
T代さん「うちのパパ、学食で食べるんだって!」
n「え~~っ!今日、学食やってるの?」
でも、もし、やってるとしても、多いかもねえ~お客さんが、とか言いながら見に行くと
案の定長蛇の列。
でも、坂道を下って、また上ってくるのを考えると、並んだ方がいいねってことで
並ぼうとすると・・・後ろからT代パパ。
なんかごにょごにょと言って去っていく。
T代さん「要領悪い人だから、道、迷ったんだよ、ここにくるまでの。
あたしより先に向かったくせに。
並ぶの嫌だから、お弁当買って食べるんだって!」
う~む、どこまでシャイなんだ!T代パパ。
でも、ちょっとホッとするシャイなn。
そして、ランチの列と麺類の列を比べ、麺類の列の方が少ないから並び、
あっというまにランチの列に追い越されて、あげくに売り切れ続出で、
「第三希望の担々麺」になる・・・
買い物のレジの列でも、よく、こういうことあるわと言うと、どうやらT代さんもそうらしい・・・
午後の部は、私の大好きな「クラブ対抗リレー」でスタート。
それぞれの部活紹介みたいなもので、中でも、体操部の子たちがバク転しながらすすむのはホントすばらしい。
サッカー部の子たちが、マルモのおきてのダンスを踊るのもかわいい。
海パンいっちょの水泳部、ギターかきならす軽音、仮装の演劇部。
そして、その後は「ガチ部門」
毎年のことながら、陸上部のぶっちぎりにホレボレとする。
サッカー部も、野球部も、それぞれに運動能力の長けた子たちだろうに、
その子たちをあっという間に引き離す陸上部の子たち。
かっこ良すぎる。
その次の、全員リレーでも、また「保体科」がすごい。
300メートルのハンディをものともせず、40人のうちの半分あたりでトップになり、
さらには、後ろの方のクラスを追い越してしまうという速さ。
しかし、3年生の我が娘のクラスは、そんな保体科に唯一追い越されず、1位を死守した。
地味で、おとなしい子だらけの今のクラス。まさに無欲の勝利らしく、
1位の本人達も「え?保体科に抜かされなかったっけ?」と気づいていなかったらしい。
いやぁ~良かった良かった。これで少しはクラスの団結も強まるんじゃないの?
これまた毎年恒例の男子の棒倒しも、毎年恒例T代さんの「あ~早く負けて欲しい」というつぶやきを聞きながらの鑑賞。
上半身裸の子たちの背中が真っ赤っかになってるあたりが、闘いの壮絶さを物語る。
蹴りとか、平気で入ってるからね、女子しか持たないママはビビりまくります。
そして、これまた毎年恒例できっちり最後まで鑑賞してヘロヘロになって帰宅の途につくのでありました。
これで、体育祭というものには縁が遠くなっていくんだなあと少し寂しい気持ちを振り払いながら、
次は、秋の文化祭だ~~~(・・・ママが意気込まなくてもいいです)
コメント
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