パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

任せて下さい-その2

2008年01月31日 | おもいで
1月31日(木)晴れ
昨日は教室お休みの日で、いつもならお習字があるのだが、
一月は先生の都合にてお休み。
だからな~んにもない一日。自由な一日。
「天才ファミリー・カンパニー」をやっと読み終わる。
のだめの千秋真一にしろ、この主人公夏木勝幸にしろ、「天才でオレ様」を描かせたら
今、二ノ宮知子の横に出るものはいないね。
おもしろかったぁ~
薬局にコンタクト洗浄液の特売を買いに行ったついでに、
いつもより一回り大きい図書館へ行く。
料理本やらもろもろ10冊借りる。
昨日の夜は、その中の一冊「ケンタロウのすぐごはん」から三品。
すごく簡単なのに、手抜きしてるわけじゃないのに、ウマい。
今、結構彼のレシピ本がお気に入り!
もちろん、教室用の教材のお勉強もしました。
お恥ずかしい話、ワタクシこの教材でおベンキョするまで、宇宙飛行士が
Astronautだということ知りませんでした。
ペルシャ猫の発音はペルシャキャットだと思ってました。
うなぎのなかには、後ろ向きに泳げるものがいることも、この教材で初めて知りました。
・・・って、自分の無恥をさらけだすのはこのへんにして
「任せる」ということについて。
今は東京事務所勤務の我が兄であるが、数年前は、九州のとある市役所の
「リサイクル推進課」に勤務していた。
役所内でも、人気のある課とか、エリートコースの過程の課とかあるらしく、
移動のたびに、エラソーな自慢話をしては、そういうのが大好きな父を喜ばせていた。
同期で、仲良しの○クンが管財課だったか財政課だったか、
とにかく花形部署へ配属になり、「オレもそろそろ・・・」と思ってた頃、
「リサイクル推進課」へ移動。
「リサイクル推進課」って何?
もしかして、ごみのリサイクル?
水道局よりも人気がないと言われてる環境局清掃部?
こりゃさすがの兄も凹んでるだろうと思いきや、
「新しく立ち上げられたばかりの課なんだ!
今、市ではごみ収集を大きく変えようとしてるんだよ。
いやぁ~オレって期待されてるんだなぁ~」
この人って、打たれ強い・・・
当時、ワタクシは娘と二人で、築40年の激ボロ市営住宅に住んでおり、
順番で回ってくる班長であった。
ある時、「ごみの分別が激変するので、その説明会を市が開催する。
班長は出るように!」とのお達しが出て、
夜、地域の公民館にまだ小さかった娘に絵本を持たせ、出かけた。
清掃局の、収集の作業服を着た人達が、これからの分別法について説明する。
あんた、絶対ヤンキーだったでしょ!というような、茶髪のおにいちゃんもいる。
緊張が伝わるような、でも、一生懸命頑張ってるっていう説明に、
だんだんと会場の雰囲気が盛り上がってくる。
「めっちゃめんどくさい分別やんけ!」と言いたくなるような分別に変わるのだが、
今や同志のように結束しているこの会場の勢いは止まらない。
最後、主任クラスのおじさんが「僕たちも頑張ります。
皆様も分別、よろしくお願いします」と言うと、
公民館が割れんばかりの拍手喝采。
いやぁ~こんな盛り上がった説明会みたことないわ~と思いながら帰宅した。
後日、兄に会った時、その話になり
「ををっ!お前、説明会行ったの?
あれ、最初は、俺たちリサイクル推進課で、説明しようとしてたんだけど、
やっぱり現場の人間からの説明が一番いいんじゃないかってことになったんだ。
で、彼らを説得して、やってもらったんだよ。
一番若いのなんて、壁に向かってぶつぶつ練習してて、可愛かったよ。」
あの茶髪の子ね!
その選択は大正解だよ。
「任す」って、結構勇気いることだし、かえって面倒だったりする。
でも、押しつけてやらせることと「任される」ことは大きく違う。
任される方はやる気も出るし、責任感も出るし、大きく成長する。
・・・と思う。
さ!ワタクシもいつか胸張って「任せて下さい!」と言えるようになるため、
頑張っておべんきょ始めましょ!
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任せて下さい!

2008年01月30日 | おもいで
1月30日(水)晴れ
奇しくもというか、運悪くというか、教室の指導者である先生が、
ワタクシと同じ病気で、手術されたのは去年の秋のこと。
たった6人しかいないスタッフ&先生のうち、2人も「乳がん」だなんて!
数学の苦手なワタクシとしては納得いかん。
今、乳がん患者は増え続けてて、「25人に1人」の割合とまで聞いている。
だから、ついつい保護者会とかで体育館にママ達が集まると、
「100人くらいいるから、4人くらい乳がんの人いるかなあ~
あ、そのうちの1人は私だから、あと3人か!」
と、校長先生のお話も聞かずに、そんなことを考えている。
そんなワタクシだから、一時期、鳥インフルエンザの脅威が話題になってた頃、
日本に上陸したら、4人に1人は死んでしまうと言われビビっていたが、
友人の○山夫人が冗談で「お宅は大丈夫ね、3人家族だから!
うちは4人だから心配だわ~」
と言ったので、爆笑したのだが、
大爆笑しながら、心のどこかで、うちは大丈夫かも、3人だから・・・
と思ってしまうアホな自分がいた。
だから、その理屈でいくと、(どんな理屈だ?)
たった6人のうち、2人も乳がんだなんて、納得がいかんのだ。
いや、こんな、算数オンチの戯言をだらだら言いたかったわけではなかった。
先生がおっしゃる。
「入院だの手術だの大変だったけど、おかげさまで、良かったというか、
分かったって事もあるのよ。」
先生曰く、もっとスタッフに頼って、任せて、大丈夫なのねということがわかったとおっしゃるのだ。
実際、指導者の先生がお休みの時も、ベテランのDセンセがど~んとかまえてて、
真面目で、前向きで、熱心なN田センセもいらして、
ワタクシとしては、何ら普段と変わる事なくお仕事できていたもんなあ~
そういう先生の気持ちに答えるべく、ますますN田センセは
先生の片腕となるべく、気働きしている。
このワタクシですら、もう少~しおべんきょして、頑張ろうかねえ~などと
殊勝な考えを起こし、今、英語教材を自宅に持ち帰っているくらいだ。
「任される」という事について、書きたかったのだが、
いつもの事で序章が長く、もう眠いので、続きはまた明日。


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お鮨屋さんにて

2008年01月28日 | おでかけ
1月28日(月)曇り
昨日は、福士に泣かされ、白鴎VS朝青龍に盛り上がった方も多かったのでは?
という、ワタクシはリアルタイムでは千秋楽は見ませんでした。
なぜなら、夫のお誕生日で、近所のお鮨屋さんへ行ったから。
ここは安くて上手いと大評判のお店なので、早い目に並んでないと、
すんごく待たされるのだ。
だから、5時の開店を待って、即入店するのだ!
美味しいお鮨をつまみながら、お酒をいただく。
くーーーぅっ!しあわせ~っ!
しまいには手酌で呑み出す妻に「俺が主役なのに・・・」とぼやく夫。
今、一番の興味の対象が「らっどうぃんぷす」の娘。
ライブ見に行きたいという話から、妻、得意の思い出話が始まる。
高校一年の頃の話。
サザンオールスターズが九州に来る!ということで、友人Aと「見に行こう!」と盛り上がる。
たまたまワタクシの父のツテで、チケットが手に入り、
ワクワクしていたある日、ワタクシ宛に手紙が届く。
友人Aの妹からだ。
年子の妹Sちゃんとは、それほど親しくもなく、いや、その時はまだ会ったことすらなかった。
Sちゃんも、お姉ちゃんAの影響かサザンの大フアン。
で、コンサートのチケットを譲ってほしいという内容の手紙。
「私の方が、アナタよりサザンの事が好きだ」とか、
「このことが、おねいちゃんに知られると怒られるので内緒にしてほしい」とか、
今思えば「勝手な事ほざくんじゃねーよっ!」ってことが綿々と延々と綴られている。
しかし、当時も今も「強い人」に弱い、自信のないワタクシは、
「とっても悲しいけど、彼女が言う通り、私は彼女ほどはサザンの事好きじゃないかもしれない」と思い、譲ることにする。
そして、友人AにこのことがばれてSちゃんが怒られないように、
「突然その日どうしても行けなくなったから、誰か他の人と行ってくれない?」と言う。
友人Aは、ビックリするわ、ムッとするわ。
ものすごーく不機嫌ながらも、「妹と行くわ」ということに落ち着き、
私は何とも言えない物悲しい気持ちで泣く泣くチケットを譲ったのであった。
その後も友人Aとは仲良しで、ワタクシが転校して地方へ引っ越した後も交流は続き、
夏休み、冬休みの度におうちにお邪魔しては泊めてもらったりしたものだ。
そんな時もSちゃんとワタクシはどちらもその話に触れることなく、
しかしSちゃんが全力でワタクシに感謝してるのはひしひしと感じたので
ワタクシも「このことは一生Aには内緒にしておこう」と思って今に至る。
でも・・・あの時サザンのコンサートに行かなかったのは、やはり後悔しているし、
その後もず~っと熱烈にサザンフアンなAに比べ、フラフラとしているのは、
悪の根源がそこにあるんじゃないかとすら思うほどだ。
ひいては、「何事にも自信のない自分」のスタートラインがそれだったのではないかと思ったりもする。
タイムマシンがあれば、帰りたい過去ベストテンのひとつに間違いなくあげるであろうあの日である。
なんて話をすると、娘と夫の反応が違うのがおもしろい。
娘は「何?その子?うざいっ!何様?」罵詈雑言悪態つきまくってくれる。
これはこれで、ちょっとうれしい。
夫は「でもその子はすごーーーく感謝してると思うよ。」とおだやかに、ワタクシのしたことを褒めてくれる。
これもまたこれで、心地いい。
悲しい思い出だけど、話す事で、気持ちが救われた感じ。
いい誕生日の夜でありました(・・・って、俺の誕生日なんだけど・・・)
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読解力

2008年01月27日 | 夫ネタ
1月27日(日)晴れ
先週だったか、夫と上野方面へ出かけた時のこと。
不忍池を散策した後、御徒町へ行った。
うろうろしていたら、夫がヨドバシカメラに吸い込まれそうになり、
さすがにもうそこはワタクシにとっては全く興味ないカテゴリーのため、
「私、さっき通ったかわいいお店に行ってくるわ」と宣言。
そうすると、夫が、このワタクシの方向感覚では無理だと、失礼な事を言う。
初めての場所ならともかく、数回来た事あるのに、
それでも相当にワタクシは信用がないらしく、
「じゃあ、ここを見終わったら俺が行くから、あのお店から動くなよ」と
念を押され、私は一人先に可愛いお洋服屋さんへと向かった。
そして!ちゃ~んと一人で、お目当てのかわいいお洋服屋さんへ到着。
お店前にディスプレイしてあるかわいい洋服をチェック。
うっ・・・高いっっ!こんなにぺらんぺらんなのに???
夫に、さっきのお店には無事着いたけど不本意に高いから、移動する旨を伝え、
「ヨドバシカメラを出る頃メールして!今はがらくた貿易ってとこにいます。」と送信!
で、そのがらくた貿易という雑貨屋さんもいまいちだなあ~とアメ横をウロウロしてると夫から「今から出る」とメール。
で、ワタクシ即「今、アメ横センター横のマツモトキヨシにいます。」とメールしたのだ。
しかし・・・待っても待っても夫が来ない。
さすがに、遅すぎる!おかしいなあ~と思った頃
「がらくた貿易に着いたのに・・・ぶつぶつ」(原文どおり)とメール。
へ?がらくた貿易にいたのはもうずいぶん前の話でんがな!と思いつつ、
また待つ事数分。
がらくた貿易から通り隔ててすぐのマツモトキヨシなのに、
夫はなかなか来ない。
いい加減待ち疲れて「今いったい何処にいるの?」と電話すると、
珍しく切れかかった夫が「君こそ何処いるんだ?」と言わんばかり。
え?マツモトキヨシです。
やっと会えたねえ~と近寄ると、めっちゃ不機嫌な夫が
「がらくた貿易で店内くまなくさがしたんだよ」と
がらくた貿易にいなかった事を責める。
いや、だからがらくた貿易で待ってるとは一言も言って無いじゃん!と
主張するワタクシに、君のメールでは、がらくた貿易にいるってあった。
う~む・・・何度読み返しても、ワタクシのメールではマツモトキヨシにいるって
分かりそうなもんだが・・・と思ったが、
ま、歩き回ったのは夫で、ワタクシはマツモトキヨシでテスターのハンドクリームを
塗ったりして時間をつぶしてたので、まぁまぁ!と夫をなだめすかしながら帰宅。
このことをふまえて・・・昨日の出来事を聞いて下さい!
(長いっ!久々に長い序章だ!)
ここんとこ、らっどうぃんぷすらっどうぃんぷすとうるさい我が娘。
先週発売になったシングルCD「オーダーメード」が手に入らんと嘆いていた。
で、土曜日に、ブックオフへ行くという夫に、
もしらっどうぃんぷすのDVD「生春巻」があったら買ってきてと頼んでいた。
で、お財布からお金を出そうとして「あらぁ~3200円しかない」
しかし、ワタクシが「ブックオフだったら定価より安いんじゃないの?
3200円くらいで足りるんじゃないの?」
しばらくして、夫から娘へメール。
「生春巻」¥3800ナリ。予算オーバーとなります」
で、娘は「amazonだとオーダーメードもついて3800円だから
買わなくていいです。」と返信。
帰宅した夫が、娘に「はい!」とCD「オーダーメード」を渡す。
きょとんとする娘。
ありゃりゃ???もしかして返信メール見なかった?
いや、読んだよと言う。
ありゃりゃ???もしかして、娘の返信文がわかりづらかったのか??
娘が送った返信をあわてて読んでみるが・・・ちゃんと買わなくていいって言ってるじゃん!
しかし夫は「DVDは買わなくていいってことだと思った。」
いや、だって、CDもついて3800円だって言ってるじゃないの!
娘としては、この後、また定価でDVDも買うとなると予定が大幅に狂うとむくれ顔。
わざわざCD屋さんまでのぞいて、欲しがってたCDを買ってきた夫も不本意だと言わんばかり。
でも、どう考えてもこの勝敗は娘に軍配をあげる母。
いやいや、あなたは理系だからさっ!読解力が少しだけ弱いだけよ。
いいのよいいのよ!
今後はワタクシ達も、気をつけて、噛んで含んで、メール送るようにするわ。
(感じ悪ぅ~)
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わたしのすきなもの

2008年01月25日 | 衣・食・住
1月25日(金)晴れ
ワタクシあらためて言う事でもないが猫好きである。
暦猫ガチャポンを三回もするほどである。
招き猫コレクターになりたいくらいである。
そんなワタクシであるが、先日ラ・フェット多摩に行った時、これにやられた。
ワタクシ、猫にしろ、ほかの動物ものにしろ、かわゆいメルヘンチックなものより、
少しいびつだったり、不細工だったりするほうが好み。
しかし、この箸置きは、見た瞬間に購入を即決。
いや、一応自分に「猫じゃないけどいいのか?箸置きなんて捨てるほどあるじゃないか!」と問うた。
しかし「この可愛さにはやられた。コレクションとして一個だけ買う!」と心の中で答え、
値段を見ると、420円のものがアウトレット価格250円。
家族分3個買いました。

今、朝晩の食事時には登場して「うさぎちゃんにおはようって言った?」とか
「うさぎちゃんにごちそうさまって言ってね!」と言っては
家族に気持ち悪がられている。
それにしても、なぜにここまでこれにひかれたのか。
忘れもしない小学2年生のとき、隣の女の子の筆箱の中に
小さな陶器の犬。
やられました。
「かわいいね~~」をしつこくしつこく連発するワタクシに、その子が「あげようか?」
当時コレクションしてた香り付き鉛筆とか消しゴムをごっそりお礼にあげて、
めでたくその陶器の犬は私のものになった。

(あまりに小さくて、ピントが合わない・・・)
そして、30年以上経った今でも、その犬は、猫コレクションの中にひっそりといる。
2センチもないくらいの小ささなのに、よくもなくさず、幾多の引っ越しをも経てきたものだ。
この犬と、感じが似てるのだ、このうさぎちゃん。
私の好みの基本は「小さい・陶器・顔が単純」なんだな~としみじみ再確認。
あ、でも暦猫ガチャポンは、結構リアル。
秋刀魚泥棒猫なんて、ホント憎ったらしいどら猫顔だ。

これはこれで、結構気に入っている。
こんなマイナーなガチャポンなんて、もう二度と遭遇できないかもしれないから、
いっそのこと残りの三種類もゲットしておけば良かったと後悔。
もう少したくさん雪景色の写真を撮ってくれば良かったという後悔とともに、
ラ・フェット多摩の思い出になるであろう。
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雪の多摩

2008年01月23日 | おでかけ
1月23日(水)雪
義姉と待ち合わせて「アウトレットパーク ラ・フェット多摩」へ。
よりによってなぜ今日雪なんだ?
おまけに行き先、多摩地方だし・・・
帰ってこられるだろうか、少しの不安を抱えながらも、予定変更することなく
目的地へ。
そもそも、アウトレットなるものがいまひとつピンと来てないワタクシであったが、
娘にはブーツを、夫にはマフラーを買ってきてあげるねと、
鼻息荒く吐く息白く出かけたわけだ。
今年初顔合わせの姉と多摩へ向かう電車の中でしゃべりまくってると、
そのうち地上へ出て・・・びっくりである。
・・・そこは雪国であった・・・
南大沢駅到着。
駅からラ・フェットへ歩きながら写真(↑)を撮る。
「自分用には高級コートを買うわ!」と意気込みを語ると、
姉が「去年豊洲のララポートに行った時もそんな事言ってなかった?」
たしかに、ここ数年、コートが欲しいと熱望している。
それも、襟がこんな感じので、袖口がこんな感じので・・・と、絵に描けるほど、
欲しいもののイメージは固まっている。
が、悲しいかな、流行とは無縁のワタクシのセンスゆえ、生産されてないのか
なかなか見つからず現在に至ってるわけだ。
結局ここでも、「襟はイメージだけど、袖がねえ~」とか、
「かなり理想に近いけど、ボタンがねえ~」などと言ってると、
姉が「もう、そこまで細かく決まってるなら、オーダーメードしかないよっ!」
ごもっとも・・・
アウトレットという言葉の響きから、「安い」「お得」という気持ちで乗り込んだのだが、
普段から激安衣料品店の常連であるワタクシは、ブランド品にも興味なく、
よって、それらの商品が、半額だったりしても、あまり魅力は感じないわけだ。
とにかく全部のお店をまわろう!と、時々方向感覚を失いそうになりながら、ひたすら歩き、
途中、自然食バイキングのお店でランチして、またその後もひたすら見て回る。
コスメのお店で、保湿クリームと、オイル、
雑貨屋さんで、箸置きをご購入~
何もここまで来てそんなチマチマしたものを・・・と、自分でも少し呆れる。
あ!あと、渡り廊下というか通路にずらりとガチャポン。
思わずじっくり見ながら歩いてたら「暦猫」というガチャポン発見。
グリコのおまけのような小さな置物(?)
6種類あって、昼寝してる猫とか、雪ウサギと猫とか、桜の花びらの浮かぶ池の水を飲む猫とか、
猫好き&季節の行事好き(?)にはたまりません!って感じだ。
迷わず「私これやるっ!」と姉に宣言し、ガチャポン!
桜バージョンかぁ~いまいちだなあ~もう一回やる!
次は一番欲しくなかった「秋刀魚ドロボウ猫」
姉がゲラゲラ笑いながら「もう、やめな!」
う~む・・・しかし、6種類のうち3つ好きなのがあって、
その一つもゲットできてないのは、どう考えてもくやしい。
もう一回!あ、100円貸してっ!
姉に小銭を借りてまで、ガチャポン!
節分猫だ!嬉しいっ!
姉までホッとした顔。
私の「ラ・フェット多摩」の思い出は、雪とガチャポンということになるであろう。
で、アウトレット好きな姉は、何か買ったか?
私と同じオイル(年とると乾燥肌に拍車がかかり、塗っても塗ってもバリッバリに乾くのよねえ~)だけ。
町田のアウトレットにも行ったことがあると言ってたので
そこでは何か買ったの?と聞くと「何も買ってない」
彼女は、「○○に行ったことがある」というのを楽しんでいるのだ。
その気持ちすごくわかる。
ましてや彼女は、東京在住は期間限定だから、あと二年のうちに遊んでおくのだと言う。
歌舞伎に行ってみたり、仙台に牛タン食べに行ったり、関東以北北海道まで、全部の名所を回る勢いだ。
今年は「笑っていいとも」の観覧、
宝塚歌劇団の観覧、劇団四季の観覧を一緒にしよう!と盛り上がる。
「今、わたし笑点の観覧申し込みしてるよ!」と言ったが、それはあまり彼女の興味を引かなかった模様。
そんな話をしながら帰宅の途につく。
疲れたけど、とっても楽しい一日であった。

夜、塾から帰ってきた娘、「今日ラッドウィンプスのCD『オーダーメード』の発売日だったけど、
売り切れだったぁ~~
お店4軒も回ったのにぃ~」
オーダーメード・・・ん?今日どっかで聞いたことばだわねえ~
って、そんなことより、塾が終わったらさっさと帰ってきなさ~い!!
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似た者夫婦

2008年01月22日 | 夫ネタ
1月22日(火)曇り
日曜日のこと、夫が「パソコンの○○(部品名)買いに行ってくる」と言い、アキバへお出かけ。
リビングのマック君の調子がイマイチ。
ちょっと付けっ放しにしてると、勝手に落ちてしまうのだ。
音楽を流してると落ちないので、ワタクシ的にはあまり支障はないのだが、
「いろいろ調べた結果、2万円の○○で解決だ!」と得意げに2万円要求。
いそいそと出かけていく。
帰宅して、マック君の分解が始まる。
作業中は、パソコンが使えなくなるので、
娘が小声で「別に今まで通りで支障はなかったのに・・・
修理するんだったら、パソコン部屋に放置してあるパソコンのほうを直してほしいよ。」
パソコン部屋とは、3畳という狭小部屋をクローゼットとして使ってて、
そこにデスクトップのパソコンがで~んと置いてある部屋のことである。
そのパソコンはウィンドウズだったし、閉鎖的な空間が、逆に心地よく、
ワタクシもそこでコソコソとブログを綴るのが楽しかった。
今のマック君は、リビングにあるので、ま、すぐに何かを検索するという時には便利だが、
娘のように、こそこそとメールしたい場合には、ちょっと不向き。
そのウィンドウズ君も、天寿を全うしたというくらい、
多分ものすごーく古い機種だと思われ、
数回の夫の手術の後、完全に動かなくなった。
最後の辺りの部品は、きっと無意味だったのではないかと妻は疑っているが、
悲しいかな詳しくないので、夫を責められない。
そしてもう、完全に復活は無理なら、処分しようよと言うのだが、
ものを捨てることを極端に嫌がる夫は、のらりくらりとはぐらかし、
いまだその大きな箱は、部屋の三分の一くらいを占領している。
そして、今回のマック君の修理・・・
日曜の修理を終え、昨日試してみると・・・やはり落ちるよ。。。
「また部品代2万円無駄になった。
こんなことが続くならいっそ新しいマックを買った方が安上がり・・・」と思うが、
ん?なんかよく似た感じをぼんやり思い出す。
ワタクシは、なるべく料理は、全部を手作りしたいと思っている。
それなのに、結婚当初、夫は、妻の段取り悪い調理風景をのぞいては、
「おでんの素を使えばおいしいのに!」とか
「だしの素を・・・」とか、「すし太郎」とかのレトルトの手を借りることをすすめては
妻の機嫌を損ねていた。
「これが、ワタクシのこだわりどころなのっっ!」
洗濯だって、ミョーなことにこだわり、(そのわりには、僕のワイシャツはネットにも入れずに洗うんだね)時間だけがたっぷりかかる。
でも「これがワタクシのこだわりどころなのっっ!」
夫も、「パソコンは、自分で作りたい。でも今は時間が許さない。
だからせめて修理くらいは、部品を選んだりしながら、自分でしたい。」
ここが彼のこだわりどころなのだ、きっと。
だから、その修理に使えそうな部品があるかもしれないから、
あの巨大な無駄にでかい箱と化したウィンドウズ君のことも捨てられないのだろう。
そう考えてみれば、少し気持ちは分かるよ。
ワタクシだって、手作りドレッシングや手作りジャムを入れる時のために、
ビンとか、ペットボトルとか、お弁当の容器とか、ラップの芯とか、
包装紙とか、綺麗な缶の箱とか、捨てられないもの。
結局のところ、私たちって似た者夫婦ってことね。
(・・・ラップの芯って、何に使うの?)
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自信満々

2008年01月21日 | おでかけ
1月21日(月)曇り
雪にはならなかったかぁ~ちょっと残念。
ただひたすら寒いよりは、雪がちらちら舞ってくれたほうが嬉しいと思うのは子供?
いや、いつまでも夢見る乙女なわけさ。
そんな、寒い日々が続いた週末。
土曜日、娘は漢検2級に果敢にもトライ。
取りかかりの遅いのはいつものことで、一週間前からおべんきょスタート。
実践タイプの問題集で模擬試験をやっては
「ママぁ~200点満点で93点~
99点以下は受験級を考え直しましょうって書いてあるぅ~」
ちなみに合格ラインは160点以上。
「ママぁ~ちょっと上がって111点」
「ママぁ~ちょっと上がって114点」
と、いちいち低得点を報告に来る。
検定日前夜ですら132点『もう一度学習を!』ライン。
土曜日の朝、いや、お昼近くになっても起きてこない娘に
「検定には遅れずに行くのよ!
もしかしたら、簡単な問題だらけで、運良く合格ってことも
ないとは限らないんだから、諦めないで最後まで粘るのよ。」と
気休めを言い、ワタクシ達はお出かけ。
上野のほうへふらふら当てもなく行ってみる。
今の時期、あまり花も咲いてないし、ネコちゃん達もどこかで丸まってるのか見かけない。
しょうがないので、カモメやら鴨やらを撮りまくる。
しかし・・・ワタクシいまひとつ鳥類とは意思の疎通を図れないので
レンズ通してみても、愛のない写真だわね。
なぜか動物には好かれる夫(・・・何だか引っかかる言い方だな)は、
カルガモに後を付いてこられたり、
かもめの近くまで寄ったりして写真を撮ってるが、
ワタクシが近寄ると、皆バッサバッサと飛び立っていく。ふんっ!
不忍池を一周してから御徒町あたりで遅い昼食にしましょう。
「ラーメン」と言われる前に「うどん!」とリクエストするが、
いまひとつ好みではないうどん屋さん前に連れて行かれたので拒否すると
ものすごくご機嫌斜めになる夫。
ここでもない、あそこでもない、あれでもないこれでもない・・・
なかなか二人の意見が合わず、ウロウロウロウロ。
やっと韓国料理屋さんに落ち着く。
気持ちがうどんから離れない妻は「カルビうどんとミニビビンバのセット」
夫は、クッパ。
それより何より気になったのが、隣の席のおじいさん。
焼肉を一皿焼いて食べてたが、もう一皿追加注文。
「一皿じゃ足りなかったのかな?」と思ってたら、
「カルビラーメン定食です」と、メインの注文品がテーブルにど~ん。
しっかり完食して出て行かれる。
夫も気になってたらしく「いやぁ~さっすがだね~
あの年であの食欲。
韓国の人って、白米は食べないんだな。」
「え?どうして韓国人ってわかったの?」
「なんとなく」
・・・夫って、ものすごく自信ありげに断言するから、私は何度騙されたことか。
それにひきかえワタクシって、何事にも自信がない。
だからか、ものすごくアホに見えるらしく(実際はアホじゃないような口っぷりですな)すんごく損な気分だ。
いろいろな過去の嫌な思い出をよみがえらせては不愉快な気持ちになり、
腹いせに夫に当たる。
妻「あなたって、100の実力を持ってるとすると、
世間からは150の力を持ってるように見られるてるわよね
それにひきかえ私って、100の実力持ってても、
世間の人からは50の力しか持ってないと思われてるわ!」
夫「ちょっと違うな・・・君は、80の実力だろ?」
・・・単なるたとえ話といえど、あなたと私の力が同じ100とはありえん!と言いたいわけね。
その自信満々な態度の1%でもいただけば、ワタクシももう少し賢く、なおかつ落ち着いて見えるのかしら?
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努力に勝る天才なし

2008年01月17日 | 子供ネタ
1月17日(木)曇り
寒い寒い寒い。
でも、マンションってのは一軒家とは格段に暖かさが違う。
気密性の違いなのか?
九州に住んでた頃、朝起きたら石油ファンヒーターのスイッチを押すのが当たり前だった。
だが、今は、寒い寒しと言いながらも、靴下履いたり重ね着したりすると
暖房器具に頼らずともナントカいける。
かわいそうなのはネコのイチで、暖かい場所を探して右往左往。
娘の部屋のベッドにもぐりこんでみたり、
温水器の上にいたり、電話やらパソコン関係の器具が入ってる棚の中にいたり。
母の膝の上が一番暖かいらしく、こうしてパソコンの前に座ってたりすると、
膝の上に丸まる。
しかし母は忙しいからすぐ「はいはい、ごめんね~イッちゃん下りて下りて!」
(・・・ほんとぉ?)
先日娘が「ママ!書き初め、金賞に選ばれたよ。」
母はホッとする。
冬休みの宿題の一つの書き初め。
中学生になると、楷書と行書、二つの課題が出され、どちらか一つ選んで練習し、
学校からもらった清書用紙(8枚くらいもらえる)に書いて提出する。
娘とワタクシは、親子の習字サークルに入っており、
その先生が、冬休みに入ってすぐに、書き初めの練習日をもうけて下さる。
おうちで、大きい書き初め用紙を広げたり、墨汁の扱い方にハラハラすることなく、
宿題の一つが片付くので、母達はとても助かっている。
去年は、先生から行書の課題にしなさいと言われ、
初の行書に苦しみ、不本意な出来のまま提出。
娘の一番の仲良しAちゃんは楷書で金賞、娘は銅賞という結果だった。
何をやらせてもお出来になるAちゃんに、娘が唯一優位に立ててるはずと思える習字でこの結果は、
親ばかママから見ても、かわいそうであった。
そして今年・・・楷書は「強い信念」、草書は「自然を守る」
去年で懲りてる娘は迷わず「楷書にするっ!」と書き始めるが、
先生から「両方書いてからどちらにするか決めたら?」と言われ、
渋々両方書き、またもや「行書のほうがいいんじゃない?」
ここで「いいえっ!どうしても私、楷書にしたいんですっ!」と言えるような娘ではない。
不満そうな不安そうな複雑な表情のまま、行書を書く。
やる気がないのでなかなかうまくいかず、制限時間終了。
しょうがないので自宅へお持ち帰り~ということに。
ずっと心に引っかかってはいるくせに、すぐ取りかからないのはいつものこと。
結局冬休みが残り二日となってからやっと書き始める。
見てると腹が立つので、母の目の届かない本部屋で書いとくれ!
しばらくしてのぞきに行くと、少しは調子とやる気が出てきたらしく、
集中して頑張っている。
しかし、行書はやはり不利かもね~
母は去年のことやら、ねちねちとほじくり返し、娘の心に粗塩を塗る。
娘も、あともうちょっと書けば何とかなりそうかもと思ってはいるが、
計画性のない書き方をしてて、もう清書用紙は使い切ってしまっている。
「そうだ!O塚に清書用紙もらおう!」
Oクンは、こちらに転校してきて以来、小学校から中学校4年間同じクラスの男子。
おもしろくてかわいくて優しくて、母も大好きな少年だ。
早速メールして聞いてみると
「もう習字終わった!紙は3、4枚余ってるからあげるよ」とのこと。
「おうちにもらいに行くよ」と言うと、「部活に行く前に郵便受けに入れとくよ」と言う。
なんて優しいんだ!
そして、冬休み最後の日、Oクンにもらった用紙に書き、提出。
やはり練習を重ねれば、苦手な行書もサマになってくるものね。
そして「金賞」
名誉挽回!
娘を見ていて、いつも思うこと。
頑張れば頑張っただけ、それはどんな形であれ、彼女の何かに役立つということ。
努力するっていうことの大事さ。
「努力に勝る天才なしな~んて言うけど、天才っているのよね~」と、
母は、ひねた子供時代思っていたが、天才は天才なりに努力してるし、
それより何より、努力のあとに出る結果が、自分にとっての一番のご褒美。
娘も頑張ってる。
母だって頑張るよ。
梅の蕾はまだまだ小さく硬いけど、彼らが凛とした花を咲かせる頃、
あちらこちらで「おめでとう!」の声が聞こえてくる。
道真さんもそんな春の訪れを待っている。
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ストレス解消

2008年01月16日 | おでかけ
1月16日(水)曇り
昨日は、教室お休み。
朝はや~くにメール着信音。n田センセからだ。
「ランチしない?新年会ってことで!」
11時待ち合わせ。
ランチの帰りにお買い物をしたいわということで激安ショッピングモールへ行く。
ランチは、そこの中の激安ファミレスへ。
教室内では全くと言っていいほどおしゃべりはできない。
生徒は増えるはスタッフは減るはで、まさに息つく間もなくひたすら採点しているので、
お正月辺りの頃からの話をお互い、がーーーーっとしゃべりまくる。
ランチを食べ終わっても、
彼女が割引券を持ってるといい、ドリンクバーをつけてたので、
飲んではしゃべり、飲んではしゃべり・・・
さらにアイスケーキの割引券もある!と言い、追加注文。
アイスケーキが予想以上に大きいことを喜びつつ、またしゃべり続ける。
次は、同じモール内の激安衣料品店へ。
ワタクシは、部屋の中で着るようなダウンベストを探し、彼女はチュニックを探す。
隣り合わせの試着室で、とっかえひっかえ着替えては見せ合い、
こっちがいいわ、そっちがいいわ。
ふと我に返り時計を見てびっくり。
ひゃ~これじゃほとんど教室のある日と変わらなくなっちゃうねと言いながら、
一階の激安スーパーへ駆け込もうとすると・・・・
あれ?
「本日棚卸しのため5時閉店」の貼り紙。
苦笑いしながら帰宅することであった。
家のこと、ほとんど何も出来なかった一日であったが、
たまにはいいよね。
おかげさまでストレス発散致しました(・・・君のストレスって、何?)
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