パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

妻の言い分

2010年08月31日 | 夫ネタ
8月31日(火)晴れ

まだ夫の機嫌は治らない。
しかしワタクシにはわかる。
ワタクシが、にっこり微笑みかけて「ビール冷えてるよ!」と言うだけで和解成立することが。
しかし、ワタクシは今夜も仏頂面で晩酌の用意をして、
まだビールは少しコップに残ってるのに、さっさとご飯とお味噌汁を出し、
おやすみも言わずに寝るだろう。
まだ10時にもならないうちに・・・
ワタクシは一体、何に対して腹を立ててるのだろう。

夫は、ワタクシのことを、「ネガティブだ」とか「考え過ぎだ」とか言う。
しかし、ワタクシに言わせれば、夫は少しばかり鈍感だ。
『人の気持ち』を考えない。
今回は、それが例の店の駐車に出ている。
車が列をなして待ってるのに、平然と写真を撮る余裕。
ワタクシには考えられない。
もしワタクシが待ってる立場だったら「このくそ親父、何をのんびりさらしとんねん!」
(スミマセン。怒ってる気持ちは似非関西弁が良く合うもので・・・)
いや、ワタクシだけではない。
現に、ワタクシにチョー嫌みな感じで「もう出られますか?」と聞いたおっさんの
脳内の声は間違いなく「さっさと出ろよ!」だった。
しかし、夫にそれを訴えても、のれんに腕押しっつーかぬかに釘っつーか・・・
「よく、のんびり写真なんか撮ってられるよね」と嫌みを言っても「余韻を楽しみたかったんだ」
彼は、『待たされてイライラする感情』というのを持ち合わせていないから、人を待たしてることへの罪悪感が薄い。
他人が、どう思うかということをあまり考えない。
いつも気になるのが、自転車で走ってる時。
幼児とママが歩いてる横を、結構すれすれな感じで通り過ぎる。
何度も注意するのだが、夫曰く「オレはちゃんと大丈夫な距離を保っている。」
ワタクシは、必要以上の距離をとったうえに、そのちびちゃんに「ごめんね~」と声をかけたりしつつ
気をつけて走行してることをアピールする。
そうすることが、もちろん安全にもつながるというのもあるが、それ以上にその母親に対してのアピールのほうが大きい。
ちゃんと気づいてますからね!大丈夫ですからね!という意味で。
夫はスーパーとかの入口でも、決して立ち止まらない。
反対側から人が来ても譲らない。
ワタクシなんて、自分の方が先にドアに近くても、一瞬躊躇して、結局譲るということが多い。
それは優しいからではなく、他人から「優しい人」と思われたいからだ。
夫は人からどう思われようと気にしてないから、さっさと我先に行く。
そういう意味でいえば、夫は見栄っ張りではない。
ワタクシは見栄っ張りだ。
そして、見栄を張るということが悪いことだとは思っていない。
見栄を張ったり、人目を気にしたりするからこそ、人に優しくできたり、頑張れたりすると思っている。
夫とは、こういうところが大きく違ってる。

ぢつは、言いたいことの半分も言えていない。
なぜならワタクシは見栄っ張りだから、夫の悪口をここに書き連ねて
「あら!nさんご夫婦、あまりうまくいってないのね。」と思われるのが嫌だから。
ついついやんわりと書いては、「とかなんとか言っても夫とは仲良しなのよ」という風に持って行こうとしている。
こうやって、見栄を張ることで、夫婦仲を何とか修復しようとしてるのだ。
夫よ!そんな、見栄っ張りで優しい妻に、あずきアイスとネクターの酎ハイを買ってきてください。

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夫の言い分

2010年08月30日 | 夫ネタ
8月30日(月)晴れ

まだ妻の機嫌は治らない。
そもそもオレは、妻が何に怒ってるのかわからん。
いや、きっかけはわかる。
しかし、どうして、そこから矛先がいつもオレに向かうのかがわからん。
きっかけは、富士吉田うどんだ。
娘が山中湖で開催されるフェスに行くというので、レンタカーを借り、送ることにした。
三郷に住むというフェス仲間のリンゴちゃんとやらも一緒に行くとのことで、
なぜかこういうことには太っ腹な我が妻が
「三郷に寄ってリンゴちゃんをひろってから山中湖ね!」と、いとも簡単に言う。
レンタカーを借りる手続きをし、フェスの間、俺たちが時間を潰すための観光地やお食事処を検索し、
当日早朝5時45分、駅前のレンタカー屋までオレが歩いて行き車を借りマンション下で彼女らをひろう。
そして三郷へGO!である。
7時にリンゴちゃんを拾い、今度は山中湖へGO!
しばらくおしゃべりしてた娘達であったが、朝が早かったので寝始める。
「起きろ~~!」
8月最後の日曜日のせいか、フェスのせいか、だんだん渋滞が激しくなる。
予定より一時間以上遅れて会場に到着。
娘らを下ろした後、「花の都公園」へ行く。
今、富士山に熱狂してる妻は、何を撮るにも富士山をバックに撮っている。
あの雲が!あの雲さえとれれば・・・とうるさい。
一通り写真を撮った後、今度はおなかが空いたとうるさい。
さっき巨峰ソフトクリームを食べたばかりなのに。
そもそも朝ご飯をちゃんと食べないから、こんな中途半端な時間に腹が減るんだ。
しかし、空腹は彼女を不機嫌にするので富士吉田うどんを食べに行く。
検索した結果、一番人気のお店だ。
値段も超安いし、素朴な感じがとてもオレ好み。
オレの、外食の基本理念は『高くて美味しいのは当たり前。安くて美味しいお店が良いお店』
住宅地の中にあるこの店は、店というより普通の住宅である。
庭に車を止め店に入る。
畳の間の二部屋のふすまをはずしましたという風情の店内は、もう満席に近い。
テーブルにつき、オレは「冷やしたぬき」妻は「肉つけうどん」
一口食べて、オレはこのうどんの固さに感動する。
しかし、妻はムッとした顔。
不機嫌な顔して声なき声で「不味い」
そうだった・・・彼女は柔らかめが好きなのだ。
パスタもインスタントラーメンも彼女に作らせるときっちり袋の指定時間通りに茹で、
さらには手際が悪いからどんどん柔らかく仕上がるのだ。
彼女の辞書には『アルデンテ』という文字はない。
そんな彼女に、この劇的に固いうどんは厳しいだろう。
オレが麺を食べ終わったのを見た彼女、「そのおろしの汁ちょうだい」と飲み干す。
しょうがないのでオレは彼女のつけ麺のたれを飲む。
うどんは残してあるが、肉は完食されている。
店を出て彼女に「店の写真は撮らないの?」と聞くと
「もう二度とこないから撮らない。まずかったし!」とさっさと車の方へ。
オレはもう少し余韻を楽しみたくて、のれんの写真を撮ったり、道路からの店の佇まいを撮ったりする。
すると、鬼の形相で妻が「早く車を出せ!って言われてるよっ(怒)」
車に乗り込み、さあ出発!と同時に、彼女の毒舌が始まる。
今のお店に対してである。
彼女曰く
「地元の常連客たちだけを相手にしてるなら別にいいんだけどさ、
観光客だってくるんだからさ、システムとか教えてほしいよね。」
彼女はオーダーの取り方にいらついていたのだ。
テーブルの上にオーダー票と鉛筆がある。
自分で書けってことね!と注文品の欄にチェックを入れて待つ。
お店のおねいさんは一人でレジと配膳をしている。
待てど暮らせど来てくれない。
とうとうしびれをきらした妻がそのおねえさんに向かって手を挙げたのだが
そのおねえさん、さっと目を逸らしたと言うのだ。
え?どういうこと?とコメカミに怒りマークを浮かべはじめた妻に、
後ろのテーブルの若い家族連れのパパが
「その注文票をレジのところに持って行くんですよ。」
そして、出てきたのが例の固いうどんである。
彼女曰く
「まあ、これで安いから我慢はするけど、もしこれが一杯800円とかだったら
あたしゃテーブルひっくりかえしてたね」
そして店の庭でオレを待ってたら、どんどん車が増えてきて、
車の横に立ってる妻に「もう出られますか?」と超不機嫌に声をかけられたそうなのだ。
彼女曰く
「あんなに車が待ってるのに、よくそんなにのんびりしてられるよねえ~
お店側もさぁ~食べさせてやってる的な感じだよね。
『好きでうどん作ってるうちに口コミでひろがっちゃったんだよねえ~
ま、食べたかったら作ってやるけどさ』って感じで。
あたし、そういうお店がいっちばん嫌いなんだよね。
駐車場のことだって、こんなにパニック状態になってもだれも出てきて仕切ってはくれないし、
そもそもこの庭に駐められる客の分しか作れんから、駐車場を別に借りる気はないってことなんじゃないの?
でもこの辺りの細い道路で、路駐だらけで大迷惑だよ。
仕切ってくれないから、どんどん次の車が入ってきて、変なところに止めてる車と擦りそうになるし、
見ててイライラハラハラしたよ。」
彼女は、ものすごくネガティブだし、人目を気にしすぎる傾向がある。
娘からも「ママって必要以上にペコペコしてるよねえ」と言われってるじゃないか。
もっと大らかになれないものか。
しかし、そんなこと言おうものなら、点火してしまうので我慢する。
が、それから延々と店の悪口が続き、だんだん矛先がオレに向いて来る。
「名物にうまいものなしってこのことだよね。
ホント不味かったよね。
どうしてあれがネットでは高評価なのかわからん!
あなたは良く『高くて美味しいのは当たり前、安くて美味しい店を探したい』って言うけどさ、
それってとても難しいことだよ。
普通はやっぱり美味しいものはそれなりのお値段はするし、
高い店安い店いろんな店を回って、失敗したりしながら安くて美味しい店って発掘できるんじゃないの?
めったに旅行もしないし外食もしないくせに、いっつも安い店ばっかり入って、
いっつも不味いもの食べさせられるとストレス溜まるよねっ(怒)」
その後、忍野八海へ行くが、この時彼女の怒りは最高潮に達しており、
多分何も見てないと思われる。
「お腹空いたから何か食べようよ」と言うが、オレは彼女のうどんまで食べてるから
全くお腹空いてないのだ。
そうすると、激昂した彼女、「じゃあたしいろいろ食べて来るから!」とさっさと歩き出す。
オレは泉の写真を撮ったり、雪解け水に手を浸したりと満喫するが
ふと見上げたところにまた鬼の形相の妻が・・・
こいつは、なんだかんだ文句を言うが、一人で店に入ったり食べたりするということができないのだ。
子供より厄介なヤツだ。
何も見てないのに「もう帰る!」
出た~久々の「もう帰る!」発言。
駐車場へ歩きながら、さんざっぱらオレのことをケチだの罵り
『あなたとは二度とドライブもしないし旅行もしないし外食もしない。
だってつまらないもの。
もう今回が最後の旅行だからねっ!
ここからは豪華にいこうよ。
大丈夫!お金は、あたしのお金を出すから気にしないで!
下調べから何から全部オレにさせといて文句だけ言うなって言うなら、
あたしが言うところに行こうよ。
山中湖川口湖にある美術館博物館を全部回ろう!」
彼女が思いつきで言う。
君がテディベアが好きだなんて話、聞いたことないぜ。
河口湖で観光協会のアンケートを頼まれ、にこやかに答えてる彼女・・・
お礼の富士山ポストカードが欲しかったらしいのだ。
しばしそのポストカードで機嫌が直ったかに見えたが、
そのアンケート中にオレが一人でラベンダーソフトクリームを完食したことにまた怒る。
「あたし、さっきからお腹がすいてるって言ってるよねっ!」
「じゃあ、君も買えよ!」
「だって、さっき巨峰ソフトクリーム食べたもの。
一日二個もソフトクリームを食べるなんてことはあたしにはできないから
一口だけ食べさせてもらおうと思ってたのよっ」
知らんよ、そんなこと。
温泉も、オレが検索してたところとは違うところへ行くと言い張る。
絶対、前に行った温泉のほうがいいと言っても「あの温泉に行ったときも喧嘩してた。
だからあの温泉のこと、何一つ覚えてないけど、
喧嘩したことを思い出すから絶対行きたくない。」と言い張る。
ま、オレはどこでも、温泉に入れさえすればいいから、彼女が言うほうの温泉へ行く。
温泉に入り、彼女はそこのレストランでカレーを食べ、オレはナポリタンを食べる。
彼女曰く、とても美味しいらしい・・・
オレのナポリタンは最悪だ。
ソフト麺のようだ。
彼女に食べさせると「そぉ?美味しいじゃん!結構あたし好きだよ」
やはり彼女の味覚はわからん。
娘達との待ち合わせは6時半。
会場近くで本日初めて富士山の雲がとれた姿を拝む。
携帯がつながらず、一時はどうなることか危ぶまれた待ち合わせだったが、
無事娘達をひろい、東京へ向かう。
娘らはものの数分でコトンと寝る。
フジファブリックのCDを聞き続ける妻に「ラジオにしていい?」
渋々ラジオにするが、彼女はラジオの雑音と、DJのしゃべりが嫌いらしい。
しばらく我慢して聞いてたようだが、ゲストの大黒摩季が登場するやいなや
「ラジオ、聞いてる?大黒摩季好き?あたし大嫌いなんだよねえ~」
しかしここでどうでもいいようなことを言うとまたフジファブリックになるので
「オレは嫌いじゃないなあ大黒摩季」
妻、ちっ!と言う顔をして、じゃあご勝手にお聞きあそばせ。あたしゃ寝るわという感じで
隣で寝始める。
渋滞がひどく、なかなか進まない。
だからオレは5時頃出発した方がいいって言ったんだ!
少し寝ては起きて喧嘩を売り、また寝ては起きて喧嘩を売る妻。
車の返却時間を過ぎても、まだまだ東京は遠い。
結局三郷でリンゴちゃんを下ろし、自宅近くに着いた時は深夜12時を回っていた。
そして、またマンション下で妻らを下し、車を返しに行き、深夜とぼとぼ歩いて帰宅するオレ。
オレだって言わせてもらう!二度とお前達とは出かけないっ!

きーーーっ!夫の気分になって書いてるうちに、また怒りが込み上げてきた!
明日は妻の言い分を言わせてもらいますからねっ!!!



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嫁と姑

2010年08月27日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月27日(金)晴れ

先日の『あさイチ』で嫁姑問題を語っていた。
こういうのって、当事者にしかわからんのだ!
テレビで、訳知り顔のコメンテーター達にエラソーなこと言ってほしくないわい。
というのが、ワタクシの見解。
よって、見たくもなかったのだが、その日の朝は、たまたま出社が遅かった夫がおり、
「嫁姑問題って大変なのよ」ということをわからせるためにという意地悪な気持ちで
テレビをつけっぱなしにする。
洗濯など家事をしながら、時々画面を見たり、音声を聞いたりしていた。
ちなみに、その日のコメンテーターは、
室井佑月さん、RIKACOさん、とよた真帆さん。
ワタクシ的には、3人とも「好きでも嫌いでもなく、興味のない人たち」
特に室井佑月さんに至っては、もちろん著書も読んだことないし、
いわゆるワイドショーのコメンテーター席に座って、ぶっきらぼうに、時に蓮っ葉な発言をする人というイメージ。
ワタクシの中の、「絶対友達にはなれない女」ベストテンに、間違いなく入るタイプ。
ちなみに一位は、篤姫の脚本家ね。
漫画家の倉田真由美さんもベストテン入りです。
同じ匂いとしては山田詠美氏もいらっしゃいます。
亡くなられた森瑶子氏も。
要するに、ワタクシは、『奔放な恋愛をする女』が嫌いなんだと思います。
横道にそれました・・・
話を戻します。

ちゃんと見てたわけではないのでうろ覚えだが、番組の中で
嫁に言ってはいけない言葉だの、姑に言ってはいけない言葉だのが出てきた。
「あなたの世話にはならない」
「あなたの家ではそうかもしれないけれど」
「今は時代が違う」
「よけいな口出しはしないで」などなど。
やっぱりありきたりだわね、そんなこと、どんな番組でも本でも雑誌で言ってることだわさと思っていた時、
この室井佑月さんが、例の蓮っ葉な感じで口とんがらせながら
「え~?あたし、そういうこと言われても全然気にならないけどなあ~」とのたまう。
そして「あたしが姑から言われて一番嫌なことは『しょせん他人』」
単純だが、ワタクシ、この人はいい人かもしれないと思った。
だいぶ前に見たテレビ番組を思い出したりした。
同居している姑が、施設に入ると言った時、家族はどうするかというもの。
派手な感じの嫁が、夜更けのテーブルでタバコをすぱすぱ吸いながら夫に言う。
「おばあちゃん、うちにいるのがいやになったのかなあ。
そりゃ、あたしもついついおばあちゃんに甘えて、頼りすぎてたかもしれないけどさぁ
あたしは、ずっとおばあちゃんと一緒に暮らしたいし、
おばあちゃんに何かあった時は、ちゃんと面倒見る気でいたんだよ!
どうして、施設に行きたいなんていうのかなあ。」
そのリビングの会話を、隠しカメラで見ていたおばあちゃんが、とってもしあわせそうに
うれしそうに、泣いた。
結局のところ、ワタクシなんて頭のどこかに『嫁と姑』はわかりあえないと思ってるし、
「娘みたいに思ってるのよ」なんて言う姑にはうさん臭さを感じ、
「義母さんのこと大好きなんです」という嫁にも又嘘臭さを感じていた。
そして、自分としては、姑舅と盆正月に会った時を、無難にかかわり合って、
うまくつきあっていければいいと思っていた。
しかし、こういう表面上だけのつきあいを『そつなく』やってる嫁を、姑が可愛いと思うはずがないよねえ~
と、夫に見せる為だったテレビに、どっぷり考えさせられた朝であった。
コメント (12)
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怪我の功名

2010年08月24日 | 夫ネタ
8月24日(火)晴れ

一週間ほど前から、娘と冷戦状態が続いていた。
今回は、全面的に母が悪い。
ひたすら、彼女の機嫌が治るのを待つ日々。
朝、ふてくされて起きてくる顔を見ては
「あ~、まだご機嫌斜めか・・・」とがっかりした昨日の朝・・・
いきなり、洗面所から「ママッッッ!!!」と、怒ってるような、でも少し口元が緩んでるような悲鳴。
慌てて行くと・・・
娘「ママ、トイレ流してないでしょっ!」
トイレをのぞくと・・・すでに一時間以上その状態が続いたせいか、はたまたユルい代物だったのか、
インドの川のような状態(いや、行ったことないのでイメージですが)
母「ママじゃないよっ!パパゴンだよ、きっと!前にもあったんだよね、流し忘れ」
言い争いながら、二人ともゲラゲラ笑いだす。
娘「ママ、流してよ!」
母「いやよ!ママ、今トイレには入らないも~ん」
しばし押し付け合った後、しょうがなく母がトイレに入り、流す。
とっとと出ようとすると・・・ドアが開かない。
娘がドアを押さえて、臭いトイレに母を閉じ込めようとしている。
トイレのドアを挟んで、二人ゲラゲラ笑いながら、ドアを押し合う。
トイレから出た後、夫にメールする。
「トイレ、流し忘れてたでしょ!」
夫より、ムンク顔の絵文字とともに「カーーーッ、オレとしたことが・・・すまぬ」と返信。
「おかげで、少し事態が緩和したよ」と返信すると
「怪我の功名ってやつ」と、少し得意げ。
そんな綺麗にまとめられてもねえ~
「うんこの功名です」と、再度念押し。
何はともあれ、良かった良かった。
・・・お耳汚し、失礼致しました・・・
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優しい気持ち

2010年08月23日 | Weblog
8月23日(月)晴れ

先日会った高校時代の友人Jの話。
彼女は、明るくて美人で、高校時代、人気者だった。
優しいお兄ちゃん二人と年子の妹一人に挟まれた4人兄妹。
ご両親はその当時も一緒にお風呂に入ってると、Jが当たり前のように話すほど仲の良いご夫婦。
そんな家庭で、天真爛漫、スクスク育ったお嬢さんだった。
綺麗な青空を見上げては「わ~~~っ!空がとても綺麗ねっ!」と両手を広げて空を仰ぎ見るようなところもあり、
少々ひねていたワタクシとしては、うらやましかったり、こっぱずかしかったり。
そのままスクスクと成長し、地元の短大を卒業後、幼稚園の先生になる。
元気で、優しい彼女には天職のようであった。
数年後、優しい彼氏とゴールイン。
『結婚しましたハガキ』は、まさに絵に描いたような美男美女カップルだけに、ブロマイドのようだと友人間で評判になるほど。
この彼氏がまた優しい人で、結婚して子供が3人生まれた後も、
「ママは綺麗だねえ~」
「ママの料理はおいしいねえ~」
と、いつも褒めてくれるとのろけていた。

今回6年ぶりに会った彼女と、お互いの近況を話す。
ご主人の転勤で福岡で暮らし始めたことは、年賀状で知っていたが、
「義父も一緒に住んでるの」
ワタクシ、悪い癖で、嫁姑舅と聞くと、つい良からぬことばかり勘ぐって、
「愚痴があったらここで吐き出しな!」という気持ちで身構えると・・・
彼女の姑さんには持病があった。
「おとうさんを一人残すと、あなた達に迷惑がかかるから頑張るわ」と闘病されてたらしいのだが亡くなられた。
舅さんは頑固者らしく、実の娘とも折り合いが悪く、
「子供達に迷惑はかけん!」と、ずいぶん長い間、一人暮らしをされていた。
しかし、倒れられ、半身麻痺に。
「車いす生活だし、心配だから、「うちに来る?」ってことになったの。」と淡々と話す彼女。
近所に住んでいた実の娘より、福岡のJのところを選ばれたところに、Jの優しさを感じる。
褒めちぎるワタクシに、Jが「義父さんのほうが、ずいぶん気を使ってるのよ、わたしたちに。
車いす生活だけど、何でも自分でできるし、昼間はデイサービスに行くし、
そこでお風呂にも入るから、うちではご飯食べて孫と野球見て、という生活よ。」と言いながら、
赤坂サカスのショップで、水戸黄門の印籠を見つけて
「あ!義父さん、水戸黄門も好きなのよね。これ、薬入れにちょうどいい大きさだ!」と、お買い上げ。
彼女には三人(専門学校生の女の子、高二の男の子、小六の女の子)の子供がいるのだが、
小さい頃から長女には手を焼いていた。
彼女自身がいわゆる『いい子』だったので、マイペースだったり破天荒だったりする長女の行動が理解できなかったらしい。
高校生の時も、学校から何度も呼び出されたりしたという。
今年、デザイン関係の専門学校に入り、相変わらずマイペースなお嬢さんらしいのだが、
彼女曰く「でも、義父さんは、一番長女が可愛いみたいなのよねえ~
H菜も『おじいちゃん!見て見て!』とか言って、ネイルアートとか見せてるの。
そうするとおじいちゃんが『じいちゃんは、そげなのは好かん』とか言ってて・・・
あの二人が一番仲良しなのよね~」
ちょっと問題ありの母娘関係のクッション材に、おじいちゃんがなっているようで微笑ましい。
家族一人一人がみんな優しい気持ちを持って暮らすと、
歯車はきちんとかみ合って、リズムよく回って行くんだなあ~
たった年に一、二度の帰省すらを嫌がった自分を深く深く反省。
相手から優しくしてもらうことだけを要求してしまいがちだが、
まず、自分が優しくすることだよね。
そんな当たり前のことを今更ながら再確認。
Jのおかげで優しい気持ちを少し取り戻せたような気がする。
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イチの神隠し

2010年08月22日 | Weblog
8月22日(日)晴れ

土曜日の早朝のこと。
ベランダでイチが鳴く声がする。
窓全開で寝てる今日この頃、早起きイチは、勝手に網戸を開けてベランダに出て、蝉を待ち構えている。
時々、脱出した窓へ戻るのが面倒なのか、寝室の前で「開けろ開けろ」と鳴くことがあるが
それにしてはミョーにか細く、少し悲壮感も混じったような、いつもと違う声のよう。
寝室のカーテンを開けるが・・・いない。
脱出した側のベランダにもいない。
お隣との仕切りをくぐってお隣へ行ったか?と玄関から廊下に出て
両隣のベランダに向かって呼んでみるが・・・いない。
せみを追いかけて、ベランダから落ちかけて、どこかにぶら下がって鳴いてるのではないかとか、
どこかのおうちに閉じ込められてるんじゃないかとか、
どんどん恐い考えで頭がいっぱいになってくる。
夫と娘も起きてきて、一緒に探すが・・・見つからない。
娘が「絶対上の階だと思う。」
確かに鳴き声は近い。
非常階段を駆け上がり、呼ぶ。
しかし、我が家の位置は角部屋で、両側に一戸づつよそ様のお宅に挟まれている形。
よって、ちょうど我が家の上のベランダで鳴いているイチの姿は見えない。
娘が「上のお家の人に頼んで、ベランダに入れてもらおうよ」と言うが、
まだ5時前である。
非常識にもほどがある。
イチ~~っ!そろそろ、そこがうちではないことに気付けよっ!と念じつつ、
エレベーターホール前の隙間から「イチーーーっ!こっち!」と呼び続け、
娘がベランダの仕切り板をコツコツ叩く。
すると、だんだん鳴き声が近くなり・・・血相変えたイチが仕切り板をくぐって娘のもとへ。
家族3人、ホッとする。
抱っこしてる娘の背中に回した前足の爪が、背中に食い込むほどしがみついてるらしく
娘が「痛い!痛い!」と言いながらも、ホッと安堵してるので
いつものように姉妹喧嘩にはならない。
それにしても、どうして上の階なんかに行っちゃったんだろうねえ~
先週やっとマンションの大規模修繕工事が終わり、今、後片付けの段階に入っている。
いつもは閉まっている非常階段のドアが開けっ放しなので、
蝉を追いかけて上の階へ行ったのかなあ。
造りが同じだから、仕切り板くぐって、自分ちと同じ位置のベランダでずっと鳴いてたのかい?
階段を上ったことは忘れちゃったのかい?
何はともあれ、無事に帰ってきてくれて良かった良かった。
朝5時の大騒動でした。
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友達

2010年08月21日 | おでかけ
8月21日(土)晴れ

おめでとうーーっ!興南高校!
『熱闘甲子園』で号泣してしまった。
特に最後の5分間の名場面集にやられた。
そして、長島三奈の「また来年!」という言葉・・・
ワタクシの夏も終わった気になる。

ワタクシの中でこれほど盛り上がった甲子園であったが、
ぢつは決勝戦はリアルタイムでは観戦していない。
なぜなら・・・昨日突然高校時代の友人Jよりメール。
「今、東京にきてま~す」
彼女には、3人の子供がいて、真ん中の男の子がうちの娘と同い年の高校生。
その高校のPTA役員をしていて、全国大会(?)のために福岡より上京。
今日の二時の飛行機で福岡に帰るので、午前中会おう!ということになる。
人形町のホテルに宿泊してるとのことで9時にそのロビーにて待ち合わせ。
こう言っちゃなんだが、昔っから時間にルーズな子だったので
まさか先に来てはおるまいと、ロビーのソファで9時を待ってから、メールする。
すると・・・一つ前のソファできょろきょろしだす女性一人・・・
をを~っ『J』だ。
ワタクシが東京に引っ越す前に、同級生で集まってくれて以来の再会なので6年ぶりくらいか?
だからといって、こんな狭いロビーで、双方とも気づかないとは寄る年波のせい?
ロビーで爆笑する二人。
ワタクシとしては、時間もないし、人形町あたりをぶらぶらして、水天宮にお参りして、
柳屋の鯛焼きでも食べてから、乗り換えなしで空港へ向かおうと予定していたが、
どうやら彼女はもう少しにぎやかなところへ行きたい感じ。
高校の校長先生と、副会長、その他の役員さんたちは「赤坂サカス」に行くらしい。
どうして赤坂サカスなんだろ?
わが母も、その昔、上京した折、どこに行きたい?と聞くと
「赤坂サカス!」と即答した。
ワタクシ的には、それほどおもしろい所でもないと思うので
夫が表参道ヒルズに梅佳代の写真展を見に行くと言ってたのを思い出し
「表参道とか原宿とかに行く?」
しかし、彼女の反応はいまひとつ。
じゃあ赤坂サカスに行きましょう。
行くと、イベントをやっていて、そこそこ人は多かったが、やはり今ひとつ。
時間に遅れるといけないから空港でお昼食べようと空港へ。
「JAL?ANA?」と聞くと「ANA!」
お盆ほどの混雑はしてないとはいえ、ちょうどお昼時。
どのお店も長蛇の列。
唯一、天ぷら屋さんだけが一人待ち。
ここにしましょう。
ワタクシが順番待ちしてるから、あなたはお土産買いに行っておいで!
「江戸前天丼」をがつがつかき込む二人。
目の前で揚げてくれるのがウリの天ぷら屋さん。もっと味わって食べたかったねえ~
「一時半頃、搭乗手続きカウンターで待ち合わせなの」と言い、向かいながらメールを見ていた彼女が
「あ~っ!JALだった!」
え”ーーーーーっ!!!
そこから、走る走る走る・・・
すでに手続きを済ませ、不機嫌顔の役員さんが二人待機。
おそらく校長先生らはもう中に入られたのであろう。
「すみませ~ん、お待たせしました!」と謝るワタクシ。
しかし、マイペースのJときたら、搭乗券を受け取ると
「まだ、時間あるよね。あたし、もう少しお土産買いたいんだけど。」
いやいや、もう、あなたも中に入りなさいっ!中でもお土産は売ってるから!と
背中を押す小心者のワタクシ。
そもそも団体行動だったのに、一人抜けて、自由行動して良かったのかい?
でも久々に会っておしゃべりした彼女は、元気で優しくて、全然変わってなくて、
とても楽しいひとときであった。
J!今度はもう少し早く連絡しておくれ!

熱闘甲子園で球児達が言う。
「この仲間とは、一生つきあって行きたい」
強い絆で繋がった彼らの友情。素敵!
でも、ワタクシの学生時代の友人達との絆も、なかなか強くて、おもしろくて
素敵なおつきあいであります。
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あるミュージシャンへ

2010年08月20日 | 子供ネタ
8月20日(金)曇り

涼しいっ!
風が気持ちよい!
このまま秋になって・・・くれないと、気象予報士がテレビで言ってた・・・
と、フジファブリック、志村さんの歌詞をぱくってみました。
本家本元は・・・
♪真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた♪(若者のすべて)
フジファブリックのニューアルバム「MUSIC」もとても良いです。
せつなくなったり、踊りたくなったり、泣きたくなったり、しみじみ聴き入ったり・・・
音楽の力というものにあらためて気づかされ、驚かされる。
そんな、素敵なミュージシャンがいるかと思えば・・・
ここからは、品のない話になります。

あるミュージシャンの話をします。
好意的に言えば、これから売れるであろうという可能性を秘めたミュージシャンTにまつわる話。
そのミュージシャンのライブとかに出かけていた娘、高三のJKリンゴちゃん(仮名)とお友達になる。
さらにリンゴちゃんのライブ仲間さくらんぼさん(19歳)とも仲良くなった。
そんな3人でつるんでいるところに、声をかけてきたのが27歳のマンゴーさん。
ライブや公開イベントなど4人で行くようになった。
ワタクシも一度だけ彼女達を紹介してもらったことがあるのだが、
リンゴちゃんは、背中にギターケースを抱え、ショートな髪がとても似合っている元気な女の子。
さくらんぼさんは、色白キュートなのに、毒舌ぶりとのギャップがおもしろい。
マンゴーさんは、最年長ということもあってか、落ち着いた感じの・・・いや、はっきり言いましょう、地味な感じの人だった。
さくらんぼさんとマンゴーさん、このミュージシャンTの自宅近くまで遠征し、公園で待ち伏せ。
Tと呑みに行くことになる。
お酒好きなTは、お酒の失敗も多い。
お酒が入ったせいか、もともとそういう性格なのか知らんが、
いろいろな暴露話が始まったらしい。
自分の彼女の話。
他のB級バンドの現地妻話から、テレビに出るためにお偉いさん(♀)と寝る話。
さらには、さくらんぼさんが終電で帰った後、マンゴーさんとやっちゃったらしい。
さらにはイベント会場でその話を女子高生にするアホ女マンゴー。
表向きは、「Tって、サイテーな男よっ(怒)こんな男にひっかからないためにあえて話してあげるわ」的な言い方らしいが
ショックなのはいたいけな女子高生二人である。
さすがに、ミュージシャンに『清く正しく聖人君子たれ!』と望んでる訳ではないらしいが、
「ただ、あたしたちは、Tの歌を聴いて、ライブを楽しめれば良かっただけなのに・・・
どうしてそういう余計な情報を聞かされなきゃいけないの?
大人って汚いっ(怒)」
さらに我が娘は、ライブ後の出待ちとかでTに顔を覚えてもらっており、
Tのブログにコメントをしたら、Tからメールが来るようになったと
舞い上がって母にそのメールを見せてくれたりしていたので
余計ショックは大きかったようだ。
母としては、グルーピー(古いっ!)みたくなったらどうしようと恐れつつも、こうして嬉しげにメールを見せてくれるうちは大丈夫ねと思っていたし、
そもそも娘はそんな軽薄なミーハーアホ女じゃないと信じてるし、
Tからのメールの文面は、悩み多きJKを励ます優しいお兄ちゃん的スタンスを守ったものだったので、
母も娘と一緒にTを応援して行く気満々だったのだ。
ところがこんな変な話を聞いちゃって、母もショックなわけだ。
いや、さすがに母なんて半世紀近く生きてますからねぇ~酸いも甘いも、大人の世界の汚い部分も見てきましたよ。
でも、ワタクシは、やはり、こういう話が出てくるのはB級な人間達だと思うのだ。
ワタクシが怒ってる点。
まずはTに対して・・・
その1。今、売り出し中のくせに、今が踏ん張りどころのくせに、ファンの女に手を出す神経。
その2。仕事のために体を売ることに抵抗のない人間、抵抗のある人間、それぞれだろうが、その売っていることを恥じる気もなくしゃべるバカさ。
マンゴーに対して・・・
「Tに憧れ、恋焦がれ、Tに彼女がいようが遊びだろうが、
Tとそういう関係になりたいの。」と思っての行動なら、どうぞご勝手に!
ただ、女子高生に話すことじゃないね。
割り切った関係なら、Tのためには秘密にしておくべきだし、
「きーーーっ!あたし遊ばれたのねっ!」という腹立ちがあるのなら、他の手段を選ぶべきであって、
10も年下の女子高生に「生々しい話をする」のは何の解決にもならん。
何を血迷ったか、このマンゴー、仕事も辞めてTの自宅近くを徘徊しているらしい・・・
Tは二度ほどメールをくれてそれっきり・・・らしい。
それって、『一夜の火遊びでした』ってことじゃん。
27にもなって、そんなこともわからんのだろうか。
ストーカーって、こうやって作られていくのかと、少々恐い気もする。
そもそも、ワタクシの中でのグルーピーって、もっとケバい子、さらには分別のない十代がなるものだと思っていた。
あるいは、ちょっと派手めの綺麗な子が、ミュージシャンから狙われるのかと思っていた。
ところが、マンゴーは、地味だし綺麗じゃないし・・・ことごとくワタクシの抱くグルーピーのイメージを打ち崩す・・・
ま、ファンの女に手を出した罰として、ストーカーされて恐い思いをして、Tも少しは反省すればいいのさ!
ま、どうでもいいことだけど。
そこらへんは、いい年をした大人達なのでご自由に!
ただ、うちの娘には、もう二度と、決して、絶対メールしないでねっ!
コメント (2)
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2010年08月15日 | Weblog
8月15日(日)晴れ

一人暮らしも板につき、気楽さを満喫中と言いたいところだが、ぢつは夜が怖くてたまらん。
イチがいてくれてホント良かったよぉ~

昼間は、ベランダの蝉を捕まえてきては、虫嫌いの母を困らせる。
餓鬼のように『エサくれ!エサくれ!』とうるさく、ちょっと食べ過ぎたと思ったら、所かまわず吐く。
この前は、夜中に、寝てるワタクシの頭上でいきなりえずく。
頭上には読みかけの図書館の本が!
この時は、睡魔より公共心、いや、弁償したくない一心で本をはじき飛ばす。
そして・・・一瞬の逃げ遅れで、ゲロを手に浴びる。
さすがのワタクシもこの状態では寝続けられず、手を洗ったりゲロの始末をしたりする。
この間ずっとイチは母からガミガミ怒られ続ける。
そして隣で寝ていた夫まで目が覚めることになる。
夫「せっかく、いい夢を見てたのに」
夜中3時に夢の話を語りだす夫。
だからぁ~あたしゃ人の夢の話ほど聞きたくない話はないんだと日頃から言ってるじゃないの!
かまわず喋り続ける夫。
「鳩山さんにドッキリを仕掛ける役を頼まれるんだ!」
え?鳩山さんって誰?あの鳩山さん?
おまけに、そのどっきりの仕掛人が細川護煕氏だというのだ。
これはきっと、つい最近細川氏がフランスで個展を開いたニュースを見たせいね。
あまりに意表をつく登場人物達に、ついつい引き込まれる妻。
細川氏が鳩山さん夫婦をドッキリにひっかける企画をし、ひっかける役を夫に頼んだ。
ご夫妻の前で車にはねられるという役らしい。
「それって、ロッチのネタ?」
お笑い嫌いの夫は「何それ?知らん。」
「え~?見たことない?『あ~はねられた~っ』ってやつ。」
夜中に、どんな会話してるんだか、この夫婦ったら!
しかし、そんな会話すらなつかしい。
いびきの大騒音もなく、暑がり夫との温度差に悩まされることもなく、快適な独り寝のはずだったが、
静かすぎる夜は、ただただ怖い。
そんなワタクシを力づけるようなイチの大胆な寝姿。
大の字とまではいかないが、そんな姿でサバンナで寝てたら、あっという間にライオンの餌食だねというような
ものすごく脱力した寝姿を見てると、安心してくる。
ここには、ライオンも恐いものも何もいないよねという気持ちになれる。
イチ、ありがとうね。
一人暮らしも今夜が最後。
明日は、娘が、九州からお土産話を山ほど抱えて帰ってくる。
コメント (7)
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僕らにはできる

2010年08月14日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月14日(土)曇り

高校野球が始まり、いつになくワタクシの応援するほうが勝ち進むので、
「あら?もしかしてワタクシってば勝利の女神?」なんてうぬぼれかけていた。
しかし、今日、ワタクシの本命「中京大中京」が「早実」との対戦。
早稲田も大好きなミーハーものは、一瞬どちらを応援しようか迷う。
「う~む・・・堂林くんと斉藤くん、どちらにするか・・・くーーーっ、悩むところだが、
やはり堂林くんに喜んでほしいので、中京大中京にしよう。」
ところが・・・あの大敗である。
信じられん!
やはり、最後まで、あの監督の采配は気に入らんかった。
だって、一回表で7点入れられるまでピッチャーを替えないってどう思う?
心がざわざわしてる間に、次の試合が始まる。
佐賀学園VS長崎日大である。
ったく、九州勢のつぶし合いだよ。
それぞれの一回戦を応援してきた身としては、この戦いはどっちを応援したらいいのかまた悩む。
九州勢というだけで応援してるから、特に思い入れのある選手がいるわけでもない。
佐賀学園のピッチャーが、クレヨンしんちゃんに出てくる「マサオくん」に似てるなあと思った記憶だけである。
今日の第三試合までは、大量得点の試合で、見る側としては今ひとつ緊張感に欠けるものだったが、
この第四試合は、一点を争うものになり、特に9回はドキドキした。
あ~、同点か?と思うような当たりを華麗にさばいた守備にはホレボレした。
奇跡とか、ミラクルとか、ドラマチックとか、そんな言葉がぴったりのシーンがこの高校野球には溢れている。
毎日、球児達に泣かされている。
そんなワタクシが、ちょっと不快に思ったこと。
天理VS履正社の試合での『トリックプレー』
1塁と3塁に走者が居て、1塁走者がわざと転ぶ。
ピッチャーが牽制をしたすきに3塁走者がホームへ走り込む。
これって、どうですか?ワタクシ的にはありえない卑怯な作戦に思えるんですけどっ(怒)
こういうことすると、かならずお返しがくるからね~だ。
試合の合間に『白球の記憶』という過去の試合のダイジェスト版が流れるのだが、
その中で、延長戦の大接戦の試合で、隠し球をして3塁走者をアウトにしたシーンがあった。
高校野球で、隠し球が『あり』の時代ってあったの?と驚いたが、もっと驚いたのが
隠し球でアウトにされた子は、その後ホームランを打つのだ。
よっぽど悔しかったんだろうねえ~わかるよ!その気持ち。
あたしも、ホームランを打つね(・・・あんた、いつ甲子園球児になった?)
『勝つためには手段を選ばない』なんてことが良いことだとは思わないんだけどなあ~
甘いかなあ~ワタクシの考えって・・・
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