5月14日(火)晴れ・・・暑いっ!
最終日の朝である・・・
あれ?ガーデンパーティの様子は?
・・・すっごく楽しかった!とだけ言っておきましょう。
もう少し言いましょうか。宴の後半の記憶がないとだけ言っておきましょう。
記憶にない酔っぱらい状態の写真が世界に向けて発信されており赤面してる、とだけ言っておきましょう。
当分お酒は飲まない!
さ!気を取り直して四日目です。
塩釜の鯛の残りで鯛飯です。
船乗りさんとノシさんが、フツーのフライパンや鍋で炊きます。
ただものではないな、この二人。
お腹も満ち、山荘前で記念撮影してしゅっぱ~つ。
『あそこが岩屋寺。船乗りはこの前連れて行ったんだけど、君達はまた次の機会だな』と山を指差すノシさん。
岩屋寺!!!あの、水曜どうでしょうでも、大泉くんが穏やかな微笑みを浮かべ一瞬仏様のようなさとりを開いた岩屋寺!!!
砥部焼を見に行きます。
自分でも陶芸をなさるノッペ氏は、いまひとつ砥部焼がお好きでないらしいが、ワタクシは結構好き。
磁器なのに気取ってない感じ。
讃岐うどんにはこれでしょ。
でも、重いしねえ・・・
ってことで「ぐい呑み」を二つチョイス。
これで呑むたびに「飲み過ぎるなよ~」と自分に釘をさすことにします(・・・ホントに反省してるのか!?)
うどんを食べます。
うまいっ!(ここは是非大泉くん口調でお願いします)
ノシさんのなかに「ニルスの奥さんは飲ん兵衛」とインプットされてしまったようで
昼からビールを注がれます・・・
誤解です、ノシさん!ワタクシ、普段は全く呑まないのですよ。
伊丹十三記念館に行きます。
猫のはんこを買います。
彼も無類の猫好きだったようです。
それだけで親近感(いや、ぢつ言うと、これまで彼のことあまり好きではなかった)
石手寺へ行きます。
「そこ行きましたぁ~~できたら繁多寺のほうが・・・」というワタクシ達夫婦のか細い声は
「石手寺のほうが由緒正しき寺なんだ!」というノシさんの一声で消されます。
「ふぁんたじ~~~って言いながら走ってきたかったなあ。
ハンダゴテの真似して写真撮りたかったなあ」とぼやく妻。
ノッペ氏が「ニルス達は、必ず同じとこ2回行くことになってるの!」
そうです、彼らと横浜で会った時も、夫婦でお茶したカフェに、またそのすぐ後行くということがありました。
お店の人が、デジャブ見る目でした・・・
「この洞窟入った?」
え?洞窟なんてあったっけ?
2度来なきゃ、分からなかったおとぼけ夫婦・・・
「坂の上の雲ミュージアム」をスルーして、その上の萬翠荘に行きます。
余談ですが、ノシさんの弟さんによると司馬遼太郎著「坂の上の雲」を読んでない愛媛県民はモグリらしいです。
鹿児島で言うところの「翔ぶが如く」ですな(・・・君、読んでないだろ。)
そろそろタイムアウトです。
5時半の飛行機に乗るワタクシ達を皆で送って下さいます。
チョリさんナルトさんご夫婦はその後の便です。
空港内のレストランで、またビールを飲み始めるメンバー・・・
どんだけ飲ん兵衛なんだ!!!(・・・君に言われたくないっっっ)
楽しかった旅も終わりました。
今回の旅で、いろいろなことを反省しました。
ワタクシ、どれだけ楽しいことを見過ごしてきたのか!と愕然とするほどです。
あたしは文化系だから。とか、あたしはインドア派なの。とか、言ってる場合じゃない。
彼ら彼女らは、山に登り、泳ぎ、カヌーをし、自転車を漕ぎ、旅をし、仕事をし、
映画を見て、たっくさん本を読み、音楽を愛しライブ参戦し・・・
それぞれものすごく深い。
ワタクシのいう文化系って一体何?っていうくらい、自分の薄っぺらさに落ち込みます。
・・・ちょうどそんなとき読んだほぼ日の「いいまつがい」
『ある日、会議に出席した母から落ち込んだメールが。
「自分の知識のNASAに悲しくなった…」
真剣なのに、ちょっと笑ってしまった。
笑ってしまった。NASAって!!!
笑って、気持ちを切り替えて、少しだけ自分を変えるのも悪くないかもなと思います。
まだ、全然遅くないよなと思います。
まずは、もう少しいろんなことに興味を持とう。
遊ぶことをおろそかにしがちなのは、資金がないせいでもある。
パートでもいいから始めよう。
石鎚山は無理かもしれないけど、まずは、もう一度高尾山あたりから始めて見ようか。
そのためには、まず体力作りだね!
「今日、病院の定期検査行ったんだけどさ、駅のエスカレーター使わないことにして階段使ったんだ!
これからそうすることにする!」
と、鼻息荒く宣言する妻に
「えっ?そんな底辺からのスタート?」という表情を覆い隠して
「そうだね、その一歩が大事だね。」という優しい夫。
あなたのおかげで、楽しい旅でした。楽しい出会いでした。
え?あたし、仏様のような顔になってる?