パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ルックバック

2024年10月16日 | 本・マンガ・テレビ・映画
10月16日(水)曇りのち晴れ

娘と観に行く。
娘から教えてもらって原作は読んでいた。
読んでたから泣かずに堪えられたけど、羨ましい気持ち、尊敬する気持ち、いたたまれない気持ち、切ない気持ち、感情が乱れる。
まっさらな気持ちで見るほど純粋じゃなくなっているので、「京本はきっと幸せだったよ〜」と勝手に藤野を慰めて嫌われる役なら誰より上手に出来そうだ。

何を一人でごちゃごちゃ言ってるのだ?意味わからんだろ!
ですよね〜
H Pよりストーリーを抜粋してみます。

 
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。
クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、
ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、
その画力の高さに驚愕する。
以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。        
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、
そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。
二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。
しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

ちょうどこの日の朝だったか、学生アカデミー賞を取った金森慧さんのニュースを見た。
彼は小学一年生から「折り紙」に興味を持ったとの事。
そして今回の作品にそれが生きている。
こういう熱意というのはどうしたら生まれるのだろうか。
藤野を、京本を、金森さんの事を思いながら、60歳のワタクシはただただ打ちひしがれる。
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ドラマ鑑賞法

2024年09月28日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月28日(土)曇り

「虎に翼」が終わった。
本当に大好きなドラマだった。
ベスト3入りだ。
ちなみの他の二つはと言いますと・・・
「ちりとてちん」と「あまちゃん」です。

「ちむどんどん」のあまりの酷さに、怒りのぶつけどころとしてツイッターのハッシュタグ検索を知り、以降、朝ドラを見た後は必ず検索するようにしている。
すると、自分の知らない事や気づかなかった事を教えてもらえる。
ただ、当然ながらアンチもいて、朝から気ぃ悪いモノを読んでしまう事もある。
アンチはさておいても、やはりドラマ鑑賞は十人十色で、例えばトラちゃんの娘ゆみちゃんが今でいうフリーターの様な感じの事を「上級国民の娘だからね」的な発言があったり、ちょうど袴田事件も扱うべきだったとか・・・
色々な事を詰め込み過ぎという意見もあった。
でも、ワタクシは、このドラマを見ながら考えさせられたり、そもそも知らなくて「そんな事があったのかっ!」と目を見開かされたり。
男女平等の事、戦争の事、法曹関係、LGBTQの事、親子関係・・・本当に毎朝楽しく切なく腹立たしく面白い思いをさせてくれたドラマであった。
最終週に、トラちゃんにゆみちゃんが「最高に育ててもらった」と言うシーンがあって、これは母親には何よりもの言葉だなあとトラちゃんのことを羨ましく思った。

そして・・・我が娘はと言うと・・・
昨日、従姉kemiちゃんちで自民の党首選挙を見ていると娘から怒りのライン。
あゝここに若者の声が詰まっていると、自民の先生方にお聞かせしたいほどだ。
「何もかもがクソ」とかの暴言はお許しください。
って、まるで法廷でのよねさんの「くそ」連発発言を思い出し、一見謝罪と見せかけての轟「山田行け!」を思い出した。
娘よ、行け!
嘆きつつも、政治にちゃんと関心持って、怒り嘆きつつも、知ろうと努力している。
最高に育ってくれたわと、鼻高々な母。
どうか、日本が何とか持ちこたえてくれますように。
若者をこれ以上がっかりさせたり無気力にさせたりしませんように。

今日の一枚は、従姉kemiちゃんと物産館巡りの後のブレックファースト。
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国道沿いで、だいじょうぶ100回

2024年09月17日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月17日(火)晴れ
図書館から予約本入りましたの連絡を受け、残暑厳しいがチャリを走らせる。
家に帰り着くまで我慢できず神社のベンチで読み始める。
自販機ででカフェオレまで買って準備万端。

いや、暑いんやないの?外は。
昨日、ダイソーで買いました。200円也。
ちょっと可愛いくない?後ろ、キュッと結んで調節ができるし、ポニーテールの尻尾部分も出せる。
って、そんな事はどうでもよろし。
つか、最近のワタクシのブログの傾向として、偏りが激しすぎません?
本か映画かドラマの話、鹿児島観光案内、モニター品のご紹介。
この繰り返し。
ま、どれも楽しいから、いっか。

ワタクシが、家に帰るまでのわずかな時間も惜しんで読みたいのは、岸田奈美さんのエッセイ本である。
非凡な人を好む傾向にあるワタクシの中で、トップオブ非凡であられる。
なぜにこれほどこんな目に遭われるのか?と同情するほど非凡。
それをものすごく軽やかに面白く(いやご本人はいたって真面目に嘆いたりもされておるのだが)書かれる。
この歳になって声を立てて笑う事なんて滅多に無くなってきているが、
思わず、神社のベンチで吹き出す不審者になってしまう。
え?例えばどういうことに遭遇するかって?
彼女は自動車教習所を二度卒業しているにも関わらず免許を持っていない。
一度めは仮免の期間が過ぎてしまっていた。
そこで彼女は運転免許センターの一発試験の事を知る。
試験コースを叩き込むべく、彼女は仕事終わりに毎晩毎晩その品川のコースを歩く。
万全を期して臨んだ試験の日、大井競馬場の馬が脱走し品川、八潮橋付近を逃走中・・・
絶句していると、警察官が入ってきて「試験コースの上に馬がいるので、コースを変更します」
こんなことに遭遇する事ってある???
ワタクシも本試験で救急車と遭遇して一度落ちた経験を持つ。
皆から「緊急車両と遭遇したら、まず受からないよ、しょうがないよ」と慰められた。
が、馬って!!!
この事実だけでも、わたしゃ神社で声あげて笑ったのに、締めの辺りで彼女が「唯一なぜか頭に残っている知識と言えば、馬が軽車両扱いになるってこと・・・」
そして、白馬の王子様は現在では軽車両扱いになるから・・・と続くのだ。
やめろやめろ、笑いが止まらなくて、神さんから「静かに読みなはれ」と怒られるわ。
ワタクシは読むのを諦めて本を閉じた。
157ページだった。
このページの数字は、彼女の弟良太くんによるものだ。
味のある、いい数字だ。
彼が、この数字を書く仕事により得た報酬の使い道にも、笑って、泣く。
素晴らしいエッセイです。オススメです。
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成瀬は天下を取りにいく

2024年09月16日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月16日(月)敬老の日 晴れ

いゃあ〜面白かった。
漫画みたいにするする読めて、でも、絵が無いから自分で成瀬や島崎や大貫や西浦の事を想像する。
これは、きっと早い目に映像化されるであろうから、キャスティングも兼ねて・・・と思うも、学生さんの持ち札が少なすぎて難しい。
なんなら、ワタクシ、島崎の母役で出演したいくらいだ。

あ、とりあえず、アマゾンの書評を引っ張っておきましょうか。

2020年、中2の夏休みの始まりに、幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。
コロナ禍に閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るというのだが……。
M-1に挑戦したかと思えば、自身の髪で長期実験に取り組み、市民憲章は暗記して全うする。
今日も全力で我が道を突き進む成瀬あかりから、きっと誰もが目を離せない。
2023年、最注目の新人が贈る傑作青春小説!

こういうのが青春小説というのだな。
本当にきらっきらしてて、良かった。
「スキップとローファー」にも通じるような面白さ。
ワタクシは頭のいい子が好きなのだ。
そして、ちょっと変人が好きなのだ。

読みながら、短大の同級生みっちゃんを思い出した。
関西人を代表するような面白い子だった。
バブル全盛期、D Cブランド全盛期で、おしゃれ女子大生の多い中、彼女は、ブランドはブランドでもガッチガチに高級ブランドのサングラスやブラウスで身を固めており、異彩を放っておった。
名高達男と竹本孝之が好きで、当時古尾谷雅人が好きだと言ったワタクシに「nちゃん、幸せになれそうじゃないなあ」と言いやがった。
まあ、あながち外れてはいない、恋愛面においては。
というみっちゃんも、「運動部の男じゃなきゃ認めない」と、太陽の下での恋愛を謳歌する気満々だった割にはテニスサークルの新歓コンパでお座敷小唄を歌ったらしく、お互い今でいう恋バナをする事なく二年間過ぎた。
教職課程を取っていた彼女は教育実習に行った中学で、聞き分けのない生徒達に腹を立て、教卓を蹴り倒したらしく、生徒は静かになったらしいが教師になるのは断念した。
就職してから買った愛車、赤いインテグラに「夏子」と名前を付けた話も大好き。
そんなみっちゃんを思い出した。
みっちゃんに会いたくなった。

成瀬の話からみっちゃんの話に逸れすぎました。戻して戻して。
1話完結の話が6つ。
少しずつ重なり合って、成瀬は高校を卒業するまでになっていく。
どの話も好きだが、成瀬と島崎が文化祭で漫才をする話が一番好きだ。
きっと、島崎に自分を重ねていて、その島崎の面白さが一番出ているせいだ。
平凡を自覚している島崎が、非凡な成瀬の成長を楽しんで見守る立ち位置にいるのだが、そのまたひと回り外側から見ると、島崎の存在の大きさ、可愛さ、面白さが愛おしくてならない。
成瀬に一目惚れする西浦の話も良い。
女を見る目が独特すぎる。
君こそ幸せになれるか、と老婆心。

青春小説にはなかなか手を出さなくなって久しいが、「本屋大賞」受賞の本は読むようにしている。
本屋の方々、ありがとう、この本の存在を教えてくれて!
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団地のふたり

2024年09月07日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月7日(土)晴れ

NHKのプレミアムドラマ「団地のふたり」を見た。
これはワタクシの世代にドンピシャ。
めちゃ笑うし身につまされるし癒される。
疲れたアラ還達よ、是非ご覧あれ。
これは、普段ドラマを愛さないアラ還おぢにも面白いはずだから、我が夫にも見せる。
2回目のワタクシもまた面白い。
二度美味しい(・・・わかる奴だけわかればいい)

キャスティングが見事。
つか、ワタクシ世代に小林聡美は必須なのよ。
「転校生」からの、「やっぱり猫が好き」、かもめ食堂から続く荻上直子監督作品。
そして今、中年の女をやらせたら、(それも「イマドキ」のね)ピカイチの女だ。
美魔女に憧れる中年女なんてほんの一握りで、実際に憧れるのは小林聡美の方だと思うのよワタクシは。
こんな風に暮らしたい。
こんな風に年取っていきたい。
こんな風に・・・
キョンキョンもその域に達してきたけど、なんせキョンキョンだからね〜
なんてったってアイドルだからねえ〜
あたしの十八番は「木枯らしに抱かれて」だけどねえ〜夏だろうがお構いなし。
話が逸れてる、戻して戻して。

まだ初回だったんだけど、もう、面白いの確定しました。
キャスティングもスンバラシイ。
あゝ由紀さおりが「千の風に乗って」を歌っておる!とか、杉本哲太がヤンキーから塗装会社の社長だなんて絵に描いたようなあるあるでしょ!とか、よろめく名取裕子によろめく団地のおぢ達とか、もういちいち笑う。
キョンキョン演じる太田野枝の両親が橋爪功と丘みつ子というのも豪華。
さすがNHKだ。
朝ドラと大河だけじゃなくて、もっとプレミアムドラマにも注目すべきだ、ワタクシよ!
と、興奮しております。
まだ一話だけですので追いつけます。
今、ほら、色々あるでしょ、後から見る方法。
NHKは再放送も多いし(ちなみにこの第一話は13日の1:21〜再放送)
是非ご覧あれ!二度言いました。
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多様性

2024年09月06日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月6日(金)晴れ

娘が映画を観て良かったから原作も読んでみようかなと言っておったので、母も読んでみる。
感想としては・・・ワタクシの好む、ハッピーエンドでもなく、読後感がスッキリでもなく、でもこれは読むべき!と思う本。
Amazonの書評を引っ張ってみますね。
  自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、
  そりゃ気持ちいいよな――。
  息子が不登校になった検事・啓喜。
  初めての恋に気づく女子大生・八重子。
  ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。
  ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。
  だがその繫がりは、”多様性を尊重する時代"にとって、
  ひどく不都合なものだった。
  読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。

一言で「多様性」と括った上で、それはイコールLGBTQで、最近映画でもドラマでも小説でもやたら取り上げられてきて、ちょっとだけ、ワタクシ、わかった風になっていた。
今まで知らなかっただけで、周りに存在しなかっただけで、いや、おそらくなんらかのデータによると自分が思っている以上に多く存在してて、今そういう啓蒙期にあるのだろうと。
ワタクシは、理解できるよ、ただ、ワタクシにカミングアウトする人が居なかっただけで。
そういう気持ちを鼻で笑われたような気持ちになる。
そして今、自分の中の「多様性」が振り出しに戻ってしまった気分。
前にもこういう気持ちになった事ある。
「コンビニ人間」を読んだ時。
「流浪の月」を読んだ時。
ワタクシは、自分が「普通」の人間だと、自虐的に認識しているのだが、それをものすごく思い知らされる時がある。

今日の夕方のニュースで、マンションの屋上に登って、そこから下の部屋の若い女の子の浴室にスマホを差し出して盗撮した男が逮捕されていた。
性的嗜好とかフェチとかの危ういところは、犯罪に結びついたりするところである。
いや、これも難しいな。
もう一つ、「今日人を殺したいと思った」という19歳の男が、面識のない20代の女性を包丁で刺したというニュース。
この男だけではない思考だよなあと思い出すのは、「人を殺してみたい」という欲を抑えられない人による殺人事件の数々。
これは性的嗜好とはまた違うか。
どういう思考からくるものなのか。

色々な事を思い出し、考えさせられ、結論は出ない。
でも、人間とは簡単なようで複雑なようで単純なようで多面的であるという事を忘れてはいけないと言う事だけは確か。
特にワタクシのような、自称「普通の人間」が要注意である。
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神々しいものたち

2024年08月20日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月20日(火)晴れ

今、ワタクシの脳内の70%を占めるのが甲子園で、残り30%が地震の備え。
あゝまだホイッスルが手に入らない。
昨日の準々決勝はどれも素晴らしかった。
今年はスタートが遅くて(←いや、ワタクシのね、高校野球熱に火が着くのがという意味)たとえテレビは付けっぱなしでも、真剣に見ていなかった。
その証拠が、滋賀学園の応援団のダンスを知らなかったし、京都国際高校の校歌が韓国語という事にも衝撃を受けた。
そして今、ちょっとXで京都国際高校 校歌と検索したら、案の定メチャ感じ悪い人達がうじゃうじゃいた。
あ、でも一つ笑ったのが・・・
   甲子園で京都国際の校歌が炎上してるけど(今更かよ)
   和歌山南陵のレゲエ校歌を見習って欲しい 最高すぎる
というツイートと、その和歌山南陵の校歌の映像。
いや、どうなのコレ、校歌という概念覆されすぎる!!!と笑った。

それはさておき、久々にちゃんと見る準々決勝は、ベスト8の実力なのか、守備の堅さに惚れ惚れした。
関東第一と東海大相模の試合なんて、え?え?え?うそでしょという華麗なプレーを表の回でも裏の回でも見せられて。
通常ロースコアの試合って見ていて面白味がないケースが多いけど、この試合はカッコ良すぎた。
選手達の緊張感が良い方向に高まっているのだなという事をしみじみ感じられた。

そして満を持しての神村学園VS大社。
またも仕事中の我が娘からラインがくる。
全ては神村が勝ち進むための伏線だったのでは?みたいな、マンガチックな事を言い出す。
高校野球には漫画のような展開があるのだから!と。
そんなこと言うなら母も言おう。
大社は島根代表で「神々の国からやってきた」と名実況があったらしいが、そんなこというなら大社と戦えるのはもう「神」村学園しかなかった。
そして勝った神村学園が今年は優勝する・・・のかもしれない(ちょっと弱気になった)

試合開始して、まずはやっぱり大社の応援に圧倒される。
これは昨年の慶應にも言われた事だが、アウェー感が増す。
解説者の「相手側の声援は、ピッチャーに刺さる」と言うのがわかる。
監督が、指で頰を指しながら「え・が・お」と言われるほど、エースの今村君の顔が硬い。
可哀想になるが、でも、もし大社との対戦が鹿児島じゃなかったら、ワタクシも間違いなく大社の応援に盛り上がっていた。
だって、公立でほとんどが地元の子だし、メンバーに双子のとわ君そら君が入っているのだよ。
部員が100人とかいる野球部では考えられないよね〜

在宅で仕事をしている娘は、ネット配信で観戦しており、若干ズレがあるらしい。
ワタクシの「2点差」とか「4点差」とかの報告を安心材料として見てられると言う。
6点差になった時、「これ以上入るとかわいそうや、もういい」と言うのがおかしい。
つくづく似た者母娘で。
次に取っておけ、とも思う。関一は手強いぞと。
母が「大社のキャッチャー、うまいなあ、好きなタイプ」と言えば娘「大社はとにかくいい」
そうなのよ、神村を応援しながら、あゝもうこれで大社の子達とも素敵監督ともお別れかと寂しいのよ母も。
試合終了後、ツイッターには島根にかかった大きな虹の写真が溢れ、最後まで神懸かりなとこもまた甲子園らしくて良かった。

水曜日、準決勝。
娘、お仕事お休みの日だ。
娘「朝8時からか・・・起きれるかな」
起きろ。

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テレビの話あれこれ

2024年08月18日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月18日(日)晴れ

それほどテレビに熱中する事は少なくなった。
かと言って何か他のものを見るでもなく、若い頃ほど音楽を聴くでもなく、無音でも平気になった。
いや、無音じゃないな。
自慢ですけどね、我が家は鳥の声とか自然の音が豊か。
ちょびっと車とか文明の音もする。

そんなワタクシがいそいそとテレビの前に座るのは平日の朝7時半BSでの「虎に翼」
今の今まで岡田将生氏の事をなんとも思わない人生だった。
「昭和元禄落語心中」でも「大豆田トワ子と3人の元夫」でも「ドライブ・マイ・カー」でも、クセ強の役がお上手ねとは思った程度。
今回の星航一さんにはじわじわとやられだしている自分に気づく。
いや、あの顔で182cmって、そりゃないわ、と思うし、何より、綺麗過ぎるのよお顔が。
イケメン好きを公言しているワタクシであるが、好きの傾向としては今一番はソンジュンギ氏や坂口健太郎氏等の薄い顔を好んでおる。
目は一重に限る。
岡田氏の綺麗過ぎる顔については、「ツィッター#虎に翼」で皆さんがため息混じりで、少々の理不尽さや「はて?」感を全て「岡田氏だから」で許してらっしゃる事を半笑いつつ面白がっておった。
が、ここんとこ、どうやらワタクシ自身も危ない。
今やツィッターに流れてくる今秋の映画「ゆきてかへらぬ」の予告動画ですら見入る。
普段なら広瀬すずちゃんばかり見るであろうが、つい彼に見入る。
やばい。
話を戻すと、「虎に翼」のモデル三淵嘉子さんの夫氏がかなりのイケメンだったという史実に基づく岡田氏の起用かっ!という事もまたよろし。

甲子園は、今年はちょっとスタート遅れ気味だったのだが、我が鹿児島県代表の神村学園がいい感じで勝ち進んできた事で遅ればせながら盛り上がり始めた。
昨日、仕事中のはずの娘からも大興奮のライン。
次の対戦相手になる「早稲田VS大社」のカードで、失礼ながら早稲田より大社の方が勝ち目が見えそうだからという不埒な応援をする娘。
母も「早稲田」には勝てる気がしないので同感です。
ところが・・・
やはり早稲田か〜と思った9回裏の同点。
そして、すわ逆転かっ!と思われた時、早稲田の監督が動く。
アナウンサーも「え?レフト?」みたいなこと言うし、ワタクシとしては、あゝもう最後だから甲子園の土を踏ませてあげるのか的な思考をするも・・・
天下の早稲田の監督がそんな事するわけなかった。
レフトを内野に配置して内野が5人!!!
そしてまたそこにバントを上げてしまう大社の子よ!!!
そして延長戦へ。
痺れた。
タイブレーク制は、結局のところバントが上手くいくかにかかるところがあり、見る側としては少々面白くない。
運んで運んで1点入れた方が勝ち。
そして、9回裏の感じから、流れは早稲田かと思われたが、バントをことごとく封じられる。
そしてまた流れは大社に移っていった気がする。
どんなに早稲田の力があっても、運が大社に向いてた気がする。
勝っても負けても涙の、ものすごい試合を見た。

さあ月曜日に大社と対戦する我が故郷の星神村学園!頑張れ〜〜〜
ちなみに、ワタクシ、関東第一、滋賀学園(応援をまだ見ていないから)、京都国際、神村学園を応援する予定。

トップの写真は・・・
昨日、ホームセンターに行った後、ラーメン食べて帰ったのだが、ちょうど食べ始めた時に店内のテレビで神村学園VS岡山学芸館の試合が始まりました。
そして、帰路のラジオで続きを聞いたけど、慣れないとラジオ実況は頭がついていかない・・・
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オリンピック観戦と余計な話

2024年08月01日 | 本・マンガ・テレビ・映画
8月1日(木)晴れ

世の中、いろんな人がいて、それぞれに考え方が違って、あゝ分かり合えないなあと悲しくなったり腹立ったりする。

今、パリオリンピック開催中で、こういう大きなイベントは、いつものことながら平穏無事に進んでいくはずもなく、まずは体操女子の喫煙問題からの辞退。
最小単位である家族、夫婦間でも食い違ったからね、この件。
ネット社会だから、スマホ開くと賛否両論、色んな意見がダダ漏れしてきて、もうこちらが受け止めきれないほど。
受け止めきれないから、その後の詳細な話には耳を塞いでいるので今現在の状況を知らないまま言うのだが、
ワタクシは、この喫煙は常習化しているだろうと言うと、夫はいやいやアスリートが喫煙ってことは無いだろうと。
ヘビースモーカーの夫が言うと変な可笑しみがある。
じゃあ、たったの1回の喫煙を誰かがチクったって事?
それは何故?
彼女の代わりの控え選手がいて・・・というブラックな何かがあるのかと思いきや、4人で出場するという。
この告発は、単なる正義感?粛正?
誰も得をしない気がするんだけど。

阿部詩選手の、まさかの二回戦敗退。
そして慟哭。
こちらの胸まで締め付けられるような。
ただただ痛々しくて見ていられなかった。
このことでもまた賛否両論。
いや、いいのよ、人それぞれだからさ、色んな考え方、あるさ。
でも、わざわざ彼女のSNSに書き込む必要は無い。
おうちで、一人で吠えてろ、クソが!と思う、そういう輩には。
あとはテレビのコメンテーター達。
仕事だからねえ、白黒どっちかについて言わなきゃいけないのだろうとは思うけど、
いまやテレビで喋ったことはそのままネットで取り上げられて、ワイドショー見なきゃいいのよというスタンスのワタクシの目にも否応なしに入ってくる。
迷惑だわ〜
武道家としての云々ももっともらしいと言えばもっともらしいけど、なんかもやもやするなあと思っていた時、
これを読んで、ものすごく納得した。
さすがワタクシが唯一と言ってほどの推し永田氏がおっしゃることである。

それから、時々思うことに「お前が言うな!」って事がある。
阿部詩選手がインスタに「情けない姿を見せてしまった」とあげたらしい。
そうだよ、これはご本人が言う事であって、(そして、言わなくてもいい事でもある)周りが、何もしてないお前が言うなって話だ。

ただ単純に感動だけしていたいのに、今の時代、余計なことまで情報として入ってくるのって迷惑だわあ。
目をつぶってても耳を塞いでいてもこじ開けて入ってくるこの情報社会。
もう少しなんとかならんかのうと思う灼熱の鹿児島のおばばのつぶやきでありました。

今日の一枚は・・・
可愛い子黒猫選手権でぶっちぎり優勝の子。
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「地面師たち」予告編 - Netflix

2024年07月29日 | 本・マンガ・テレビ・映画
7月29日(月)晴れ

オンライン試写会にて視聴。
トヨエツだし、綾野剛だし、リリーフランキーだし、鎌倉殿でワタクシの中で爆上がりした小池栄子だし、山本耕史に染谷将太・・・等々の錚々たるメンバー。
地面師とは不動産所有者を装い売買代金をだまし取る詐欺師のこと。
今、ちょっと検索して知ったのだが、積水ハウスが50億騙し取られた事件があったらしい。
知らんかった。
これ観てからこの事実知ると、いやあ騙されるかもなあと思ってしまう。
巧妙だもの。
度胸座ってるし(褒めてる場合)
とは言え、詐欺とか泥棒とかの映画やドラマって、ねずみ小僧とか雲霧仁左衛門とかスティングとか、悪を懲らしめる的なとこが面白いと思うのよ。
だからこれもきっと・・・と、そういう気持ちで見はじめて・・・
いやいや、なんとも凄まじいのよ。容赦ないというか。
リリーフランキーと池田エライザが刑事で追ってるんだけど、これ、逆になりません?
詐欺師がリリーフランキーで、刑事をトヨエツにしてくれよと。(←トヨエツファン)
でも、違うのよねえ。
このキャスティングで正解でした(何様???)
怖くて細目で画面を見たりしながらも、1日1話の掟を破って次!はい次!って見てしまった。
気になってしょうがないのだもの。
で、先ほど全話鑑賞。
心臓ばくばくしたし、当分こういう系は見なくていいわ〜
なんか勧善懲悪、めでたしめでたしな話を見たいわ〜

それにしても、積水ハウスって50億の詐欺に遭っても、富士山が見えない問題でマンション解体することになっても、ビクともしないの?
これが大企業ってやつなのか???
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