10月16日(水)曇りのち晴れ
娘と観に行く。
娘から教えてもらって原作は読んでいた。
読んでたから泣かずに堪えられたけど、羨ましい気持ち、尊敬する気持ち、いたたまれない気持ち、切ない気持ち、感情が乱れる。
まっさらな気持ちで見るほど純粋じゃなくなっているので、「京本はきっと幸せだったよ〜」と勝手に藤野を慰めて嫌われる役なら誰より上手に出来そうだ。
何を一人でごちゃごちゃ言ってるのだ?意味わからんだろ!
ですよね〜
H Pよりストーリーを抜粋してみます。
学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。
クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、
ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、
その画力の高さに驚愕する。
以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、
そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。
しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。
ちょうどこの日の朝だったか、学生アカデミー賞を取った金森慧さんのニュースを見た。
彼は小学一年生から「折り紙」に興味を持ったとの事。
そして今回の作品にそれが生きている。
こういう熱意というのはどうしたら生まれるのだろうか。
藤野を、京本を、金森さんの事を思いながら、60歳のワタクシはただただ打ちひしがれる。