パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

安穏無事

2024年07月19日 | からだのこと
7月19日(金)晴れ

良かった。まだ洗濯物干す前で。
ざーっと通り雨。まさにざんざんざんざん降り。
干す直前だっただけに安堵感ハンパない。
だが、ニヤリ顔になってるのはこの事ばかりではない。
本日より、夫出社。
いいのか?
発症から5日経過してるから云々言うて元気に出て行った夫よ。
発症日は0日でカウントするのでは?と言うと、土曜日から体調不良だったと言い張る。
いや、いいのよ、あたしゃいいのよ、万々歳なのよ気持ちは。
ただ、同僚達の気持ちを思うと・・・
大人だからねえ、ばい菌見る目でイジメはしないだろうけど、あたしゃこの5日間、あなたの事はばい菌扱いでした。
伝染ってるよなあという気持ちと、伝染ってませんようにという祈る気持ちで心乱れながら、使い捨てアルコール除菌タオルで拭きまくってました。
食事を隔離部屋へ運んではアルコール除菌。
夫がトイレ等で移動したら、ドアノブ等アルコール除菌。
夫が隔離部屋から出る気配を感じた時点で静かにドアを閉めまくる。
このまま神経質になり過ぎて、手を洗い続けたらどうしようと心配するほど手を洗い、共用タオル=夫が使ってるだろうと避け、洗濯物も別洗い。
漂白剤に意味あるかなあ、熱湯に意味あるかなあと思いながら、とにかく何でもやっておこう。
洗濯機に熱湯ぶち込んでから「うっ、壊れないよね、溶けないよね」と不安になったり。
今朝は久しぶりに熱を測りました。
最初は、事あるごとに熱測ってたけど、そのうち怖くなって測れなくなった。
「病は気から」の代表選手だから、微熱程度で、もう落ち込んで動けなくなる。
チラシを折る迄は、チラシを配り終わる迄は、気持ちを奮い立たせておかねばならぬ。
そんな張り詰めた日々でした。
そして7時半に夫出勤。
こういう時にワタクシの脳裏に浮かぶは「ショーシャンクの空に」にアンディのあのポーズ。
って事で、本日より平常運転に戻って、毎日楽しく過ごします。
じゃんじゃかモニター記事にてご紹介も致しますので、気になる方はお楽しみあれ、気にならない方は飛ばしてくださいませ。

ニュースで、コロナ大流行、第11波との事。
ここ鹿児島県は、全国トップクラスっぽいぞ。
強靭な我が夫ですら罹ったコロナ。
よくぞこのヤワな妻が耐えたと思うと、もしやチラシ配りで真っ黒に焼けた皮膚のおかげか、はたまたちょこザップでのトレーニングのおかげかと、自分の体力と免疫力の強さを過信してしまいそう。
いや、勝って兜の緒を締めよ!です。
皆様も、どうぞお気をつけて、ご安全にお過ごしください。

今日の一枚は・・・
この緑のトンネルを抜けると青空ばーんの桜島どーんの景色になる。
まさに今日の気分です。
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ダーマシェア コラーゲンモイスチャーSUNマルチバーム

2024年07月18日 | 野望
7月18日(木)晴れ
高保湿うるつや肌!下地にも使えるUVスティック美容液です。

最近コスメの形状が変わってきた気がします。
例えば口紅。クレヨンみたいなのがあって、とても可愛いし使いやすい。
ティントっていうのもあって、落ちない口紅が好きな人はこちらが贔屓か。

今回ご紹介するのはスティック状の美容液です。
この形状に懐かしさを覚えるワタクシは、ソックタッチをわざとたるませた靴下に使ってました昭和のJK。
そうそう、この形状のファンデーションもあって重宝してます。
スティック状って使いやすい。

使いやすい上にさらにいいのが、ファンデーションの上から直で塗ってもいいのです。
だからこれ一本バッグに入れておけば、外出先で  UVの塗り直しが簡単にできます。
ちょっとチャリで図書館行く時も、思い出した時に塗りこめる。


コラーゲンやヒアルロン酸配合で、肌に潤いとツヤを与えてくれます。
ほのかな優しい香りも良き。

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疑心暗鬼

2024年07月18日 | からだのこと
7月18日(木)雨のち曇り

朝から我が家は外壁工事が始まっておる。
「梅雨が明けたらやりましょう」と言うことになってて、だが、うちはコロナだ、延期してもらおうと言うのに、強行突破する夫。
妻「コロナの事、話さなきゃ!
あたしも濃厚接触者だから、お茶出しもできない。
隠したり騙すのは良くない。
そうするからいつまで経ってもコロナは終息しない」ってな事を言ったのだ。
が、夫氏、コロナの事はちゃんと連絡すると言う。
「では延期って事で」となって欲しかったが、業者さんも梅雨で溜まってた仕事を片付けたいのか予定通り決行。

朝、起きて、「大丈夫だ、発症していない」と安心して、ゆっくり白湯飲んで、コーヒー淹れて、BSで朝ドラ見て。
すっかり元気になっている夫氏の朝食のリクエストにお応えしてお運びしていると・・・
え?もう工事業者さん到着。早っ。
車の移動を!とか、説明を!とか・・・
ほらぁ、だから延期した方が良かったのよぉと思いながら車を入れ替え、遠巻きに説明を聞く。
ここんちの人が、そのマスクしたおっさんがコロナだって事、リフォーム業者さんから聞いてます?
つか、今、初めて工事業者さんは工事内容聞いてるのかしら?
リフォーム業者の棟梁は細マッチョで、鍛えてはるでしょと思いながらその背中の僧帽筋を眺めて・・・???その白いのは腰痛ベルト?
職人さん達が棟梁とリフォーム業者さんの打ち合わせを聞いている中、一人、ものすごく咳き込んでは痰を吐く人がいる。
君!君はコロナでしょ、コロナだよ、絶対コロナじゃ!!!
やっと説明が終わって準備に取り掛かり始めたので勝手口から家に入ろうとすると、職人さん達が「この工事、聞いてたほど簡単じゃないぜ」とぼやく。
施主の前で言うな!
「よろしくおねがしま〜す」と言いながら職人さん達の間をすり抜ける。
ま、茶も出らんがな。

夫のコロナ発症初日。
従姉よりライン。
「今、買い物に出てきてるんだけど、お出かけ?」
いやいや、お出かけどころか、夫氏コロナだよと言うと「私は2、3日前まで高熱で寝てたよ」
コロナやろそれは!!!
彼女は病院嫌いで、市販薬飲んで、熱が下がったチャンスに買い物に出て体温計買って測ったら38度だったとか。
いや、だから、それはコロナじゃ。
風邪薬で二日で熱下がったよと言う。
そして今、お買い物に出てきて、おそらくワタクシをファミレス辺りに誘うつもりだったのだろう。
のこのこ出かけて、ファミレスでアイスでも食べてる時に
「昨日まで高熱出ててさ〜」と聞いて驚くのだきっと。
でも瞬発力が弱いから「え?え?コロナだよね、それ、絶対コロナだよね。まだ出歩いちゃダメな期間だよね」と思っても行動に出られないまま夕方まで一緒にいて、帰宅してから「あゝ伝染ったかも〜」と嘆く自分が眼に浮かぶ。
いや、良かったよ、夫がコロナで・・・って、同じじゃ、どこもかしこも蔓延しとるんじゃ。
夫も、従姉も、うつった心当たりが無いという。
うっすら、いや、はっきりわかりそうなものだけど・・・
安住さんは「わかりますよね〜どこで感染したか」と言ってたぞ。
でも、それくらい今回のコロナは感染力が強力なのだろう。
そう考えると、もう、まぢ怖い。
コロナに対しても人それぞれで、一応の指針はあるものの、そもそも自覚症状出ないと検査もしないし、でも感染はさせてしまうのだから終息するわけないよなあと無力感。
自分が今一番コロナに近いくせに、周りを見回しては、怖い怖い怖い。

夫氏、明日から出社されるらし。
いや、ワタクシはいいのよ、その方が。
でも職場の人たち、嫌じゃないかなあ。
それとも、猫の手借りたいほど人手不足らしいから、早よ出てきてくれぃと思ってるのかしら。
工事業者さんの若者も咳き込みつつ仕事はしているからねえ。
コロナ?何、甘っちょろい事言ってるんだ、出てこい!今日の現場は朝8時入りだから7時半には会社に来いよ!とでも言われたのかなあ。
ヤワなわたしゃ、いろいろ想像しては暗澹たる気持ちになる。

今日の一枚は・・・
梅雨明けした鹿児島の、我が家の庭からの青空。
梅雨明け宣言のリツイートなんかしてんじゃねえよ、と、昨日、夫のリツイートが流れてきて悪態つきました。
病人より病人らしい5日間を過ごした妻の心の叫びでした。

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創味シャンタン

2024年07月17日 | 当選品&モニター&おタメし
7月17日(水)晴れ
モラタメさんが、何かの予言のように、こちらをくださいました。
創味シャンタン。
隣の焼肉のタレ二代目をセットで。

創味シャンタンは愛用しております。
粉末も缶入りも。
中華料理作るときには欠かせませんもの。
今回は「朝シャン」がテーマらしい。
へ?朝シャンと言えばチャンリンシャン?薬師丸ひろ子?
違います。
どうやらシャンタン使って朝ごはんという事らしい。
ちょっと言ってる意味わかんない。
具沢山中華スープを朝食に!は良くやります。
最後に卵落とすか、かき玉ればカッコがつくので。
ん?違うようです。
レシピが色々あるようなので見てみると・・・
ほお〜パンにキャベツ乗せてのきゃべチートースト、フライパン一つでワンパンチヂミトーストねえ。
チヂミ好きなので早速作ってみましょう。
レシピではホウレン草ですが、ニラで代用。


パンもいいですが、今回大変重宝したのがお粥にシャンタン。
というのも、我が夫、普段健康だけが取り柄の我が夫がコロナ発症。
喉をやられて固形物が通らないと申します。
いえ、声も出ないのでラインで訴えます。
なので、朝に限らず、ずっとお粥。梅粥、卵粥、梅粥・・・
あ、梅粥バージョンの写真撮り忘れ。

今朝はだいぶマシになったようでお茶漬けでした。
お昼はシャンタン使って野菜をクタクタ煮込んだスープをつけましょうかね。
モラタメさん!大変重宝いたしました。
ありがとうございました。
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デルモンテ 食物繊維リッチ野菜果実飲料

2024年07月17日 | 当選品&モニター&おタメし
7月17日(水)晴れ
モラタメさんでタメします。
デルモンテ 食物繊維リッチ野菜果実飲料 ×4本が1,130円(税込1,243円)でタメせます。お得っっっ!!!

今回は、お得もそうだけど、まぢで助かりました。
夫、コロナ発症で、喉にくるタイプでした。
固形物が喉を通らないとの事で、ずっとお粥。
梅粥と卵粥の繰り返し。
あゝうちが裕福だったなら、帆立貝柱の粥とか鯛とか蟹とかのバリエーションで楽しませてあげられるのに・・・
はっ!届いたばかりのこのジュースがあった。
こちら、思ってる以上に濃厚で美味しいです。
これで栄養補給しようとしております。
昨夜はだいぶ回復してきたらしくデザートを所望されましたのでヨーグルト、自家製ブルーベリーソース添えを付けました。
今回はまぢでモラタメさんに助けられたわぁ〜
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戦々恐々

2024年07月16日 | からだのこと
7月16日(火)晴れ

日曜日の朝の事。
夫が「体温計貸して」
え?え?え?
あゝコロナなのね、コロナでしょ、コロナよきっと。
37度4分・・・
あゝコロナだわ。いつも低い平熱を維持している人が7度越えするなんて・・・
夫「風邪かもしれないだろ」
なわけ無いわ。未だかつて寝込んだのを見た事のない頑丈な人が風邪なんてヤワな病に罹るわけがない。
そして、もう遅いわ、きっとワタクシに伝染っているわ。
娘が保育園からもらってくる流行り病は、その後、全て伝染ったと言っても過言ではないヤワな母です。
おたふく風邪は小さい頃にやったと聞いていたから安心していたのに、娘の頰の腫れが引いたと思ったらワタクシの頰がパンパンに腫れたのよ。
小児科のドクターが面白そうに「二回やる人もいるんだよ」とおっしゃいました・・・

休日当番医に電話して、妻の申し出も丁寧に断って、自分で運転して行かれました夫氏、「コロナ陽性」のお墨付きをいただいて帰宅。
100%そうだと思っていたわよ。
普段使ってない床の間に、縁側のソファーベッドを設置して、隔離部屋とする。
その日はまだ食欲もあったようだ。
お昼の冷やし中華も、夜の、夜の・・・あれ?夜ご飯、何食べたっけ?
でも、どんどん喉をやられていって、時々痰が絡み合ったよな喉のイガイガを逆撫でするよな咳をされる。
くーっ、聞いてるこっちの喉が痛いわ。
会話はラインにて。
固形物は喉を通らないらしい。
昨日の朝も昼も夜もお粥。
あなた絶対痩せるわねと、ちょっと羨ましく思う妻も、いつもより少食なのでいきなりちょっとだけ痩せてた。うふふ。
いや、うふふと笑ろてる場合じゃない。
まずワタクシが何をしたか。
感染してるかもしれないけども、世間には申し訳ないけども、今後夫婦で動けなくなった場合を考えて食料を調達してこよう。
最近しなくなったマスクを装着して出かける。
念の為、給油もしておこう。
スーパーで、レトルトのカレーやパスタソース、アルコール消毒など買う。
鯵が安かったのでつい買ってしまう。
フライの下ごしらえをして冷凍しておこう。
翌日は、本来なら実家でチラシ折りをする日であるが、老母に伝染してしまったら怖いので自宅に持ち帰る。
遠くから老母が「大変ねえ〜きんぴらごぼう作ったの入れてあるからね〜」
ありがとう、いただきます。
そして、思い出しては頻繁に熱を測る。
36度6分。大丈夫。
36度9分。うっ、いよいよ来たか?
36度5分。あ、戻った。
「戦々恐々」言葉としては知っていたが、身を以て体感したのはこれが初めてだ。

そして今朝。
目が覚める。
あゝまだ元気だ。久しぶりのお天気だ。
明日から寝込むかもしれぬ。一気に洗濯をしてしまおう。
「背水の陣」という事も、今回身を以て体感している気もする。

今日の一枚は・・・
イチ!安心してください、猫缶も箱買いしました。
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瞬発力

2024年07月15日 | Weblog
7月15日(月)雨 

色々と欠如している自覚はあるが、中でも瞬発力に欠けるなあと、口惜しい。
いや、ぢつはまだ根に持っておるのだが・・・
先日、ママ友Sさんに連れられて行った占いのところでの話である。
興味本位で行った自分も悪かったとは少しは思っているのだが、それより何より驚いたのがSさんのおしゃべりっぷり。
行ってからじわじわと気づいたのが、「占い」なのねという事。
過去とか未来とか見える人なのかなという期待は少しあった。
でも、別に試すつもりもないし、占いならそれなりに未来を良き方向へ導いていただきたいわくらいの意識であった。
だから過去の事を相談する気もないし、そもそも、娘が離婚した事やワタクシがバツイチで子連れで再婚したという過去を話す事すら思いつかなかった。
それなのに、隣からSさんの余計なひと言ふた言。
ここでだ!
瞬発力があったなら「え?過去の話って必要ですか?」って言えたのに。
そうしたら、Sさんも「はっ!nさん、気を悪くしたかしら?」くらいには伝わったのに。
瞬発力が著しく低いから、その後、コメダで延々と彼女とおしゃべりをする羽目になるのだ。
ワタクシが気を悪くしたという事すら伝わらないままに。
さらにもう一つ、ワタクシが「あゝ瞬発力の無さよ!」と嘆いているのが、
この占いの先生が「娘さんは東京に居た方がいいです」という話をされて、最後のあたりで「娘さんは優しいから、nさん達親御さんが歳を取られたら帰ってこられますよ」
いや、ワタクシ、自分達の介護の為に娘に帰ってきてほしいなんてこれっぽっちも考えていない。
最初にワタクシが先生に聞いたのは「東京で一人暮らししている娘は、別に東京じゃなくてもこちらでも働ける仕事である。
こちらに帰ってきた方がいいのではないか?」
鹿児島で暮らした方が、娘が楽になるのではないかという意味である。
占い的に運勢的に、東京と鹿児島だったら、どっちが娘にとっていいんでしょうねえという意味である。
だから先生が「娘さんはお世話する為に帰ってきてくれますよ」と言った時、いや、それは必要ないのです」となぜ言わなかったのだワタクシよ!
そして、後から悶々と、そんなつもりで聞いたのではなかったのにと悔やむのだ。アホだ。
まぢで瞬発力の無さよ。

というのも今、酒井順子著「平安ガールフレンズ」を読んでいて、その中で清少納言が瞬発力の弱い女房にイラついて代わりに歌を詠んであげた話があり、また思い出してしまったというわけ。
ワタクシは、紫式部より清少納言派だが、このエピソードを読みながら、清少納言はワタクシを友達にはしてくれないだろうなと思いました。
コメント (7)
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平和な居場所

2024年07月14日 | Weblog
7月14日(日)雨

殺伐とした気持ちで過ごした7月第1週。
そして、しばらくは人と会うのをやめようとまで思っていた。
とは言え、月初には、ボランティアの勉強会と、エッセイ講座があり、それはワタクシのライフワークであり趣味であるのでいそいそ出かける。
昨日がそのエッセイ講座。
昨日の出席者は7人。
先生が適当に順番を決めて、自分で原稿を読み上げ、皆で語り合うという流れ。

一番最初は最高齢のSさん(♀)おそらく90歳近い御歳。
「今日、眼鏡忘れちゃって・・・」ってことで、ワタクシが代読して差し上げるものの、「〜認める」の箇所を「みとめる」と読んでしまう。
内容から考えれば「したためる」であろうことは明白なのに・・・痛恨のミスっっっ!!!
彼女は戦時中の事を明るく書かれ、それが逆に沁みるのである。
今回は、とあるエッセイコンテストに出品する原稿で、ワタクシも出してみようかなと思っていたのだが、あまりに面白すぎて、打ちのめされた。
多分入賞するんじゃないかと予想している。

「豊かさについて」書かれたM氏は、独身を飲み屋で居合わせたお節介ジジイから咎められた事からの、視野の広い彼らしく世界に目を向けられる。
いるよね〜子供を育てる事が何よりの幸せで心の豊かさに繋がって〜などとブチあげるヤツ。
もし、これをやられたら、ワタクシだったらぶちギレるところだが、穏やかな彼はそこから自分なりの豊かさについて思考される。
これもしみじみ良かった。
果物について書かれたMさんは、ワタクシの隣でいつも飄々とオモロイおっさんだ。
彼が、M氏のエッセイの感想を述べる中で言った「よく勝ち組負け組って言うけど、わたしは自分の事を引き分け組だと思っている。
退職してなんとか自分の力で暮らしていけているんだから、勝ち組ではないけど負けてもいないさと思ってる」
時々自虐の過ぎるワタクシは「負け組の代表みたいなものです」なんて言うが、今後はこの「引き分け組」を使わせてもらう。
ワタクシだって、頑張って生きてきたもの。

彼の反対隣には、奥様が座っておられる。
そう、ご夫婦での参加なのだ。
同じ趣味を持たれてるなんて素敵。
一瞬我が夫も誘ってみようかと思うも、お互い本音が書けなくなるし、書いたら書いたで帰ってから夫婦喧嘩勃発となるので、即断念する。
こちらの奥様がまた素敵なのだ。ファッションもヘアスタイルも、そして書かれるエッセイも。
優しい口調で、語りかけるように読まれるエッセイは、でも時折鋭いナイフのように世相を切ったりされる。
このギャップに萌える。

ワタクシの右隣の女性Tさんは、今でいうリケジョであろう。
書かれる内容も理性的。
そんな理性的な彼女が書くから信憑性が増して面白かった「俄かに信じがたい話」シリーズのファンは多い。
その次のシリーズが「オススメできない美容室」の話で、最終話の昨日は、その美容室の閉店を皆が惜しんだ。
そして、なんとか続編が聞きたいと彼女をけしかけている。

そして、昨日のラストは、趣味人
ネガティヴな言葉は伝染るという話で、いつもと違う文体のせいか、まるで説法を聞いているようだった。
そうなのだ、今まさに自分が人様の愚痴やらなんやらを聞かされ続けて辟易していたのはこれだったと。
思わず、カクカクシカジカ、滅入ってましたと言うと、M氏が「言霊ってあるからね、相手は全部喋って晴れ晴れするけど、聞かされた方が全部それを背負ってしまうよね」
ホントそれ!
Sさんが「nさんが聞いてくれる人だから喋るのよ。あたしには誰も相談しないわ」とおっしゃるのがまた可笑しい。

あの人も嫌、この人も嫌、あっちのグループともしばらくは会いたくない、なんて事を思っては、あゝあたしってとうとう友達を無くすのかなあと思ったりしていた。
でも、縁を切るわけではなく、少し距離を置いて、また会いたくなったら会えばいいし、それっきりならそれまでの縁。
そして、私はひとりぼっちで生きていくわけではなく、あちらにもこちらにも居心地のいい居場所があるじゃないか。
そんな事を思いながら、鼻歌交じりで帰路につくのであった。
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祝還暦

2024年07月10日 | Weblog
7月10日(水)雨のち晴れ

今日はワタクシの誕生日です。
おめでとう〜〜〜還暦!!!

とは言え、イベント軽視の家に育ったせいか、豪華に派手に祝って欲しいと願うでもなく、「おめでとう!!!」と朝、言ってもらえたらオッケー。
つくづく安い女。

先日、実家に行った時、老母が嬉しそうに「新札、見た?」
n「まだ当分出回らないんじゃない?」
老母、得意げに封筒から新札三種を出す。
どうしたの???
毎日通う老人プールで話題に出て、銀行に行って旧札で両替すると手数料が取られるとか、ATMじゃダメで、窓口で現金をおろしたら新札でもらえるとか聞いたらしい。
で、早速翌朝一番で行って下ろしたとの事。
いやはやミーハーというかフットワーク軽いというか、お元気で何よりです。
いつまでもお元気でね。
あなたの娘、今日60歳になりました。

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お母さんが一緒

2024年07月09日 | 野望
7月9日(火)晴れ

オンライン試写会にて鑑賞。

親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた三姉妹。
長女・弥生(江口のりこ)は美人姉妹といわれる妹たちにコンプレックスを持ち、次女・愛美(内田慈)は優等生の長女と比べられてきたせいで自分の能力を発揮できなかったと心の底で恨んでいる。そんな二人を冷めた目で観察する三女・清美(古川琴音)。三姉妹に共通しているのは、「母親みたいな人生を送りたくない」ということ。
 母親の誕生日をお祝いしようと、三姉妹は夕食の席で花やケーキを準備していた。母親へのプレゼントとして長女の弥生は高価なストールを、次女の愛美は得意の歌を用意し、三女・清美は姉たちにも内緒にしていた彼氏・タカヒロ(青山フォール勝ち)との結婚をサプライズで発表すべくタカヒロ本人を紹介するつもりだったが――。      
〜公式サイトあらすじより〜


ホントもう、このあらすじの通りって言うか、これがもう全てなんだけど、
さすがの江口さんとか、内田さんに古川嬢。
そして、好演したのが青山フォール勝ち氏。
末っ子の彼氏役なんだけど、姉妹喧嘩に巻き込まれても、飄々としてて、優しくて、アホなの?と思わせといてそうじゃないようだし、懐深い感じを上手に出しておられた。
ほとんどこの四人の会話劇で、その話の中心には「お母さん」がいるんだけど、実物は出てこない。
そういうところがまたうまいよね。
どんな嫌な母親なんだ!?と思わせながら話が進んでいく。
でも喧嘩の内容と言い、母親の口癖や今まで娘達に言ってきた言葉とかが、あ〜あるある!という感じで、これまたこそばゆいような痛気持ちいい笑いになるわけだ。
そして、温泉に行きたくなるし、娘に優しくしたくなるし、老母に優しくしたくなる。

家族の中でも母親というのは一番近い関係性。
だから愛情を欲するし、その程度というかさじ加減が難しい。
兄弟姉妹がいればさらに。
でも、お母さんを温泉に連れて行ってあげようとか、お誕生日のお祝いをしてあげようという発想が浮かんでくるような子供達は優しいし、そのくらいの幸せが一番なのよと思う。
くすくす笑い、ぷっと吹き出し、わかるわかると共感する楽しい鑑賞であった。




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