パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

単位認定試験

2010年01月27日 | 放送大学
1月27日(水)晴れ
をを~~っ!忘れてた!
今日は夫のお誕生日ではないの!
放送大学の単位認定試験真っ最中の妻は、うっかりしてました。
まだ『おめでとう』を言ってない。
これが逆だったら、どれほど責めるか。
我ながらぞっとする。
と言いつつ、夫が帰宅する頃にはまたうっかり忘れてて、
夫が寝てから思い出して、夫を無理矢理起こして「おめでとう」を言うことになりそうなので、
思い出した今が大事!メールを送っておこう。

いよいよ始まった単位認定試験。
今期は10科目もとってしまい、さすがにお疲れ気味である。
今日までで、6科目終了。
いきなり初日の「失敗予防の住まい学」で、がつんとやられ凹んだが、
その後は順調に来ている(・・・はずである)
中国語入門Ⅱなんて、中国語入門Ⅰより楽勝で、「あら!?もしかして、ワタクシ中国語しゃべれるんじゃないかしらん?」と勘違いしそうなくらいだ。
試験直前にばたばたと慌てて勉強し出したとはいえ、
人間、勉強しないよりはしたほうが、成長する(・・・と思う)←今日は何かと弱気ですな。
この放送大学、5つのコースがあって、ワタクシは『生活と福祉コース』。
で、今回「在宅看護論」というのを取ってみた。
講義の録画は、飛ばし飛ばし見て、教材のテキストもざーっと読んでみる。
どうやら看護婦さん対象らしく、看護の専門用語とかも出てきて、
あちゃ~失敗した!と思ったが、
登録してしまったものはしょうがない。
全くもって未知の分野、もっと言えば敢えて知ろうとしなかった世界に一歩足を踏み入れた感じ。
父が要介護状態だというのに、母が強いことをいいことに一人で背負わせていることを反省させられ、
父以外でも、いつ介護が必要になってもおかしくはない年齢の親達を抱えていることを考えさせられ、
いよいよ今日、50の大台に乗った夫が病に倒れるやも知れぬ事を思う。
講義の一番最後の日、訪問看護ステーションの訪問看護士の女性が体験談を語る。
しゃべりが訥々としてて、こっちが緊張するわぁ~なんて思いながら見てるうちに、
彼女の、介護に対する真摯な姿勢に、思わずじ~んとくる。
それ以外でも、講義の中に、実際の訪問介護のシーンが出てきて、
床ずれの痛々しさに目を背けたくなったり、
はたまた、大事に大事に介護されてる寝たきりのおばあちゃんの肌が、
透き通るように綺麗なことに感心したり・・・
人間の尊厳とか、愛とか、優しさとかに触れた気がして
少しだけ自分も優しくなれた。
でも・・・夫よ!まだ聖母のような深い愛は身に付いていません。
50歳という記念すべき節目の一年も、どうぞ健康に気をつけて!
元気で楽しく仲良く暮らしましょうね。
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俳句心

2010年01月22日 | 子供ネタ
1月22日(金)晴れ
娘が帰宅して、一枚のプリントを見せてくれる。
冬休みの宿題に、俳句を二句作るというのがあったらしく、
クラス全員の俳句を載せてあるものだ。
名前は、俳号(って言うより、ペンネームって感じのもの)になってるので
だれが作ったかはわからない。
今回は、季語にはこだわらなくてよしとのこと。
好きな句を一人三句選んで投票したらしい。
国語の先生曰く「レベルが低いっ!」
ま、たしかに、イマイチな感じは否めないが、
ワタクシ好みのが数句あったので、無断転載。
*風呂掃除 宿題あるんで いいですか?
    これは我が娘の句か?と思ったくらいだ。どうやら男子らしい。
*テレビ見て わたしの机も 仕分けよう
    これは、ちょうど冬休み前あたりの時事を取り入れててよろしい。
    娘なんて、ワタクシの解説があって初めて「あ~!そういうことね」
下の三句は同じ子の作品
*きなこもちあんころもちもたべたいきもち
    この、最後の『きもち』で韻を踏んでるところが好き。
*新年も 楽しい年に しタイガー
*年越しだ 2009年に せんきゅー
    2009ねん にせんきゅー・・・だじゃれ好きの男子かと思いきや、
どうやら、おもろい系の女子らしい。
夫は、真っ先に『大掃除 母は動かず 父動く』を高評価。
これは、娘の一番の仲良しユミちゃん作。
おっとりした風貌のユミちゃんママが目に浮かんで少し笑えるが、
これが娘の句じゃなくて良かったぁ~とホッとした気分でもある。
イケイケのカオルちゃんは♡ハイチーズ!触れる肩が火照ってる
            ♡「寒いよね」あなたにくっつく口実です
の二句。
いかにも、彼女らしい。
このプリントが、あの厳しいお父様の目に触れないことを祈る。

もう少しまともなのは無いのか?と思われる方もおられましょうが、
いや、あるんですよ、フツーの、季節を詠ったような句も。
ただ、ワタクシの趣味に合わないだけです。
ちなみに我が娘の二句
*芦ノ湖へ たすきでみんなの 夢つなぐ
    箱根駅伝に燃えた母としては、この題材はいいぞと思うが、
    別の子の句「汗涙 にじむタスキは 色あせる」の方に5票。
    娘の負けである。 
*鐘の音 『沈黙』片手に 聞いている
    遠藤周作著『沈黙』は、冬休みの読書課題の一冊。
    宿題課題を盛り込んだとこは認めるが、いかんせん面白みに欠ける。
    かといって、面白さだけに走った作品「クリスマス 俺様のここ あいてますよ」
    というのもあったが、これはほとんどパクリなので認めません!
ってな感じで、一枚のプリントで、相当な時間遊べました。
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漢字の話

2010年01月21日 | 子供ネタ
1月21日(木)曇り
昨日は、ロビン君お預かり。
教育ママnは、すぐに宿題に取りかからせる。
漢字の宿題は『汽』という字を使って短文を作るというもの。
*汽船にのってほっかいどうにいく。
*汽笛がなる。
*汽車にのってみなみのほうへいく。
三つ書いて、鉛筆が止まる。
しかし・・・教育熱心というわりには、実力の伴わないワタクシ、
汽のつく熟語、思い出せず・・・
パスタに唐揚げ、春巻き、コーンスープにポテトサラダ。
子供が好きそうなものを思いつくままに作った夕食を
ロビン君と娘と食べていると
珍しく早いお帰りの夫も加わり、楽しい夕餉。
妻「『汽』のつく熟語で汽車、汽船、汽笛のほかに何か知ってる?」と
夫に聞く(ワタクシ結構しつこいタイプ・・・)
夫「汽水は?」
妻「きすい?」
ロビン君「きすい?ごすいなら知ってるけど・・・」
妻「ごすい?ごすいって何?」
ロビン君「昼寝のこと」
妻「ををーーーーっ!午睡のことねっ!ロビン君どうしてそんな言葉知ってるの?」
ロビン君、漢字ドリルをめくりながら「この『午』の練習の時に書いたんだ。」
すごいわねえ~ママに教えてもらったのだろうけど、ちゃんとその後も憶えてるのがえらいわぁ~
ぱらぱらドリルをめくってたロビン君「あ!この『道』っていう漢字、
パパが好きな漢字なんだよ!」
を~っ!スロバキア人のパパが『道』って漢字が好きだなんて、
まるで「ダーリンは外国人」のトニーみたいだわ。
トニーは『輝く』って漢字が好きだったわよねえ~
ちなみにおにいちゃんの王クンは『かみ』って漢字が好きらしい。
『神』かと思いきや『紙』らしい・・・
なんで紙なんだろう???字のバランスとかかしら?気になる・・・
ワタクシ、結構漢字にはうるさい。
好きな漢字嫌いな漢字いろいろある(意味とか字のバランスとか音とか)
さ来週の張さんちでのちまきパーティは漢字の話で盛り上がりそう。
ワタクシ、漢字は好きだが、好きってだけで、言葉の意味とかは知らない。
ちなみに『汽水』って海の水と川の水(淡水)が混じり合ってることらしいです。
知ってました?
わたしゃ初めて聞きました・・・
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ボランティア元年

2010年01月18日 | ボランティア
1月18日(月)晴れ
いよいよ試験まで一週間を切った・・・
勉強しなきゃ、勉強しなきゃと気はあせってるのだが、
どうしても土曜日のことを書きたいので、さらさらさら~っと書いておく。

土曜日は、ワタクシ達のボランティアサークルがお手伝いしている
NPO法人視覚障害者福祉協会の新年会であった。
小さなボランティアサークルなので、こういうイベントなどには
交代で出席するようにしている。
で、な~んにもわかってないペーペーのワタクシも
「座ってるだけでいいのよ!」と言われ、先輩お二人と参加する。
土曜日は、寒くて風の強い日であったが、さすがにジーパンはまずかろうと
めったに着ないニットのスーツなんぞ着る。
あ~、足がスースーする・・・
一緒のバスになったHさんと「こんな寒い日に出掛けたくわよねえ~」なんて愚痴りつつ会場へ向かう。
会場には、白杖をついた方、介助されながら歩いて来られる方、続々といらっしゃる。
一テーブル10人ほどの丸テーブルが10以上並んでおり、結婚式のような雰囲気。
ワタクシ達のテーブルには、聴覚障害の方と手話の方お二人がいらして、
会の進行から、来賓の話から、全てを手話で通訳される。
綺麗な手の動きに、思わず見入る。
来賓の中に「平沢勝栄氏」がいらして、祝辞を・・・
いや、祝辞というより、民主の悪口、小沢氏叩きを交えた話をされるが、
いやぁ~さすが、話がうまいね!
最初、選挙の敗北の話から入った時には、苦笑いというか気まづい雰囲気が漂ったのだが、
いつの間にやら聴衆を引きつけたという感じ。
我が区は全国一優良経営の区らしいのだが
これを褒めたたえつつ「一番じゃないといけないのかと言う人達もいますが、
一番は素晴らしいことなのです!」
区長や区議長、区議さん、その他来賓の方々の挨拶の後、乾杯となり、食事が運ばれてくる。
この食事が、久々にものすごく美味しかった!
盛りつけも、器もとても綺麗で、ブロガーとしては写真を撮りたくてうずうずしたが、
やはり何となく周りの目が気になり断念。
舞台では、弦楽四重奏の演奏
ソプラノ独唱
歌謡ショー
民謡
カラオケと続く。
歌謡ショーで、真っ白なドレスをきた歌手登場。
この方は、ワタクシ達の前のテーブルにいらしたので、ただ者ではないなと思ってはいたが歌手だったのね。
舞台に上がられた足もとには盲導犬が。
ということは、ずっとこのワンちゃん、テーブルの下にいたのねえ~
ホントにホントにおりこうさんなのねえ~
黒のラブラドール、確か名前は「オレオちゃん」だった気がする。
あ、歌手の方は「八汐由子さん」・・・(まずワンちゃんから先ってところがワタクシらしい・・・)
視覚障害を抱えながら盲導犬と活動されている。
今、ちょっと検索したら、
全日本歌謡選手権で優勝された実績を持ってらっしゃるとか!
(↑この番組、審査員がチョー厳しくて、子供心にドキドキしながら見てました。)
「100万本のバラ」や「いい日旅立ち」などを歌われたが、
その合間のおしゃべりになると、隣で伏せをしていたオレオちゃんすっくと立ち上がる。
「オレオ!もう、終わりと思ったんでしょ、もう一曲歌うからね。」
また、伏せして待つオレオちゃん。
彼女が「オノヨーコさんが言ってたのですが『神様は一つの扉を閉めても、
一つ窓を開けてくださる』
その通りだなあ~と思います。
目は悪くなったけど、ワタシにはこの声がある、歌がある」
なんて強い。
静かに感動する。
涙腺が緩みそうになり、ごまかす為にきょろきょろ周りを見回す。
すると、ちょうど視線の先に、我が父に似た感じの方が
お刺身を食べているところ。
目が見えないので、器を口まで運んで食べる姿までそっくりで、ますます泣きそうになる。
父と似てるけど、こうして外に出て、活動されてる点は、父とは大違い。
今、父を想って泣きそうになったくせに、
引きこもって母を束縛して、わがまま放題の父を思い出し、今度は腹が立ってくる。
きっと鹿児島にも、こういう会はあるはず。
父にも、もう少し前を向いてもらいたい。
今度帰省したら、いろいろ調べたりして父を引っ張り出そうと決意する。
おとうさんっ!覚悟しててよねっ!
本当に皆さんパワフルでポジティブで素晴らしかった。
これから、少しでも彼らの目の役目が出来るよう頑張ろうと気持ちが盛り上がった。
・・・ということを書いておきたかったのだ。
朗読が下手で、くじけそうになったら、ここに立ち返って気を奮い立たせるのだ!
『新人』という枕詞もとれる今年が、ワタクシのボランティア元年。

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先輩っ!

2010年01月14日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月14日(木)晴れ
日本航空の会長に、京セラの名誉会長稲盛和夫氏が就任。
をを~っ!まさしく「沈まぬ太陽」を彷彿させません?
稲盛氏は、ワタクシと同郷、鹿児島出身である。
さらに言えば、ワタクシが入学した高校の先輩である。
ワタクシが高校生の頃はもうすでに名を馳せてらっしゃって、
母校の後輩達の為に講演にいらしたことがある。
しかし、アホな後輩どもは、稲盛氏が何者かもよくわからず、
おしゃべりして騒々しく・・・堪忍袋の緒が切れた稲盛氏に怒られた記憶しかない・・・
さらには、彼の手記によると、行きたい高校に落ちて、不本意な気持ちでこの高校に入学したとのこと。
彼の中での汚点のような学歴らしい・・・
ちょっと悲しい・・・
それはさておき、日本航空が、最低の企業(沈まぬ太陽のおかげで、ワタクシの中での評価は最低なのである)から
いい形で復活できるよう、頑張っていただきたいものである。
いやぁ~それにしても、株、持ってなくて良かったわぁ~
JALのキャビンアテンダントじゃなくて良かったわぁ~(・・・なんとなく情けない安堵感)
『沈まぬ太陽』がらみでいけば、作者の山崎センセは、ワタクシの大学の先輩なのだ!
と言っても、ワタクシは短大部なので、センセは「後輩とは認めません!」とおっしゃるかもしれないけど、
ワタクシは「数少ない大学の先輩!」と、勝手に親近感をおぼえている。
ををっ!今夜から、「不毛地帯」第二部が始まる。
稲盛氏を引っ張り出した「龍崎」って誰だったのかしら?

今日の一枚は、先日神楽坂へ散策に行った夫から、試験勉強してる妻へのお土産。
一度、地に落ちた不二家のペコちゃん。
日本航空も、ペコちゃんのように復活できるかな?
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書き初め

2010年01月13日 | Weblog
1月13日(水)晴れ
今日も寒いっす。
でも、いろんなことが「お尻に火がついた状態」
寒いけど、チャリこいで水汲みに行った後、今月下旬に迫っている放送大学の試験の勉強をする。
1時から3時までは、図書館の対面朗読室にてボランティア。
4時からは、今年初めてのお習字。
お当番なので、4時前に行って、鍵を開け、机をセットして、準備する。
今日は書き初めということで、はがきに一文字書いて、カレンダーのついた台紙に貼付けるという。
先生が「何でもいいのよ、今年一年をあらわすような文字を一言書いてMyカレンダーを作ってちょうだい。」
しかし、字も浮かばなければ、字体も浮かばない。
そんな不甲斐ない生徒達のために、先生がいくつかお手本っていうか、見本を書いてきて下さってるので、
あっさり、みんな、そこから選ぶ。
草書に行書に隷書に篆書。
楽の篆書は、木の実を模した可愛らしいデザイン(篆書って、もう、漢字というより絵だよね)
雲なんて、ひょろりとした渦巻きのような、幽霊がどろろと出てきそうな、おもしろさ。
滅多に書くことないから篆書にしようと思うが、これまたなかなか決まらない。
悩むワタクシに先生が「nさんは、『慈しむ』の慈なんて合いそうだけど、いかが?」
ワタクシ「う~ん・・・カレンダーを見るたび夫から、『慈しめ!』って言われそうだからやめときます。
それに、『心』っていう字が入った漢字はむつかしい。」
先生曰く「心臓の形」だそうだ。
でも、どうしてもワタクシには象の顔にしか見えない・・・
「愛」とか「想」とか、やたらと心が入ってて、ワタクシの中での、字のイメージを破壊する。
「夢にします。」
まだまだ今年もたくさんいい夢を見たいし!
台紙は、4色の中から選ぶ。
紫ー青系、赤ー桃系、黄色ー黄緑系、萌黄色ー生成り系
うわぁ~迷うぅ~紫系以外はどれも好きな色。
「でも、字が「夢」だもの、このピンクにするわ!」
ちなみに、このピンクを選んだのは、ワタクシ以外は小学生の女子二名でありました・・・
今年も夢一杯のいい年になりますように。
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捨て木

2010年01月12日 | 衣・食・住
1月12日(火)雨
今夜は雪になるかもしれないらしい。
そんな寒さの中、意を決してゴミ出しに行く。
このマンションの良いところは、いつでもゴミが出せるところ。
前住んでたボロ市営住宅のゴミ出しは、曜日ごとに出すゴミが決まってて
さらには分別の種類がものすごく増えてきて、
第一週の火曜日はプラスチック資源ゴミ、第二週は古紙の回収とか、
ものすごく細かな分別&収集になってきた。
おまけに収集車の来るのが朝八時半とかで、間に合わなかったらお持ち帰りである。
祭日の日とか、寝過ごして、大慌てで不燃ゴミを抱えて収集所へ行くと
今日は第三週だったぁ~と、またそのゴミを抱えてエレベーターなしの五階自宅まで帰ることもあったなあ。
その頃に比べると、今のゴミ出し環境はサイコー!ヒューヒュー!ブラボーっ!である。
ちゃんと管理のおぢさんが、さらに丁寧にゴミを仕分けたり掃除したりしてくれる。
ワタクシ、ここのマンション住人の中で一番丁寧に、このおぢに挨拶すると思う。
・・・って、こういうことを書くつもりではなかった・・・
こんな寒い中、ゴミを出しに行くと・・・不燃物置き場に『花月』が・・・
通称『金のなる木』である。
周りを見渡すに、いつもより、不燃物が多い。
明らかに、どこかのお宅が、お引っ越し前の大掃除でもされて、
不要品を一気に捨てました的光景。
この『花月』ちゃん、新しいおうちには連れて行ってもらえないのね。
うちに連れて帰ってあげたい。
しかし、ゴミ置き場のものを持ち帰るのは、さすがのワタクシでも少々気がひける。
いったん買い物に行き、帰宅するも、やはり気になる。
こんなに寒いのに、ゴミ置き場に捨てられた『花月』ちゃんの行く末を思うと、
まるでもう捨て猫捨て犬を思うような気持ちにすらなる。
意を決して、大きめの紙袋を持ち、またゴミ置き場へ。
寒いし、冷たい雨が降ってることもあり、いつもより人が出歩いてないことに感謝しつつ、
紙袋に入れて・・・連れて帰ってきてしまった・・・
久々にドキドキした。
鉢ごと捨てられてたのだが、持ち帰ろうとした時、ごっそり鉢から抜けてしまい焦ったが、
鉢(結構ちゃんとした陶器の鉢)まで持ち帰ると盗んだっぽい気持ちになるので、
木だけ持ち帰り、
あいていた鉢に植え直し、水をあげ、観葉植物コーナーに仲間入りさせる。
うんっ!いいんじゃない!
我が家の観葉植物達とも仲良くやっていけそうよ。

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オロナミンCの思い出

2010年01月08日 | おもいで
1月8日(金)晴れ
ワタクシは、オロナミンCが大好きである。
飲み物の中で一番好きかもしれない。
なぜ好きなのか・・・
子供の頃、たま~に買ってもらえて、兄と半分ずつ飲ませてもらえて、
その度に母が決まって言う言葉が「たくさん飲むと鼻血が出る」
子供の頃のささやかな夢が、早く大きくなって屋台のトウモロコシを一本丸ごと食べながら
オロナミンCを一人で一本飲みたい。」
・・・ささやか過ぎる・・・
時は流れ、そんな少女も、働くようになる。
小さな地方営業所、女子社員はワタクシだけ。
そこへ派遣で来たしょーこさん。
とっても素敵なおねえさんで、ワタクシは子犬のように懐く。
バブル全盛期、後は後方部隊に任せたぞと、営業マン達が出かけた後、
山のような営業事務の仕事を彼女と二人でさばく。
夕方ヘロヘロになり・・・どちらからともなく「そろそろオロドリ行こうか」
(オロナミンCドリンクを略し、こう呼んでいた。)
雑居ビルのロビーの自販機で買い、その場で手腰でぐいっと飲む。
当時おやじギャルとかが栄養ドリンクを飲むのが流行っていたが
ワタクシ達のは少しニュアンスが違ってたようだ。(だって、オロナミンCだもの・・・)
なぜリゲインでもチオビタでもなくオロドリだったのか。
しょーこさんが腎臓関係の病気になった時の主治医が「オロナミンCを飲みなさい」と言ったとか・・・
その後、オロドリよりも美味しい呑みモノをたくさん知り、しばらく遠ざかるが、
やはりこの味が好きなんだろうねえ~
お風呂上がりに手腰でぐいっと飲むこの快感。
しかし、三つ子の魂なんとかで、一日に二本飲むことはしない。
娘ももちろん大好き。
しかし、ちゃんと母からの教えは受け継いでおく。「飲み過ぎると鼻血が出るからね!」
お友達のうちで「もう一本飲む?」と聞かれ、ドキドキしながら二本飲んでしまったと
懺悔するように告白したのは小学生何年生の頃だったかしら。

今、ワタクシの中でのオロナミンCの底値は10本で598円。
そして、その10本は娘と半分ずつとなり、5日間のお風呂上がりの楽しみとなる。
少し前、うっかり間違えて娘のラスト一本を飲んでしまった。
これがワタクシだったら、まさに火がついたように怒りまくるのだろうが
娘は「え~っ!ショックぅ~お風呂上がりに楽しみにしてたのにぃ~」とぼやきつつも、
「次に買った時に返してね」
・・・優しい・・・
で、昨日近所のスーパーで598円!
喜び勇んで買いに行く。
しかし・・・1本返すとなると、4日間しかお風呂上がりの楽しみがない。
一旦レジを済ませたのに、またもう一回買う。
20本ゲット!
帰宅した娘に、興奮気味に戦果報告すると
「ママってホントにオロナミンCが好きなんだねえ~
クックパッドで検索したら、オロナミンCの作り方あるかもよ。」と
少々あきれ気味、かつ、からかうつもりで言ったらしいが
乗り気で盛り上がる母。
「オロナミンCの粉みたいなのがあればいいのにねえ~」
と、しばしオロナミンC談義に花を咲かせてるうちに
「ママ、この前の一本、もう返さなくていいよ。」
・・・優しいっ!
子供だ子供だと思ってたのに、母を思いやる優しい娘に育ったのねえ~
・・・って言うか、あんたが子供だよ!

今朝の新聞に、都立高校の入試状況が出ている。
あ~、去年の今頃は、なんだか落ち着かない毎日だったなあ~
今日から、娘は三学期。
また頑張って行きましょーーーっ!
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もしも夫が倒れたら

2010年01月07日 | 夫ネタ
1月7日(木)晴れ
今年に入って初めての、ボランティアの定例会があった。
ここの会長さんは、年の頃なら50代半ばくらいか。
「きびきび」とか「ぴしゃり」とかの枕詞をつけたいような凛々しい女性である。
年齢層の高い(50代が中心、上は80の方もいらっしゃる・・・)ボランティアサークル。
男性は一人だけ。
そんなサークルをまとめていくには、やはり少々厳しめの方でないと
ゆるゆるの、仲良しこよしの、おしゃべりサークルになっていくのは必至。
「リーダーとはこうあるべし!」の見本のようなお方で、ワタクシはとても好き。
そんな彼女のご主人が、昨年の晩秋の頃だったか、脳内出血で倒れられた。
意識不明、高次脳機能障害、失語症、識字不能・・・
時折ちらりと耳する彼女情報は、想像を絶するような過酷な試練のように思えた。
昨日、久しぶりに、会長さんが現れた時、思わずメンバーから声にならない声のようなものが聞こえたような気がした。
空気が動いた気がした。
定例会の後、軽く新年会を兼ねての昼食会。
彼女が「皆さんが頑張って活動を続けて下さってて本当に嬉しい。」
その後、ご主人の話をされる。
「倒れてすぐにT病院に運んでもらえたこと、まだ61歳だということなどが幸いして、
一命はとりとめました。
目が開き、植物状態から脱し、片方の指がかすかに動くようになりました。
そうなると、退院してリハビリの病院を探さねばならない。
盆正月もなく一年中リハビリをしている病院があると聞き、
問い合わせましたら、空きがあるとのこと。
何もわからない夫に向かって『ここがいいよねっ!ここに決めるからねっ!』と確認し、そこへ転院。
ホントにそこはお正月もなく、毎日毎日リハビリでした。
今、夫は杖をついて歩けるようになりました。
言葉が出ないので、イエスは首を縦に振り、ノーは横に振る。
歌を歌うと、一緒に歌います。」
そこまで言った後、彼女、「とっても可愛いです。文句も言わないしね!」と
いたずらっ子っぽく笑った。
また今月T病院に戻って、抜いてある頭の骨を埋め込む手術をされるそうだ。
それにしても、医学の進歩とはすばらしい・・・
頭の骨を切って、取り出して、一旦閉めて、また開けて戻すだなんて・・・
これからも、大変だと思うけど、彼女は明るく頑張るんだろうなと、勝手に安心する。
帰宅して、夫に
「あなたっ!会社の人に、『もし俺が倒れたらT病院に運んでくれ』って頼んでてね!
R病院なんかには絶対運ばれないようにねっ!
あ、オシム監督が入院してたとこのほうが近いね。
そこにしよう!」
妻は、こんなに健康体(メタボ以外)な夫が、こんなに病気持ちで軟弱な妻より
先に倒れると思い込んでいる。
そして、その時、会長さんのように、たくましく、明るく、聖母のように介護できるだろうか。
・・・自信がない・・・
神様、ワタクシはまだその試練には耐えられそうにありませんので
なにとぞなにとぞ、本年も夫が健やかでありますように。


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風が強く吹いている

2010年01月04日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月4日(月)曇り
年末に、「風が強く吹いている」を読んだせいで、今年の箱根駅伝は、いつもよりさらに楽しみ。
イベント気分で、ここ二回ばかりは沿道に観戦に出かけたりもしたが、
今年は気合いを入れすぎたせいで、テレビの前を離れられない。
あまりに気に入りすぎて夫にも無理矢理強制的に読ませ始め、
彼は箱根駅伝を見ながら「風が強く吹いている」を読む。
で、黒人留学生が走るのを見ては
「をっ!ムサだ!」・・・ちがいます、ダニエルです。
双子の走者がいると聞くと「ジョータとジョージだ!」・・・ちがいます、大谷兄弟ですっ!
それにしても、すんごいのは柏原クン。
でも、神童も、風邪さえひかなければ、もう少し頑張れたのに・・・って、ワタクシのなかでも小説の登場人物が勝手に動き出してるし・・・
去年、棄権した城西大の石田クンが、今年は無事に襷を繋げられたことにホッとし、
彼の涙にもらい泣き。
時間制限に間に合わず、襷をつなげなかった亜細亜大の子が襷を顔に押し当てるシーンでまた泣く。
ゴール寸前で抜かれる明大のアンカーの気持ちを思っては涙し、
でも、ギリギリシード権内で、これまたホッとする。
そしてまた、今朝のワイドショーに東洋大の選手や監督が出てて、二日間を振り返る映像が流れる。
ゴール後、監督が感極まって言葉に詰まるシーンを見ては、また泣く。
アホだ・・・
巫女さんのバイト・・・もとい、お仕えで、駅伝を見られなかった娘に、熱く語って聞かせる母であった。
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