「虎よ、虎よ!」に中々、手が付けられず困っていますが、今は
キース・ロバーツの「パヴァーヌ」(サンリオSF文庫)を読んでいます。
昨年、ちくま文庫から復刊されたときに、これ絶対に買ったはずだと思って、
本棚を探したら見つかりました(というかちくま文庫のSFレーベル生きているんだ、とびっくり)。
いろんなところでpushされているからなのか記憶に残っていたのに、読まずに押入れの中でした。
ライブ・ア・ライブ的な章毎に違う主人公とストーリーで、何だか傑作な予感の一冊。
こういうのが古典的な傑作というヤツなのだろう。
SFというよりは、ファンタジーな一冊で、
オールディスの「地球の長い午後」を思い出す60年代SFのかおり濃厚な一冊。