カバーの奥の奥にテキサスをブチ込んで釣る。そういう時に使っているのがファットクローの3インチだ。コイツを5〜14gシンカーペグ止め、フックはモーリスのフッキングマスターヘビーワイド1/0で使用している。
このファットクロー、素材自体が硬めな上、強固にフックポイントが隠れる形状になっていて、ヘビーカバーでも根掛かりしにくい。それでいてフッキングも抜群に良い。廃止されて久しく、今は売っている店も見かけないが、10年分くらいの在庫を持っているので、しばらくはカバー撃ちの本命として活躍してくれそうだ。
そして、カバー用として最近出番が多いのがOSPのドライブビーバー3インチ。ちょっと矛盾した言い方になるが、ライトなヘビーカバーを撃つ時はこちらを使っている。素材が柔らかいこともあって、ファットクローほどはヘビーカバーに強くない。無理をすると根掛かりする。だから、ヘビーカバーでも、少し薄めのカバーの時にこちらを使っているわけだ。
超ヘビーカバーだと、バスも警戒していないのか、入りさえすれば何でも食うが、少しでも隙間がある時は、やはり動きの良いルアーの方が釣れる気がする。ファットクローはカバーには抜群に強いが、動きはあまりない。なので、超ヘビーはファットクロー、ライトヘビーはドライブビーバーと使い分けているわけだ。
そのドライブビーバー、手持ちのグリパンが無くなってきた。そこで上州屋を覗いてみたが、店頭でもグリパンは売り切れていた。うーん、困ったな。神に教えられてからグリパンを基準カラーとして使っている。グリパンを基準にして強いカラー、弱いカラーの3色使い分けをしてるのに、その基準が残り1パックもない。
ゴソゴソと自宅の在庫を漁ったら、ドライブホッグのグリパンが出てきた。
ドライブホッグも3色揃えて使ってみたのだが、実はまだ1匹も釣れていない。釣れないものだから徐々に使わなくなって、最近では釣り場に持って行くこともなくなった。そうだ、コイツを使ってやろう。
ヘビーカバーは入れさえすれば釣れる。ボクにはハードルが高かったドライブホッグでも入れさえすれば大丈夫だろう。次回、ホッグで1本釣ってやるぜ。
ところで、グリパンを探しに行った上州屋で釣れそうなルアーを見つけた。
ガルプのクラビー。
2インチと小さく、コンパクトながら胴体がファットな形でボリュームがある。それに足がたくさん付いている。
ファットなボディにガルプ汁を溜め込み、多数の手足が表面積を増して汁を拡散。これは釣れそうだ。
瀬戸内海でのロックフィッシュとパル佐野でのダウンショットは確実、形状からすると水郷でのライトリグもイケるかも知れない。
上州屋の店頭にはカラーがあまり揃っていなかったので、今回購入はしなかったが、好みの色を探して数パック買っておくつもり。特に海では汁の威力が物凄いからね〜。