目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

下ごしらえに励む。

2010-09-15 15:37:18 | 料理
時として、私は下ごしらえが好きである。自分の気が向けば午前中からせっせと晩御飯の下ごしらえをしたりする。

どうして好きなのか?自分でちょっと考えてみたところ、

・時間に追われる事なくゆっくりやれる…夕食前に慌てて戦場みたいな料理をするのが苦手。どっと疲れてむなしくなります。

・結果に失敗がない…最後まで料理してしまうと、それが不味かったり、美味しかったり、いずれか○×の結果がでますけど、下ごしらえの段階では終わった時点で全てが○です。達成感があります。

これ、昨日私がした下ごしらえ。



ちなみにこの日は、大豆たんぱくを使ったチンジャオロースー、豆腐のエスカベージュ(何のことない、油で揚げて酢につけた料理)ポテトサラダ、卵とトマトともやしのスープ。

野菜を切ってあるのはもちろん、調味料もきちんと計って合わせてあるし、粉類も用意しています。これ以上、事前には用意しようがないってとこまでやってるつもりですが、それでも実際の夕食前になると、慌てることはないものの、けっこうすることあるんですよね。それでも何もしてくなくて一から始めるのとは全然違いますし、また食事が終わってからの後片付けがすこぶる楽ちんです。

料理教室では、助手の方がいらっしゃって、その方が全部下ごしらえをしてくださってるんです。材料を全て切り、調味料を合わせ、お味噌などは大匙3杯だったら、3杯を小さな容器に入れてラップをし、上にマジックで大匙3とか書いてくださってます。玉葱などは長く炒める料理が多いので、すでに長く炒めてボウルに入れておいてくださったりとか。私が教室にいったときには、いつも大きな机の上に今日行う料理の下ごしらえしたものがずらっと並んでいてそれは見事な光景です(いつも写真に撮りたいなぁって思うんです)

私の友人で、昔ホテルのレストランの厨房で働いておられた方がいまして、主に下ごしらえをされてたそうです(下ごしらえやってたと聞いて、ちょっとドキッ!(笑))で、先日この友人に会ったときに、どんな下ごしらえしてたの??って聞いたんですけど(だいぶ前のことなので忘れてるみたいでした…(^^;)たとえば、朝食ビュッフェの用意、これはすべて前日に用意しておくらしいのですが、味醂干しの魚をオープン皿上に一枚ずつ並べておいたり、またフレンチトーストの味付けをした後、こちらもオーブン皿の上に一枚づつ並べていって、それらを全部セットして冷蔵庫の中にドンっと入れておくんですって。ビュッフェは開店した時点ですべての料理が出来上がってないといけないから、すべて前日に用意しておくそうです。

う~ん、素晴らしい。やっぱり料理はこうでなくっちゃね。
まぁうちにはこんな下ごしらえして、それを入れておくスペースもありませんが、でも出来る範囲でこういうことをうちでもマネたいもんです。そういえば昨日の夜、布団の中でデニス・スコフィールドの「少しの手間できれいに暮らす」を見てますと、プロの仕事をまねるというのがありました。

一部引用しますと、
>プロを観察し、仕事を上手に早く終える方法を盗んでください。何かしらの仕事で食べている人は、それを効率良くするための道具と知識を身につけています。
だそう。

ところで、下ごしらえすると、カサが増えますよね。そのカサが増えたものを本チャンの料理まで冷蔵庫に保管しておこうとすると、当然冷蔵庫に空きスペースが必要なわけで。年がら年中モノで詰まってる我が家の冷蔵庫では、せっかく下ごしらえしても、そのまま冷蔵庫に入れられるわけもなく、不本意ながら冷蔵庫の中を片付けることから始めるわけです。冷蔵庫に、下ごしらえ専用のコーナーを作らにゃー!


ところで、下の写真、今日のお昼ご飯です。ずっと作りたいと思ってた豆腐を使ったキッシュを作りました。ダンナは美味しそうには食べてなかったけど、私は大満足(笑)。タルト型から出そうと思って底を手で持ち上げたら、下の写真のところで割れました(^^;。



嬉しかったので、お披露目。