■米スプリント、携帯契約増に急ブレーキ 安売り陰り
ソフトバンクグループ傘下の米携帯4位スプリントが3日発表した2016年1~3月期決算で、成長の指針となる新規契約件数(プリペイドは除く)が5万6000件と小幅な純増にとどまった。前の期まで4四半期連続で20万~50万台の伸びを実現したが、急ブレーキがかかった。乗り換え客を対象に通信プランを他社の半額にする販促活動で顧客を獲得してきたが、安売り効果に陰りが出始めている。
■米スプリント、赤字拡大=ソフトバンク子会社—1〜3月
ソフトバンクグループ子会社の米携帯電話大手スプリントが3日発表した2016年1〜3月期決算は、純損益が5億5400万ドル(約590億円)の赤字となり、赤字幅は前年同期の2億2400万ドルから拡大した。顧客獲得のための大幅な値引き策が負担となった。
■Appleの中古iPhone販売計画、インド当局が却下
Appleの直営店進出には柔軟な姿勢を見せたインド政府ですが、iPhoneの中古品販売は許可しない方針のようです。
■スマホや周辺機器の事故、発生箇所は“充電コネクタ”が最多――NITEが報告
NITE(製品評価技術基盤機構)が、スマートフォンや周辺機器の事故について案内。事故が発生した箇所は充電用コネクタ周辺が最も多かった。充電コネクタやバッテリーパック、モバイルバッテリーの不良などのほか、ユーザーの誤使用や不注意などが発生原因。
■LGの腕時計型端末 販売1万台超え=囲碁・李九段が使用
LG電子が先月7日に韓国で販売した腕時計型端末「LGウオッチ・アーベイン・セカンド・エディショ」の販売台数が1万台を突破した。
■Google、ユーザーの目にコンピューターを搭載
米Googleがユーザーの目に直接埋め込むコンピューターレンズの特許を申請した。米国のコンピューター・テクノロジー情報サイト、ザ・ヴァージが伝えた。
■ブラウザーのシェア、グーグル「クローム」が首位に
パソコン用のインターネット閲覧ソフト(ブラウザー)市場で、米グーグルの「クローム」が米マイクロソフトの「インターネット・エクスプローラー(IE)」を抜いて首位になった。IEは基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の標準ブラウザーとして1990年代末から首位を維持してきたが、2008年に登場したクロームに逆転を許した。
■TOWAと安川情報、IoTで半導体装置保守
TOWAと安川電機グループの安川情報システムは、あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」技術を活用した半導体製造装置の保守サービスを来春にも始める。装置を遠隔監視することで故障時に迅速に対応する。故障時期の予測も可能で、顧客の工場稼働率を高めて囲い込みにつなげる。
■IoTで災害予測=土砂崩れや下水氾濫-電機各社
あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」の技術を、土砂崩れなど災害の予測に役立てる試みを電機各社が進めている。山の斜面やマンホールに設置したセンサーからデータを収集し、災害発生の兆候をいち早く察知。自治体による住民避難の判断や浸水防止策を支援するのが狙いだ。