ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

不定期連載・1/144ゲバイ(その6)

2008年03月30日 | 不定期連載シリーズ
 またしてもゲバイです。モチベーションが維持できているうちになんとか完成直前(トップコート吹き付け前の状態)まで持って行きたいのですが、はたしてどうなりますやら…。


 これは足首のパーツです。右側の尖った部分がかかとなのですが、内側に肉抜き穴が開いています。もともと400円(現在の再販価格は600円)という低価格のキットですので、仕方ないですねぇ。

 肉抜き穴を0.5ミリ厚のプラ板でふさぎました。かかとの基部の丸みに合わせて丸い切り欠きを作ったプラ板を貼っています。

 
 写真左:仮組みした前腕と握り拳です。設定画と比べて握り拳が小さく、迫力不足だと思ったので大型化します。さいわい、大河原氏が描く握り拳は手の甲の部分が長いので(親指の付け根から手首にかけてが長いのが大河原氏デザインの特徴だと思います)、手首関節部を切り落とした後に手の甲部分を延長しました。

 指はモールドが甘くて親指が目立たないので、モールドの彫り直し&親指の新造が必要になりそうですねぇ。大河原氏が描く「グッ」と握りこんだ力強い握り拳にしたいものです。今はとりあえず接着剤の乾燥待ちですが…。


 右側の銃を握る手も左握り拳と同様に手の甲が長くなるよう延長しました。しかし、この作業によって、銃持ち手パーツの裏側に塗装→銃を手のパーツに挟み込んでから銃持ち手を接着→接着剤が乾いてから合わせ目処理→手を塗装、という段取りを踏まなければならなくなりました。面倒くさい…(汗)。
 銃は後半部を塗装してグリップを銃持ち手に持たせてから、後で銃身部を塗装することにしました。


 シールドの白ストライプはアトムハウスペイント「水性 工作用カラー」の「下塗りホワイト」を消毒用アルコールで薄めたもので3回下塗りしてから、アサヒペン「カラーパレットマーカー」の「マットホワイト」で上塗りしました。どちらの塗料も強く引っかくと塗膜がはがれるのを利用して、はみ出した塗料は爪楊枝でこすり落としました。



 前回の記事への有希さんからのコメントを読んで「う~ん、やっぱりレンズが大き過ぎたかも…(汗)」と思ったので、やや小さめのレンズも作ってみました。直径5ミリの「Hアイズ」を直径6ミリの「丸ノズル」にはめ込んだものです(写真右端)。
 
 小さい円は直径が1ミリ変わっただけでもかなり大きさの印象が変わります。目が小さくなったことで、やや落ち着いた表情になったとは思いますが、これはこれで設定画とイメージが違うような…(汗)。どうやら直径5.5ミリぐらいのレンズがちょうど良いようです。とりあえず、その時の気分で直径6ミリと5ミリを使い分けようかなぁと思います。

 最初の頃は「20年も前のキットをマーカーによる部分塗装で仕上げるのは無謀かも…」とも思いましたが、なんとかなりそうな気がしてきました。実はこのゲバイ、長いこと中断しているジュアッグ計画のための練習台でもあるんです。でも、ジュアッグはゲバイよりも数段手ごわいんですよねぇ…。