ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGデスティニーガンダム・通常版(その1)

2007年10月31日 | SEED・DESTINY
 いよいよMGデスティニーガンダムの製作に入ります。このキット、クリスマスやお正月にはもってこいのキットだとは思いますが、それにしてはやや早めの登場です。おそらくMGユニコーンガンダムや1/60ガンダムエクシアなどとの兼ね合いでこの時期になったんでしょうねぇ。
 残念ながら、エクストリームブラストモード(EBM)は入手できませんでしたので、通常版での製作記事になります。
 今回の製作は以前製作した無印1/100デスティニーガンダムとの比較や、強度的に不安のある可動部への対策をメインにサクサク進めていこうと思います(11月は新作キットが多そうですから…)。

 それでは頭から行きます(←やっぱり…:笑)。

 頭部はこんな感じにパーツ分割されています。バルカン砲口とインテークのシャッターがモールドされたグレーのパーツ(写真左端)がある以外は、標準的な構成ですねぇ。

 
 頭部の組み立て途中です。目のクリアーパーツは例によって黒く塗りつぶし、キット付属の目のシールのグリーン部分だけを切り抜いて貼り付けました。一時期、筆者は目の部分にラピーテープを使用していましたが、最近はずっとキットのシールを使っています。切り抜く時間や手間が節約できる上に、パーツの目のモールドの形状にシールが馴染んでくれるからです。
 デスティニーガンダムは目がヘルメットのひさしにかなり隠れた感じになっているので、クリアーパーツにクリアーグリーンを塗り、裏からアルミテープを貼っても、目が「ギラッ」と光ってくれる角度がかなり限定されるのではないかと思います(アルミテープの反射面がクリアーパーツのかなり奥に来ますので)。その点、シールを使えば手軽に「ギラッ」と光ってくれます。
 そうそう、目のシールを貼る位置は、目のモールドにピッタリ合わせるのではなく、「やや下にズレてるかなぁ」ぐらいにしておいて、目のモールドの下側の面にシールを馴染ませるようにすると良いと思います(下図参照:パーツとシールを横から見た断面図です。シールの位置はやや極端に描いてあります。実際には下側の面にちょっと掛かるぐらいが良いです)。目の上半分はヘルメットのひさしで隠れてしまいますので、目の存在感を強調する必要がありますからねぇ。ちょっとでも目のシールの貼り位置が高いと、目が目立たなくなってしまうんですよ(汗)。



 マスク部分は無印1/100キットとは違い、赤いクマドリ部から下に伸びる「血の涙(?)」部分までパーツ分割による色分けが実現されています。その分、マスクのパーツは破損しやすくなっていますので、ランナーからパーツを切り取る時などは注意が必要ですねぇ。
 ヘルメット内部に付く、バルカン砲口やインテークのシャッターがモールドされたグレーのパーツは塗り分けの便利さだけでなく、ヘルメットの目の横のすき間からヘルメット裏側が見えないという点でも非常にありがたいです。EBM版ではこのパーツがメッキだそうですが、メッキの厚みの分だけはめ込みが固くなっているでしょうねぇ。

 
 ヘルメットは前後分割ですが、分割ラインが非常に凝ったモノになっています。顔面の取り付けが後ハメしにくい状態になっているような気がしますので後ハメはやめておいて、このパーツ分割ラインをディテールとして解釈した方が楽なのではと思います。筆者は側頭部の分割ラインをスジ彫り処理して、合わせ目処理の時間と手間を節約しました。

 
 アンテナは先端が斜めにカットされていて、充分にシャープだと思います。アンテナ基部にはレーザー加工技術の賜物である細かい文字の彫刻がありますが、筆者のデジカメでは写りません…(泣)。


 頭部完成状態です。実に男前ですねぇ♪

 以前作った無印1/100改との比較(写真右側がMGです)。



 左側の無印1/100は、あちこち削って小型化したモノ(どこを削ったかは以前の記事を参考にしてください)ですが、MGはさらに小顔です。ヘルメットは高さが低くなり、前後に長くなっています。トサカの形なんか、もはや別物です(笑)。ヘルメットの外形はより精悍なイメージにまとまられていて、とてもカッコ良いですねぇ!