ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

CAUL ホンダ・ストリーム(その2)

2007年10月09日 | 臨時ニュース・その他
 筆者はクルマ好きです。クルマ好きの中でも少数派だとは思いますが、性能うんぬんよりも、クルマのデザインというかスタイリングを見るのが好きなんです。ですから実車を所有するのが困難な高性能スポーツカーでも、縮尺模型があれば充分です。
 ただ、最近は個人的に「欲しいっ!」と思う車種がプラモ化されないことが多いですし、ノンシンナー環境下ではボディーの塗装もままならない状況(やっぱりラッカー塗料でないと塗装面の研ぎ出しも難しいですし…)ですので、もう長いことクルマのプラモからは遠ざかっています。
 ダイキャスト製完成品のミニカーは意外とラインナップが豊富なのですが、出来が良いモノは値段が高いのがネックです。トイザらスで500円ワゴンセールになっていたレガシィとかサバンナRX-3は買いましたが…(もともとが3500円ぐらいなので、スゴい値引き…:汗)。
 というわけで、安価で塗装済みでなおかつ実車のスタイリング再現度が良好なCAULの今後のラインナップにはかなり期待してしまうのです。

 さて、製作の続きです。

 シール貼りの作業中です。エンブレムやサイドウインカーは、周囲にボディー色の余白(←変な表現:汗)がありますので、極力余白部分を切り落として使用します。車名やCIマーク、グレードのエンブレムは、実車メーカーのホームページの画像を見ながら位置決めしました(ただ、雰囲気重視の写真ばかりなので、あまり参考になりません。ドアハンドルがメッキなのかボディー同色なのかも判別しにくいぐらいでしたから:汗)。
 このシール、ベースになっているのは紙なのですが、案外曲面部分にも馴染んでくれます。ただ、粘着力が弱めなので、貼った後にハガレてきたり位置がズレてしまうことが多いのが難点です。ガンプラのホイルシールは優秀だなぁと思います。


 せっかくスタイリングの再現度が良いのに、ボディーのツヤがイマイチなのが惜しいので、当ブログ的には反則ギリギリですが水性ツヤありトップコートでコーティングしました。こうしてクルマのボディーを塗るのって、チョロQを改造した時以来です。何年ぶりかなぁ…。
 ただ、ここで一つ落とし穴が…。ツヤツヤにするためにトップコートが垂れる一歩手前まで吹いていると、リアコンビランプに貼ったシールが塗料を吸ってフヤケてしまい、ビロビロに伸びてしまいました。まるでギョーザの皮の端っこのようです(泣)。
 あと、ボディーを消毒用アルコールのボトルに両面テープで貼って固定していたのですが、両面テープがハガレてきてボディーを落としそうになったのであわててキャッチしたら、運転席ドアのトップコートが指にくっ付いて跡が付いてしまいました(泣)。なんとか補修しましたが…。
 トラブルはありましたが、やっぱりクルマのボディーってピカピカだとうれしいですねぇ。ふやけたシールも、トップコート乾燥後にボディーに馴染ませたらなんとか修復できました。


 トップコートが完全に乾いてから、ちょっとディテールアップしてみました。プラモの黒いランナーの削り出し&伸ばしランナーで、ルーフアンテナを作って貼りました。リアワイパーも作れば良かったのですが、すっかり忘れてました。


 完成です。ワイパーの部分に貼るシールにはツヤ消しトップコートを吹いて質感の違いを表現してみました。フォグランプはメッキシルバーで塗ってあります。ナンバープレートはビデオテープのラベルシールを切って貼りました。

 後ろから。ドアミラー鏡面には付属のシールを使用せず、ラピーテープのシルバーを貼りました。あと、マフラーが再現されていなかったので、コトブキヤの丸モールドで太めのマフラーカッターを作りました。

 ボディーの形状が分かりやすいアングルからの写真。タイヤがツルツルでホイールの径が小さい以外は実に良い感じだと思います。シャーシが他アイテムと共通なのにこの完成度は素晴らしい! でも黒に近いガンメタの塗装は写真写りの点で不利ですねぇ。オレンジ色の日産ムラーノを選んだ方が良かったかも…。

 このCAULに関しては先日、エプロンさんとのメールのやり取りの中で「車種ラインナップが好みでないから、食指が動かないんよ」といっていたのですが、結局買って製作記事は書くし、製作環境ギリギリのトップコートがけはするし、アンテナまで作るし、何やってるねん、オッサン!?
 「べ、別に好きな車種ってワケじゃないんだからねっ!」←つ、ツンデレ…(汗)。

 *先ほど、公式サイトを見てみたら、日産フェアレディZ・マツダCX-7・三菱デリカD:5がラインナップに追加されていました。し、知らんかった~!