ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

スピードグレード ウイングガンダム(その1)

2007年10月14日 | 小ネタ集
 ホビーショーが終わってホッと一息、そこで気付いたのが「最近プラモ作ってないなぁ(←たかが数日間やろ!)」ということでした。
 数日間作らなくても、カンが鈍ってしまう場合があります。とりあえずリハビリ用に、先日買っておいた「スピードグレード ウイングガンダム」を取り出して中身を見てみました。1/200スケールという小ささで塗装済みという新シリーズです。第1弾はRX-78ガンダムとテレビ版ウイングガンダムというラインナップですが、ウイングガンダムが最初に来るあたり、海外での発売を考えてのことではないかと思います。

 おおっ! 小さいのに手首はスライド金型使用か♪

 16m級MSの1/200スケールモデルだけあって、パーツは非常に小さいです。比較用に置いたデザインナイフが巨大に見えます。


 顔のパーツは本体と別工程で塗装されているのか、小さな袋に1パーツだけ入っています。やや塗装のズレが気になりますが、後で修正しようっと。発売前から予想はしていましたが、全体的に塗装の粗さが目立ちます(泣)。

 目は色が暗かったので、「Gジェネマーカーセット」の「ガンダムメタライトグリーン」で塗り直し、アゴの塗り分けの境界部分も怪しかったので修正。への字スリットも左右非対称だったのでスミ入れ用マーカーで修正しました。マスク部とクマドリにもスミ入れしましたが、ほとんど分かりませんねぇ(汗)。
 昔作った1/144スケールLM(リミテッドモデル)リーオーとサイズ比較。1/200というスケールだけでなく、設定画に比べて小顔にアレンジされているせいか、非常に小さいです。こ、このサイズ差ならリーオーでも勝てるかも…(笑)。


 テレビ版ウイングガンダムのヘルメットのひさしは二重になっています。このキットは小さいながらもちゃんと再現されていますので、スミ入れで強調しました。内側のひさしの裏は黒く塗っておくと良いですよ。

 
 ヘルメットの両サイドにある耳(?)は、裏側に安全確保用の突起が付いていますので、削り落としました。うう、左右で先端の厚みに差が出てしまいましたねぇ(汗)。モノが小さいので、ちょっとの差が目立ってしまいます。
 この耳、正確には日本の兜の「吹き返し」が元ネタです。ウイングガンダムの初期設定では「日本のガンダム」ということが決定稿よりも明確だったのですが、そのなごりなんですねぇ(前番組である「Gガンダム」のボツデザインの流用という説もあります)。
 バルカン砲口まで塗装されているのはスゴいですね!

 
 顔つきは石垣純哉氏のイラストに似た雰囲気だと思います。アンテナは裏面のフラッグを切り落として裏面を削りましたが、もうちょっと削った方が良かったですねぇ。
 
 今回、パーツの合わせ目は接着せず消さない方針ですが、丁寧に作ってやると化けそうですよ、このキット♪

 塗装の品質でかなり損をしているキットだとは思いますが、テレビ版ウイングガンダムの最新キットが組めるというのはうれしいですよ~♪