ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUCジム・ストライカー(その4)

2006年12月19日 | MSイグルー・ゲーム登場MSなど
 人間、歳を取ってくると味覚が変わってくるというか、昔は食べられなかったモノが食べられるどころか美味しく感じるようになりますねぇ。
 子供の頃なんか、サンマのハラワタ付近が苦くて食べられなかったのですが、ここ数年は「この苦味がたまらんなぁ…!」という感じになってきています。記事書きながらツバが湧いてきましたよ(笑)。
 それと同じような現象がMSの好みにも生じています。最近ではジュアッグが作りたくて仕方が無いオッサン・かめっチです。HGUCで出ないかなぁ、アッグシリーズ…(アッガイですらまだ出てないのに、そら無茶やで!)。

 さて、製作に入ります。

 肩関節付け根の可動範囲拡大のために切り欠いたボディー上面を隠すためのカバーですが、いろいろ考えた末、写真のような形になりました。何というか、変形八角形です。
 ボディーカラーと合わせるため、ランナーの板、もとい「タグ」(ミッチーさんのコメントにより、この板を「タグ」と呼ぶことが判明したので、これからはそう呼びます)を使用しました。
 いかにも「板を貼っています!」という感じにならないように、キットのパーツになじませるべく、ヤスリや耐水ペーパーで表面を整えました。特にエッジの部分は重要だと思います。


 グレーに塗って目立たないようにしたエリのパーツのはめ込み部分ですが、肩関節に接着したカバーに干渉することが分かったので、前から1/3弱を残して切り取りました。ボディーのパーツとの接合精度が高いので、このぐらいに切ってしまっても案外大丈夫です。


 肩を前後にスイングさせてみると、こんな感じです。ちょっとすき間が大きくなってしまいましたねぇ(汗)


 写真左:キットのままの可動範囲で取らせたポーズ。右:「MGストライクガンダム方式」導入後のポーズ。肩を怒らせたまま腕を前に出すことができるのは大きなメリットですねぇ。ポーズに躍動感が出ます。
 ただ、1年戦争時代のMSの場合、肩を怒らせるのはほどほどにしておいた方が良さそうですねぇ。やや「もっさり」した感じも1年戦争MSの持ち味ですからね。「シャキーン!」としたポーズは平成ガンダム、特にSEEDのMSが似合うと思います。

 前腕はジム改系と違い、手首付近というか袖口の部分が腕に対して垂直になっています(普通のガンダム腕と同様です)。斜めになっているジム改系よりもポーズが付けやすくて良いですねぇ。
 その袖口ですが、パワード・ジムの時には開口部を加工して「プラモ丸出し感」を減らしてみましたが、今回はそのままにしておきました。ジムストの場合は、キットのままの丸い開口部の方がゴツい感じで良さそうなので…。
 前腕はリモネン系接着剤で接着して、とりあえず乾燥待ちです。

 このキットには、パワード・ジムには付属していなかった左の「穴開きゲンコツ」が付属しています。やっぱりゲンコツは両手ともどのキットにも標準で付けてほしいんですけどねぇ、バンダイさん…。
 例によって武器保持用の「ユルく握った手」なので、ザクスナの時のように「深く握りこんだ拳」にしたかったのですが、メインの武器であるヤリが使えなくなるので、やめました(汗)。


 太ももはパワード・ジムとまったく同じです。メカの露出部分は、ガンダムマーカー「ファントムグレー」で塗りました。
 エリのはめ込み部を塗った時にはインクが分離していて、「このまま引退か!?」とあせったのですが(笑)、10分ほどマーカーを振り続けたらインクの出具合が復調しました。
 ガンダムマーカーは、一度分離すると復活することはないと思っていましたが、あきらめずに振り続けるとよみがえる場合があるんですねぇ。筆者の初代「メッキシルバー」は、使用上の注意に書いてある通りに振りまくってティッシュでインクを吸ってもいまだに復活していませんが…。
 「ファントムグレー」の場合、あきらめられない理由があります。使用頻度の高そうな色(しかも高性能)なのに、バラ売りが無いんですねぇ。1色だけのために6色入りのセットを買うのはツライですから…。GSIクレオスさん、どうにかなりませんでしょうか?