ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUCジム・ストライカー(その2)

2006年12月16日 | MSイグルー・ゲーム登場MSなど
 昨日の記事のラストにチラッと書いた塗料を探しに、近所のホームセンターに行ったのですが、新製品のためか売ってませんでした…(汗)。他のホームセンターに行ってみると、他のメーカーの塗料しか置いてません(汗)。さらに他の…(以下、省略)。4軒目でようやく目当ての塗料を入手しました! 近日中に実験の結果をお送りできると思います。

 今回はHGUCジム・ストライカー(ジムスト)最大の難関と思われる顔面の塗装をやってみました。では、さっそく行きます。

 キットのパーツの、塗装する部分に塗料が乗りやすくするために、前もって耐水ペーパーの1000番でパーツ表面を荒らしておきます。この時に削ったプラ粉がパーツの隅に溜まってしまいますが、この上から塗装すると仕上がり最悪の結果になりますので、パーツをキレイに掃除しておきましょう。

 カラーパレットマーカーの「ミスティーグリーン」のインクを塗料皿(筆者はマスキングテープで代用することが多いですが…:汗)に少量(1円玉の半分くらい)出して、筆で塗っていきました。

 はみ出すのを気にせず、必要な部分をキレイに塗ることを心掛けて塗ります。はみ出した所は、ツマヨウジでこすれば修正できますからねぇ。
 塗り重ねる場合は、前に塗った部分が完全に乾いてから塗りましょう。急いで塗ると、前に塗った塗料がベロッとハゲてしまいます(やってしまいました…:汗)。

 3度塗りでしっかり色が乗りました。上の写真は3度塗りの後、はみ出た部分をツマヨウジとデザインナイフでこすり落として修正した状態です。
 塗装面が乾く前にホコリが付いてしまった場合は、完全に乾いた後にデザインナイフの刃先でホコリを取り去ります。その跡を2000番ぐらいの耐水ペーパーで軽くなでてやればほとんど分からなくなります。
 それでもダメならペーパーで塗装面をならしてから再塗装する必要がありますが…。

 頭頂部に近い部分は、薄いグリーンの成型色と塗装した色がモロに隣り合うようになります。「ミスティーグリーン」は、キットの成型色と近い色ですが、微妙に違うので、「色合わせ」をします。
 キットの薄いグリーンの成型色は、ほんの少しグレーが入っているように感じたので、「ミスティーグリーン」のインクに「スチールグレー」を少量混ぜてみました。配合の具合はアバウトですが、けっこうイケました(汗)。完全に乾いた状態のインクの色と成型色の色をよく見比べて合わせると良いです。
 ミスティーグリーンを1円玉1/4ぐらいに対し、スチールグレー直径1.5ミリぐらい(インクの滴の大きさです)だったかと思います。

 いくら色を似せても、どうしても色ツヤに差が出てしまうので、後頭部パーツの、顔のパーツの塗装部と接する面だけを一緒に塗ってしまいました(下の写真の赤い斜線の部分です)。

 この部分も、はみ出た塗料はツマヨウジでこすり落としました。

 キレイに塗ったつもりでも、無塗装のプラスチック表面とカラーパレット塗装面ではやっぱり差が出てしまいます。アラが見えてしまうんです(困)。
 そういう時には、できるだけその部分に目が行かないようにするのが良いと思います。

 名付けて「目ヂカラ、強っ!」作戦です。カメラアイ内部パーツ(D17)をガンダムマーカー「メッキシルバー」で塗って目ヂカラを強化して、目に視線が行くようにするんです。
 目のキレイな人って、鼻毛がちょっと出ていてもあまり気になりませんよねぇ(←それは違うか…:笑)。

 トサカのメインカメラはキットのシールを貼り、こめかみ辺りの赤い部分(バルカン砲のフタ?)はカラーパレットの「ルビーレッド」を塗っています。



 頭部の塗装が完了しました。やってみると案外気楽に作業できました。
 「小僧、お前の腕前で勝てたのではないぞ! そのマーカーの性能のおかげで勝てたのだ!!byランバ・ラル」いや、まったくその通りでした(笑)。

 ところで、前回可動範囲の確認の時にパワード・ジムのパーツを取り付けてみましたが、ノーマルジム改ヘッドでもカッコイイなぁと思いました。その場合は、上腕や太もも、手足の甲のパーツもパワード・ジムのモノに交換して色をそろえてみても良いかもしれませんねぇ。

 エプロンさんが、「アクリルガッシュ」(水性アクリル不透明絵の具)での塗装実験をやっています(アクリルガッシュの強力な隠ぺい力を利用した下塗り塗装)。アクリルガッシュはノンシンナー製作環境の方、ミリタリー系塗装に興味のある方には心強い味方になると思います。ぜひ見に行ってくださいね!
 それではまた…。