ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

MGストライクフリーダムガンダム フルバーストモード(その6)

2006年12月30日 | SEED・DESTINY
 最近はあまり使われることが少なくなってきている言葉ですが、美味しい食べ物を食べた時に「ほっぺたが落ちそう」と言いますよねぇ。味覚が関係しているのだから、「舌」が使われる言葉なら分かりやすいのですが、なぜ「ほっぺた」なのか?
 口の中のほっぺたの裏側(内側?)を舌で探ってみると、ちょうど真ん中あたりに穴が開いているのが分かります。どうやらこの穴からツバ(唾液)が出てくるようなのです。
 空きっ腹の状態で味の濃い~食べ物とか好きな食べ物を食べると、舌から伝わってきた刺激に対し、脳が「美味い!!」と判断し、消化を促すために唾液を分泌させるのでしょうけど、いつもより多くの量を一気に出すためか、この穴を中心にほっぺたの内側が痛くなるようです。実際、かなり痛いです。
 どうも「ほっぺたが落ちそう」という言葉は、この「ほっぺた裏側の痛さ」のことを言っているのかもしれませんねぇ。

 さて、製作に入ります。

 スネと足首と足首アーマーをつなぐ関節部はメッキパーツの貼り合わせになっています。ポリキャップを含め3パーツの構成で、足首の正面に来るセンサーらしき丸いパーツの真ん中に合わせ目が来るようになっています。
 MGの初期アイテムであるガンダムGP-01でも別パーツになっていた部分ですが(HGUCのGP-01も)、MGストライクガンダムからの伝統のためか、残念ながら関節部と一体成型です。MGなのに…。
 ブーブー言いながらセンサーの部分のみ合わせ目を消すために接着するのですが、パーツの接着面にはアンダーゲートのゲート跡・押し出しピンの跡・メッキという3重の障害があります。これらをキレイに処理しておかないと接着してもすき間が開いたりすぐに外れてしまったりします。
 接着面にメッキがかかっていると、プラスチックを溶かすタイプの接着剤は使用不能になりますし、瞬間接着剤での接着も効果が低くなります(メッキがはがれることによってパーツが外れてしまうという場合が考えられます)。
 接着面をデザインナイフと耐水ペーパーでならし、メッキを完全に落としてからパーツを瞬間接着剤で接着しました(このパーツはABS樹脂製のため、リモネン接着剤は使用できませんので)。
 接着剤が乾いたら耐水ペーパーで合わせ目を消し、「ガンダムゴールド」を塗りました。


 足首アーマーは巧みなパーツ分割により、合わせ目が正面に来ないようになっています。しかもボールジョイントによる接続で、足首周りがタイトなデザインでも可動範囲を確保できるように工夫されています。アーマー裏側にもちゃんとモールドがありますよ! 
 アーマー裏側をゴールドで塗ろうと思いましたが、とりあえず保留にしておきました。


 足首関節と接続するとグリグリ動きます。良い可動方式ですねぇ! 
 足首関節上下のボールは合わせ目の部分がシャープに尖っていてスネや足首側のポリキャップを破損してしまう恐れがあります。デザインナイフのカンナ掛けや耐水ペーパーでボールがなめらかになるように処理し、「ガンダムゴールド」を筆塗りしておきました。


 太もものフレームですが、股関節はボールジョイントではなく2軸式の可動方式になっています。背中の装備品が重いためでしょうか? 脚を左右に開く方向に動く関節はポリレスABS関節で非常に固いので、動かす際には注意が必要です。
 太もものフレームには、MGストライクガンダムに採用されている、ヒザ関節の動きに連動して太もも前面の装甲がスライドする機構が組み込まれています。あと、スネ側にはMGフリーダムガンダムのヒザアーマー連動スライド機構も盛り込まれています。これによってMGストフリは、その名前の通り、「ストライク」「フリーダム」両方の機構をあわせ持つ脚部フレームになっています。実に豪華です。


 なぜかスネフレームの組み立てに入るのは気が乗らなかったので、足首に移ることにしました。
 このキット、つま先のパーツが左右共通ではありません。デザイン上は左右共通のようですが、スタイリングのまとまりを重視したためか、つま先の内側と外側ではラインが違うようになっています。「MG Gガンダム」でボツになったアイデア(ビークラフトによるGガンダムのキット開発用画稿では人間の足のように土踏まずがあるデザインになっていました)がようやく形になったんですねぇ。


 足裏のパーツにも「ガンダムゴールド」をまぶしておきました。


 足裏のゴールドの乾燥待ちの間に、スネなどのパーツ類をランナーから切り離しておきました。筆者は、左右共通だったり容易に左右の区別が付くパーツは一気に切り離してしまう場合が多いです。この後、ゲート処理もまとめてやってしまえば作業時間が短縮できます。ときどきパーツの区別がつかなくなってしまうので、あまりオススメできませんけどねぇ…(汗)。
 切り離したパーツは、ランナーを包装しているビニール袋に入れておきました。


 ヒザアーマーの裏側のフレーム(H5)は、ランナーの太い部分がパーツのすぐ近くに来ています。薄刃ニッパー以外では切りにくいので、ここを参考にして注意深く切ってくださいね。

 明日はいよいよ大晦日…(汗)。寒くなってきましたなぁ。