ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

HGUCパワード・ジム(その2)

2006年08月23日 | 0080・0083・08MS小隊
 今回はここから…

 キットの左手首は平手しか付いていません。この平手、バズーカを保持するポーズのために思いっきり親指が立っています。「あんたはイグアノドン(恐竜の)か!」とツッコミを入れたくなるぐらい…そこで親指の第2関節の内側を少しけずって少し曲げて接着してみました。

 ちょっとはマシになったかな? この角度でもギリギリですがバズーカの保持ポーズが可能です。

 頭部アンテナとビームサーベルの放電索(?)は太くてたくましいので、ヤスリやナイフ、耐水ペーパーでけずり込みました。細いアンテナといえば、昔からの伝統芸「伸ばしランナー」というのがありますが、火を使うので小・中学生にはオススメできませんので… あと、「シンチュウ線」に交換という手もありますが、コストがかかる(シンチュウ線+ピンバイス:極細のドリル+メタルプライマー:金属に塗装する時の下塗り塗料=数百円~千数百円)し、根元から先まで同じ太さのままという弱点もありますので、やめときました。
使用前

使用後

 「最初から細かったらいいのに…」とは思いますが、HGUCキットの対象年齢は8歳以上、バンダイは模型メーカーというより玩具メーカーですので、どうしても安全基準を守らないといけません。小さい子がさわってケガをするようなモノは作れないんです(対象年齢の高いキットは別ですが)。ちなみに海外では安全基準がもっとキビシイためか、輸出用MGキットのアンテナ等は日本国内用よりも太いようです。ひょっとしたらケガよりも破損するのを防ぐためかも…

 次に腕の手首付け根部分です。ここは四角い腕の先端にいきなりポリキャップの丸が顔をのぞかせていて、安っぽく見えるので加工してみました。
 まず、腕のパーツですが、作業するにはポリキャップを入れない状態で行い、一度分解してポリキャップを入れ、再び組み立てる必要があります。分解しやすいように、腕パーツのはめ込みピンを短く切っておきました。
 
 右が切る前、左が切ったもの。3本あるピンのうち、腕の外側(シールドが付く側)の2本を1ミリぐらいの長さになるよう、ニッパーで切ります。
 次に、ポリキャップがはまる丸い穴を四角い穴になるようにナイフで削っていきます。

 右がけずる前、左が削ったものです。ナイフの刃を動かしにくい場所ですので、ケガをしないように気をつけて!

 小さくて見づらいですが、ナイフの刃の動かす方向とか順番を表した図です。少しずつ切れ目を3本ほど入れて、別の方向から切れ目を入れた部分を切り落とす感じでしょうか。たまねぎのみじん切りみたいな感じ(←よけい分かりにくいか?)です。

 ナイフで削った後、プラ板に耐水ペーパーを両面テープで貼ったものを使って切り口をきれいにならしていきましょう。
 ポリキャップは丸見えになりましたが、見た目は良くなったと思います。

 今回の作業はナイフやヤスリをよく使いました。くれぐれも自分の指やパーツの大事な部分を傷つけないように注意してくださいね。


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