おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

何したら痩せる?

2013-08-22 23:30:51 | 我思う、故に書くなりよ。
最近、会う人に必ず言われるのが「痩せたねぇ…」って事と、もうひとつが「何したら痩せるの?」って事。

まぁ、単純に言えば…消費するカロリーよりも多くのカロリーを摂取しているから…ってのが『デブ』だったり『肥満』って事の原因なので…

「デブや肥満がそんなもん喰ってんじゃねぇぞ…」

って事に尽きると思う。…私自身がそうだったので、そうしなくなっただけでかなり痩せて来た。

ところが、そうしようと考えて『ダイエット』を始めたのではなく、血液の質を良くする為に、血液がこれ以上悪くなる様な食事をやめよう…って事をしているつもりなので、ダイエットをしている感覚が全く無い。

んでまぁ…なんとなく体重を量ろうかと考えたのは「少し痩せたかな…」と言う自覚があったからで…本当はもっと早い時期に痩せてくるもんだとばかり思っていた。都合、10日間入院しており、その間の食事ってのがまぁ味気無い事極まりなく…驚いたのと、圧倒されてしまったのとで…

「…こりゃ痩せるぞ…」

と、思うものだったから…。

ところが…結局、入院中にはほとんど痩せるなんて事はなく、体重は減ってはいたが、喰っちまえば元に戻りそうな感じしか減ってもいなかったのである…。

…退院後も、血液を良くしようと…あれこれ教わった事を守り、血液に悪そうな食事は諦めて…リハビリを兼ねての運動…と言っても、ほとんど歩いているだけなんだが、これを欠かさずにいたら…じわじわと体重が落ちて来たのである…。

体重を落とさねば…って気にかけた事は無く、是が非でも落とせ…って話も無かったし、まぁ、一応、BMI値って指標があって、これで言うところの標準体重になれば、成人病の予防と再発の阻止が見込めるよ…って話くらいで、そんな数字には程遠い体重だった事を覚えてもいる…。

てなワケで…いわゆる『ダイエット』って事とは違うと考えているが…体重が落ちる、体脂肪率が下がる…って事においてはそれと同じか、似ているんではなかろうかと…。ちょっとでも参考になれば良いが…。

そろそろ入院から2ヶ月を迎えるが…入院時と比べてマイナス12kgだから…ダイエットとしたらかなりの数値を減らしている事になる…。落ち始めた時期を考えたら…かなりハイペースとも言われている…。

ひょっとしたら別の病気で…って恐れもあったりなかったりだが…最近の血液検査はとてもすげぇので、そうした事も調べれば簡単に判ってしまい、そうした恐れが無い…って事も判っている。だいたい、2ヶ月くらいはどんな食生活していたのかも察しが付いてしまうとの事なので、医者が見てなきゃ何食ってもワカンネェだろう…って誤魔化しもうまくは出来ないものなのである…。

単純に、体に余った脂肪を落として…って事なら、それほど難しい事はないんじゃなかろうかと、考えている。
ダイエットなど考えた事も無いので、極論だし、そりゃ暴論にもなるが…

「必要以上に食ってりゃ、余るに決まってるし、それ以上なら余計に余るに決まってんじゃねーか…」

って事だ。ダイエットしてるのに、脂肪が減らない、体重が減らない…ってのはカロリーの追加補給が行われているのであって、1日に必要とされるカロリーを把握してないか、無視してそれ以上に食ってる…って事なんだろう。

つまるところ…体に摂り入れて、脂肪になる様な脂質とか糖質、脂そのもの…ってのを、摂取し続けているから減るワケがないんである…。

要するに、食わなきゃいいのに、食ってるから…。

よく『バランスのいい食事が…』とか言うヤツもいるが…そこに既に余計になるようなモノが含まれていれば、体に入って余剰なモノになって蓄積されるだけなのである…。つまるところ、既にバランスを崩しに崩して、デブだの肥満だの…って事になっている人間は、バランスの良い食事なんか摂っちゃダメなんである…。

余剰と判っているモノを省いた上で食事としなければ、何も変わらない。変わらないだけならまだしも、さらなる余剰なモノとして蓄積されていく…。そうした意味では『バランスの悪い食事』を摂って、減らすものは減らさないとダメなんである…。

食事だけでなく、運動も…って事はダイエットでもするだろうが…そうそうカロリーを消費出来る運動ってのもあまりない。まぁ、しないよりはマシだが、したところで消費されるカロリーはマジで微々たるモノでしかない…。

…ところが…ところがである…。

意味があるのか無いのか判らん程度の運動でも、続ける事で、体に潜んでいる『代謝』のスイッチが入るのであるのよ…。

私の場合は、だいたい1ヶ月くらいスイッチが入るのに時間が掛かった。急にじわじわと体重が減り始めたので、理学療法士に相談すると…

「お。ちゃんと運動続けてましたね? 代謝のスイッチが入ったんですよ…」

と、喜ばれた。運動する事で、デタラメに近かった代謝がまともな活躍をする様になり、体内でキチンと消費するって働きが始まったのだと言う。

そう言えば…汗をかくようになった。運動でもかくが、食事で辛いものを食べても、汗ひとつかかなかったのに、額から汗がダラダラ…になったのである…。これも代謝の活性度が上がった、もしくは正常な活動になった…と言う目安なのだそうな…。

んじゃ、食べてないかと言えば…全然食べている。毎食、しっかりと食べているので、満足度は大きい。食べるモノをかなり選んでいるので、ベジタリアンにでもなったのかな食生活になっているが、時折、肉も食べるし、揚げ物も食べているが、その頻度はかなり少なくなっていて、これは、そうしないと血液がちっとも良くならないからなんである…。

なんせ、糖尿の気…と言われてるし、高血圧だの脂質異常(昔の高脂血症)だの、血糖値が…なんて言われているので、その辺を改善しないとダメなので…あれこれ考えて食べる様になったら、ほとんど野菜ばっか…になったワケで…。数値的にはどれもそれほどひでぇ状態じゃないんだけれどね…これ以上悪くならない様に努力しないとダメなんであるのよ…。

最近じゃ、魚は脂を含んでいても、普通に食べてもいい…って話になったので、安い缶詰を食べる様にしている。
肉は食べたいが…あれこれ考えてダメなら「豆腐」を1丁とかね…そうした置き換えも進めているので、野菜ばかり食べて…って事でもないんだけれど…主食は相変わらず「キャベツの千切り」だなぁ…。

どうせ千切りなら…『ザワークラウト』なんか良さそうじゃねぇかと思ったんだが…アレは塩を結構入れちゃうんだよなぁ…。塩の代わりに酢でもブチ込んで、醗酵したら別物になっちまうのかなぁ…試してみよう…。

そう言えば…味覚も変わったな…オレ。

辛味に対して、普通になった。辛いの大好きで、一味なら大量に入れても平気だったんだが…平気では無くなり、普通に辛く感じる様になったねぇ…。大量に入れなくてもちゃんと辛いから、節約にはなってるけど…嫌いになったワケではないからねぇ…。

とまぁ…何で痩せたの? どうして痩せられたの? と聞かれたら…必要以上に食べなくなった…ってのが答えとしては正解なんじゃなかろうか…。

ただ、その効果が現れるのに、私の場合はほぼ1ヶ月掛かり、その間の体重の変化は微々たるものだったという事は事実。代謝のしっかりした人なら、もっと早いだろうし、悪い人ならまだまだ掛かるものではないかと思う。

恐ろしいのは…その先だ…。

標準とされる体重になり、血液の質も良くなった時点で今度は『バランスの良い食事』ってのを摂って、その状態をキープしていかなくてはならなくなる…。それが出来なければ…元に戻るか、別の意味で健康を害してしまう。

そこに至るまでは…まだまだ先だけれど、そうした『バランスの良い食事』ってのが今以上に難しいのではと考えている…。それこそ、管理栄養士さんにお世話にならないと…。

「オマエら、体に余分なものがたくさん余ってんだから食うなよ…」

って、言われてる方がまだ楽な気がする…。食わなきゃいいだけだから。ま、そうなって初めて再スタートって事なんだけれど…違った方向に難しいなぁ…。

そんなワケでね…デブだの肥満だのの人生の道のりは、かなり、いろいろと厳しいのである…。



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