おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

Zippoハンディウォーマー 2ndGIG #3

2005-11-02 15:22:54 | お主もハクキンよのぉ…。
母がドラッグストアに買い物に行くって言うので、あるんだかないんだか知らないけれどカイロ用ベンヂンを2本ほど頼んでみた。

どうやら2本が最後の在庫だったらしく「また入れておきます」と店員に言われたそうで、とりあえず新品の燃料が調達できた。値段も昨年と変わらない。原油高で少々気にはしていたのだが、ガソリンとは違うみたいだねぇ。

昨年の残り…を久々に使って、無事に暖まる事は確認できたのだけれど、なんだかちょいと様子が違う事は前回書いた。程よい熱さにはなるものの、「暴走」気味の熱さが無かったのである。

これも使い方に違いが出て来るので、一概に「暴走気味」とは行かないが、昨シーズンあったものが無いのはちょっと怪しい…。

で、さっそく空のスポーツに規定の満量を注入し、点火~っ!

さすがに午後にもなると20度近くの気温があるが、朝なんか10度少ししかなくて寒々としていただけに、この「ぬくぬく…」はたまらないなぁ…。オマケに、しっかりと「熱い」。前回の熱さとはやはり違い、燃料が古くなっていた事が原因だった様だ。

古くなる…とは言っても、傷むモノ何だかしらんが、単に揮発して量が減るだけなんじゃないかと思うのだが、こうも熱さが違うとそれ以外に何かありそうな気がする。

Zippoのオイルも入手したいところだけれど、近隣のホームセンターやらディスカウントショップでは小さな缶しか置いておらず、鳩宝印ベンヂンと比べてかなり割高になってしまう。大きな缶でディスカウントしてくれたら良いのだけれど、昨今の世情を考えると需要も少ないのかなぁ。

てなワケで「イヒヒ…」。暫くはイヒヒ…が堪能できるだけの燃料が調達出来たので昨シーズンほど細かい事は気にしない方向で使って行こうかと思っている。とは言え、新たな情報も気にはなっていたりもするので、あれやこれや調べてはいるのだけれど、物欲マインドを満たすほどのモノは無いかな…って感じ。普通に買える現行品が「必要にして十分」な出来だとも言えるからだと思う。特に、今年から仕様変更となった「3R」の出来は普遍じゃなかろうか。若干、寒冷地仕様になったとは言え、本体に変更は無いみたいだし、大きさ、厚み、暖かさのバランスは絶妙だろう。

Zippo版にしても大きな変更は無いみたいだから、これに準ずる…ってモノじゃないかな。本家のカイロよりも入手する機会は楽にあるんじゃないかと思える程に、流れている。願わくばもう少しリーズナブルな値段でお目に掛かりたい気はするけれど、ディスカウント・ストアで見ても、そうは思えない値段なのが残念…。

より小型のモデルが新規に発売されているとの情報もある。ハクキンのサイトには「こはる」以外に小さなモデルは出ていないので、別のものらしいけれど、詳しくは不明。だが、そうしたバリエーションが出ると言う状況も燃料充填式カイロにとっては良い事だと思う。それくらいで本家が食われる事も無いだろうし、本家は本家で王道を往くって感じだし、そうだから残ってこれた…とも言えるんじゃないだろうか。

においと言うクセはあるんだけれど、気にならない人ならば使ってみて欲しいのが「燃料充填式カイロ」。「使い捨て無いカイロ」ってのもなかなか良いモノだと思う。においが出ずに、どこにでも貼ることが出来て、薄くて軽くて暖かいんだけれど「使い捨て…」と言うのをやめて、2度目の冬。イヤだけれど、寒さが恋しかったりしちゃうのであるのよ…。





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勾玉マニア。

2005-11-02 12:33:23 | 我思う、故に書くなりよ。
あまり公言はしておらぬが、余は「勾玉マニア」である。

いつからそうなったのかは覚えておらぬが、出土品として展示されている「勾玉」の造形美に心を惹かれて以来だから、かれこれ30年も前からと言う事になろうか…。

何が良いのか? 判らない所が多々あったりもするので、潜在的に「勾玉マニア」ではあり続けたものの、その良さと魅力を大いに語ったり、コレクションに勤しむ事は無かった。なんせ、何に使う物なのか定かじゃ無いし、太古の昔にはセレブの必須アイテムではあったかと思われるが、今時このデザインが流行る事もあまり無いだろうしねぇ。

かと言って単なる装飾品としては思えないほどに珍重される「勾玉」もあったりする。

「やさかにのまがたま」と呼ばれる勾玉があり、この世に1つしかない。
天皇家が代々天皇の継承の証として大事にしている勾玉がそれ。いわゆる「三種の神器」の1つで「八尺瓊勾玉」と書く。人目に触れるコト無く受け継がれて行くものだから、どんなものか見た人もあまりおらず、正しい事はナイショ…なんである。

八尺…となると、かなり大きいね。1尺が30cmくらいだから…素材を考えるとントンの重さに…。まぁ、実際の大きさは人が普通に持てる程度なので、大きくても30cm位だと言われている。「瓊」ってのは「赤」を意味する言葉なので、ここから素材が想像できる。赤いメノウ…らしい。ところが、素材に関してはヒスイと言う話もあって、これだと「緑」になってしまうから、どーなんだか?

そもそもの由来は詳しく判っていないが、アマテラスオオミカミが岩戸に隠れちゃった時に、出て来てもらおうと、岩戸の外にいた別の神様が創ってお供えしたものらしい。結局は裸踊り見たさに出て来ちゃった神様だから…

「ついでに頂いておきましょう…おほほ…」

な感じだったんじゃなかろうか。いずれにせよ、なんで「勾玉」なんだかは定かじゃないんだな。普通に「玉」だったら、そのまま「玉」だったんじゃないだろうか。

その独特の形状から、腎臓…だの、胎児…だの言われているが、普通に考えると漫画に出て来る「霊魂」なデザインなので、そうした所に由来したモノだとは判るだろう。これが装飾品のパーツとして用いられて、主に高貴な身分の方々の首元を飾っていたらしい事は出土品からも明らかではあるが、意味合いは謎のままである。

そうした謎めいた部分が多いのだけれど、キュートな感じもあったりして、惹かれちゃったのかな…俺…。そう言う「魅力」はあると思うが、「何それ…」で終わるモノでもあるだろうし…。ちょっと複雑ではあるな…。

写真の勾玉は知人から頂いたモノ。「タイガーアイ」と言う石で作られていて、まぁ「パワーストーン」って意味合いのものだ。「財運」が増す…と言う意味があるそうで、別に頂いた同じ石の「数珠球」と一緒にケータイのストラップにしてある。

パワーストーン自体になんらか興味があったワケでは、特に無いのだが、この勾玉の形が実に私の物欲マインドにヒットしており、大事にしてはいる。ちょいと調べてみると、勾玉パワーストーンは世にゴロゴロ…してはいるが、私から言わせると「ダメじゃん…」な造形が実に多い。だからと言って「正しい形」はどこにも無いので、おおよそ「勾玉」らしい形であれば、それは「勾玉」なんであるが、やはり出土品に類するくらいのボリュームと形状は保って頂きたい所存ではある…。その出土品でさえも、時代とか産地とかに因って、微妙に形状は変化してたりもするから、やはり「だいたいこんな感じで…」ってのはアリなのだけれど、おじたん。的勾玉マニア道からすれば、写真のモノがベストに近いと考えている。

出土品だと、素材はヒスイが多いのかな? ガラスや土器みたいなのもあると聞くので、形に込められた意味の方が重要だったのかもしれないねぇ。普通に落ちてる石を磨いたり、削ったりして作っても良さそうなんだけれど、そうでも無いフシが見受けられたりもする。ヒスイなんか国内じゃ産出する所は糸魚川流域くらいに限られているし、太古の昔の流通を考えたら結構大変なコトなんだよねぇ。西方から渡来したものもあるらしいが、中国や朝鮮半島がせいぜいで、そこから西ではこのデザインはトレンドにもなっていないらしく、出て来ないと聞く。

そうした「謎」をもこの形に込められていると考えれば、普通に「玉」より面白いかなぁと思ったりする。機会があれば、色々と調べて行きたいモノの1つだな…。



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