・・・私は相変わらず古代史関連の本を読んでいるが、今回の本ほど本を読んで面白くなかったことはない。(読まなければいいのですが?)
今まで読んだ本は、古代史研究家の本を読んで来たが、今回の著者は古代史ライターと言われる人である。本を書いて生計を立ててる人の本である。
・・・本の名はポプラ社の新古代史「継体天皇の謎」 著者 関裕二 である。
まえがきに「・・・・謎に満ちた継体天皇と尾張氏の正体を明らかにしたい。」と書いてありました。
内容はあっちこっちの発表論文を検証もしないで良いとこ取りで並べるだけで、単なる古代史の研究の成果の断片を紹介しているだけで、真実を知りたい読者の期待に沿ってない。なお且つ、自分の研究内容は皆無であるので内容に深みがない。松本清張のような文章力と学才もなく、 こんな本が世の中に出てよいのかと思った。
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